カラマツ由来成分を食品に加え、健康維持や加熱時の生成物抑制を目指す

カラマツ由来フラボノイドのタキシフォリンを健康食品や食品加工に活用し、認知機能を支える食品と食品の酸化・加熱生成物を抑える技術を開発する。

株式会社東北アグリサイエンスイノベーション 東北大学発 / 宮城県 仙台市青葉区 / 2018年設立
研究発の技術 タキシフォリン 機能性表示食品 食品科学 食品抗酸化 アクリルアミド低減 放射光分析
実用化の段階
研究実証販売
生活習慣力は2025年10月に試験販売を開始し、2026年1月からAmazonでも販売されている。
4製品
6提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

健康な中高年の視覚的記憶力の維持、加熱加工食品のアクリルアミド生成、油脂や油脂食品の酸化劣化、農林水産・食品素材の構造や成分の評価に取り組む。

どう動くか

タキシフォリン(ジヒドロケルセチン)は天然フラボノイドの一種。会社が紹介する食品加工技術では、加熱前または加熱中に炭水化物食品へタキシフォリンを加え、アクリルアミド生成を抑える。別の特許技術では、タキシフォリンと乳化剤を組み合わせて油脂や油脂食品の酸化安定性を高める。サプリメント「生活習慣力」は、タキシフォリンを機能性関与成分として届け出ている。

できるようになること

会社は健康寿命や生活者のQOL向上、食の安全、食品資源の有効活用を目指すと説明。食品素材の放射光分析では、構造や元素分布の評価を通じて食品・農業分野の研究開発に活用する。

技術の出自:東北大学大学院農学研究科発の食品・栄養分野の技術。放射光分析では東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター等と連携。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 健康食品・機能性表示食品
  • サプリメント原料
  • 加熱加工食品のアクリルアミド低減
  • 食用油脂・油脂含有食品の酸化安定化
  • 農林水産物・食品の放射光/X線構造・元素分析
  • 水産加工副産物のアップサイクル

優位性の主張

会社の主張
健康な中高年を対象とした試験の知見をもとに、タキシフォリンを視覚的記憶力の維持に役立つ成分として届け出たと説明している。 出典
第三者の評価
タキシフォリンと乳化剤の組み合わせにより、油脂・油脂含有食品の酸化安定性が向上し、味や外観も良好になると特許公報が記載する。 出典
第三者の評価
ラビトール®を用いた健常成人試験は、55~79歳を対象とするランダム化プラセボ対照二重盲検試験で、12週間の摂取後に視覚記憶テストの一部指標などで改善を報告した。 出典

製品・サービス

販売中
生活習慣力

タキシフォリンを機能性関与成分とする、視覚的記憶力の維持を表示するサプリメント形状の機能性表示食品。 出典

健康な中高年の消費者
販売中
ラビトール®(タキシフォリン原料)

カラマツ由来タキシフォリンを含む食品原料。会社は原料販売を事業として掲げる。 出典

食品・サプリメント関連企業
試験導入
放射光分析支援・受託分析

放射光やX線CT等を用い、食品・農林水産素材の構造や元素分布を分析・評価する。 出典

食品・農林水産分野の企業、研究機関
販売中
ロレツイ®ランプ

ホヤの加工時に発生する外皮を活用したランプ。水族館等で試験販売を開始。 出典

一般消費者、観光施設の来訪者

これまでの歩み 新しい順

2026-01
販売提携
Amazon Japan合同会社:生活習慣力の販売チャネルとしてAmazonで取扱開始。 出典
2025-06
採択
仙台市「仙台市NanoTerasuトライアルユース事業候補者選定」 出典
2024-09
規制・認証
機能性表示食品「生活習慣力」届出番号J645(届出済み。機能性表示食品制度の届出であり、国による個別の有効性審査・承認を意味しない。) 出典
2023-12
助成
公益社団法人日本農芸化学会「農芸化学中小企業産学・産官連携研究助成(放射光を用いたコメ籾組織中の元素分布の解析、2024年度)」 出典
2023-12
提携
公益社団法人日本農芸化学会:東北大学と連携するコメ籾元素分布研究が助成対象に採択。 出典
2020-10
顧客
仙台うみの杜水族館:ホヤ外皮を活用したロレツイランプの販売先。 出典

提携先・顧客

共同開発
東北大学大学院農学研究科 食品素材のX線CT評価等を共同研究し、放射光利用にも参画。 出典
共同開発
東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター 放射光測定実験に参画し、食品・農業素材の分析を進める。 出典
提携
公益社団法人日本農芸化学会 東北大学と連携するコメ籾元素分布研究が助成対象に採択。 出典
販売提携
Amazon Japan合同会社 生活習慣力の販売チャネルとしてAmazonで取扱開始。 出典
顧客
仙台うみの杜水族館 ホヤ外皮を活用したロレツイランプの販売先。 出典
顧客
松島離宮 ホヤ外皮を活用したロレツイランプの販売先。 出典

特許

2 件 出典
会社公式サイトが関連技術として紹介する特許2件をGoogle Patentsで確認。いずれも会社名義ではなく食品企業名義で、会社名・英語名の出願人検索では該当公報を確認できなかった。
主な分野加熱加工食品のアクリルアミド低減、タキシフォリンと乳化剤による食品用抗酸化
海外出願True
JP5486079B2/WO2011162250A1「加熱処理加工食品中のアクリルアミド低減方法」 山崎製パン株式会社(公報記載の原出願人) / 日本特許はGoogle Patents上で年金不納による失効表示。国際ファミリーあり。 出典
JP6761623B2「食品用抗酸化剤」 ヤマザキビスケット株式会社 / 登録済み・Google Patents上で有効表示。 出典

会社の規模

資本金500万円(2026-10-04(公式会社概要の確認日。掲載値の基準日は記載なし)時点) 出典
大学との関係教職員等ベンチャー
公式サイトtuasi.jp

大学との関係

大学との関係
東北大学 会社は東北大学農学研究科発の技術・ノウハウの実用化を掲げ、株主は農学研究科・農学部の教職員およびOBと記載。大学の認定ベンチャー称号やライセンス契約の有無は確認できず。 出典
共同研究
東北大学 大学の事業報告に、農学研究科発ベンチャーとして同社が参加した放射光利用の産学連携事業を記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:12件
法人番号:9370001043432
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