カイコを食品粉末に加工し、タンパク質などの素材を供給

カイコを品種改良・量産し、タンパク質やDNJなどを含む粉末素材「MorSilk® Powder」と食品に加工する技術。

Morus株式会社 信州大学発 / 東京都 品川区 / 2021年設立
研究発の技術 カイコ由来食品素材 機能性タンパク質 食品科学 養蚕・量産技術 バイオ素材 サステナブルフード
実用化の段階
研究実証販売
公式オンラインショップでKAIKO®食品の価格付き販売を確認し、公式発表でも一部製品の販売実績を記載。
4製品
5提携・顧客
6特許
12出資者

しくみ

解こうとしている課題

タンパク質などの持続可能な供給源を増やし、縮小する養蚕資源を食品など複数産業で活用すること。

どう動くか

桑葉で飼育したカイコを食品原料化し、養蚕・量産技術と栄養・食品科学の研究を製品設計に生かす。会社はシルクタンパク質、DNJ、ポリフェノール、キチンなどを含むと説明。抹茶粉末でカイコ粉末の脂肪臭を抑える食品組成物も特許出願している。

できるようになること

カイコ由来原料の供給・利用が広がれば、食の選択肢を増やし、国内養蚕の新たな需要や食品素材産業の創出につながることを目指す。低環境負荷も会社が訴求している。

技術の出自:信州大学繊維学部のカイコ研究・養蚕分野。信州大学発スタートアップ認定。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 食品・栄養補助食品の原料
  • プロテイン・健康食品
  • 化粧品・スキンケア
  • ヘアケア
  • 飼料・動物栄養
  • カイコの量産・養蚕技術

優位性の主張

会社の主張
MorSilk® Powderはシルクタンパク質に加え、DNJ、ポリフェノール、キチンなどを含む100%天然の高機能素材で、抹茶のような風味があると説明。 出典
会社の主張
家畜化されたカイコは量産適性があり、独自の機能性成分を複数市場に展開できるとNEDO事業紹介で説明。 出典
第三者の評価
東京都中小企業振興公社の令和5年度中小企業表彰で奨励賞。食用カイコ粉末の製造・販売や事業成長の可能性が評価理由として記載された。 出典

製品・サービス

販売中
MorSilk® Powder

カイコ由来のタンパク質・栄養成分を含む食品素材。食品、サプリメントなどへの原料供給を行う。 出典

食品・サプリメント、化粧品などのメーカー・ブランド
販売中
KAIKO® SilkMatcha

MorSilk® Powderと抹茶を組み合わせた粉末食品。オンライン販売とイベント販売を確認。 出典

健康・栄養食品を求める一般消費者
販売中
KAIKO® PROTEIN Powder MATCHA

MorSilk® Powderを使った抹茶風味のプロテイン粉末。 出典

一般消費者、運動・健康志向の消費者
販売中
KAIKO® DNJ+

カイコ由来素材を使った血糖値ケアを訴求するサプリメント。 出典

一般消費者

これまでの歩み 新しい順

2025-10
実証
NTT DOCOMO ASIA Pte. Ltd.:KAIKO製品でブロックチェーンによる産地・製造所証明を試験導入。 出典
2025-06
資金調達
シリーズA。7億円。スパークス・アセット・マネジメント株式会社、みずほキャピタル株式会社、東大創業者の会ファンド、株式会社DG Daiwa Ventures、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、信金キャピタル株式会社 出典
2024-09
共同開発
藤田医科大学:カイコ粉末の機能に関する国際出願の共同出願人。 出典
2024-06
海外出展
シンガポール:シンガポール子会社がIFW Singapore 2024に出展すると発表。 出典
2024-04
海外拠点
シンガポール:Morus SG Pte. Ltd.を設立し、ASEAN展開の拠点として販売、研究開発、人材採用を進めると発表。 出典
2024-03
海外提携
米国:米国のフードテック支援企業KitchenTownとの共同プロジェクトを開始し、米国市場向け製品開発に取り組むと発表。 出典
2023-11
受賞
東京都中小企業振興公社「令和5年度中小企業表彰 奨励賞」 出典
2023-10
助成
NEDO DTSU STS(助成)。2.17億円 出典
残りの6件を表示
2023-05
資金
PreA(第三者割当増資とデットファイナンスの合計)。2億円。ANRI株式会社、株式会社DG Daiwa Ventures、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、八十二キャピタル株式会社、信金キャピタル株式会社、株式会社グロービス 出典
2023-04
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「ディープテック・スタートアップ支援事業(STS)「カイコバイオ原料の量産・海外展開による、日本発素材産業の創出」」 出典
2022-12
助成
公益財団法人小笠原敏晶記念財団「2022年度インキュベンチャー助成」 出典
2022-08
採択
特許庁「知財アクセラレーションプログラム IPAS2022 支援先選定」 出典
2022-01
資金調達
シード。5,000万円。ANRI株式会社、株式会社サムライインキュベート 出典
2022-01
共同開発
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構:カイコ技術を活用するグリーンバイオ産業創出プロジェクトに参加。 出典

提携先・顧客

共同開発
信州大学 カイコ研究と栄養素材開発で連携。共同出願特許の出願人にも含まれる。 出典
共同開発
藤田医科大学 カイコ粉末の機能に関する国際出願の共同出願人。 出典
共同開発
イリノイ大学 カイコパウダー中の栄養素の利用効率について共同研究を開始。 出典
実証
NTT DOCOMO ASIA Pte. Ltd. KAIKO製品でブロックチェーンによる産地・製造所証明を試験導入。 出典
共同開発
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 カイコ技術を活用するグリーンバイオ産業創出プロジェクトに参加。 出典

特許

6 件 出典
Google PatentsでMorus Inc./Morus株式会社を出願人検索し、J-GLOBALおよびGビズインフォの特許情報も参照。調査範囲で確認できた公開番号6件、4技術ファミリーであり全件数ではない。
主な分野カイコ粉末を含む食品組成物・脂肪臭抑制、腸内環境・筋肉量・肥満等に関する食品用途、ミネラル補給、塩味増強
海外出願True
特許第7360226号「食品組成物、カイコパウダーの脂肪臭の抑制方法」 Morus株式会社 / 登録 出典
特開2024-169266「食品組成物、カイコパウダーの脂肪臭の抑制方法」 Morus株式会社 / 出願中 出典
WO2024/241600「食品組成物、カイコパウダーの脂肪臭の抑制方法」 Morus株式会社 / Google Patents上で失効表示 出典
WO2025/058042「腸内酪酸、筋肉量、肥満等に関する組成物・方法およびカイコ粉末の使用」 Morus株式会社 / 出願中 出典
WO2026/014555「ミネラル補給用組成物、ミネラル欠乏を予防・改善する組成物」 Morus株式会社 / 出願中 出典
WO2026/042698「塩味増強剤」 Morus株式会社 / 出願中 出典

会社の規模

従業員4名(2023年度・東京都中小企業振興公社の受賞者一覧掲載時時点) 出典
資本金1億円(2025-12時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトmorus.jp/jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-03-31—-8,696万円—6,038万円 出典
2023-03-31—-1,390万円1,750万円3,099万円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
信州大学 信州大学発ベンチャーの称号を授与された。大学の発表によれば認定日は2022年2月1日。 出典
共同研究
イリノイ大学 カイコパウダー中の栄養素の利用効率に関する共同研究を開始。 出典

出資者(公開情報で確認できた12社)

独立系VC 5銀行・金融機関系 5大学系(大学VC・大学) 1公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:27件
法人番号:8011001139793
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