犬猫の遺伝子や腸内細菌を調べ健康管理に生かす

犬猫のDNA変異や腸内細菌叢を調べ、遺伝性疾患のリスク把握や健康管理に役立てる検査技術。人・犬向けの認知症進行簡易検査キットも開発テーマとして発表されている。

株式会社VEQTA 愛媛大学・日本大学発 / 大阪府 大阪市中央区北浜 / 2014年設立
研究発の技術 動物遺伝子検査 PCR検査 犬猫 腸内細菌叢解析 ペットヘルスケア 認知症進行検査キット
実用化の段階
研究実証販売
同社公式サイトで犬猫向け遺伝子検査・腸内フローラ検査の申込と料金を公開し、販売中と確認できる。
5製品
8提携・顧客
1特許
5出資者

しくみ

解こうとしている課題

犬猫の遺伝性疾患や健康状態を把握し、繁殖時のリスク回避や日常の健康管理に役立てる。別途発表された認知症進行検査キットの開発テーマは、人や犬の認知症進行の簡易確認を目指す。

どう動くか

犬猫の口腔粘膜などから得た検体を分析し、遺伝子変異や腸内細菌叢の特徴を報告する。犬の遅発性運動失調症検査では、PLP1遺伝子を欠失した型を検出して発症リスクを判定する方法が特許化され、同社は独占実施許諾を受けた。人・犬向け認知症進行簡易検査キットは、発表資料で尿中のAD7c-NTPを測る構想が示されているが、開発・検証状況の詳細は未確認。

できるようになること

会社は、遺伝子検査により遺伝子変異を持つ子犬・子猫の誕生回避につなげ、腸内細菌叢の検査を健康づくりやフード選びに活用する方針を示している。認知症進行簡易検査キットは開発テーマ段階で、普及時の効果は確認できない。

技術の出自:愛媛大学発ベンチャー。関連領域は動物の遺伝子解析、獣医学、腸内細菌叢解析。認知症進行簡易検査キットは株式会社VEQTAとジェノプランジャパン株式会社の開発テーマとして発表。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 犬猫の遺伝性疾患リスク検査
  • 犬の緑内障遺伝子検査
  • 犬猫の親子判定・品種判別
  • 犬の腸内フローラ解析と健康管理
  • 犬猫向けサプリメント開発
  • 人・犬の認知症進行簡易検査キットの開発テーマ

優位性の主張

会社の主張
同社は、犬の緑内障原因遺伝子の一つであるSRBD1遺伝子検査を提供し、「検査できるのはVEQTAだけ」と主張している。 出典
会社の主張
犬猫の独自腸内細菌叢データを基に、腸内バランスをサポートするサプリメントを開発・販売している。 出典
第三者の評価
第三者発表によれば、麻布大学とメニコンが共同保有する犬緑内障診断特許の独占実施権を得て、同社が検査を開始した。 出典

製品・サービス

販売中
犬猫の遺伝性疾患・遺伝子検査

犬猫の検体から遺伝子変異を調べ、遺伝性疾患や親子関係などの検査結果を報告する。 出典

犬猫の飼い主、ブリーダー、動物病院
販売中
犬の腸内フローラ検査

犬の腸内細菌叢を解析し、検査結果を飼い主に報告するサービス。 出典

犬の飼い主、動物病院
販売中
Flora Sync ve3.0

犬猫向けに生菌やケストースなどを配合した、動物病院専用サプリメント。 出典

動物病院
研究段階
人間・犬の認知症進行簡易検査キット

尿検体中のAD7c-NTPを測定する簡易検査キットの開発テーマとして発表された。 出典

人および犬の認知症進行確認を想定。顧客像は未確認
販売中
犬の遅発性運動失調症遺伝子検査

トイプードル等を対象に、発症リスクに関連する遺伝子型を調べる検査。 出典

トイプードル等の飼い主、ブリーダー

これまでの歩み 新しい順

2026-08
提携
国立大学法人鹿児島大学:理化学研究所と共同保有する犬の遅発性運動失調症特許の独占実施権をVEQTAに許諾。 出典
2025-03
共同開発
ジェノプランジャパン株式会社:人・犬の認知症進行簡易検査キットの開発テーマでVEQTAとともに発表資料に記載。 出典
2021-11
助成
事業再構築補助金「事業再構築補助金 第3回公募 採択「ペット用のPCR検査サービスの構築計画」」 出典
2021-11
共同開発
株式会社リバネス:犬猫の腸内細菌叢と健康状態に関する共同研究を実施し、サプリメント開発につなげた。 出典
2020-04
資金調達
金額は非公表 出典
2019-04
資金調達
金額は非公表。いよぎんキャピタル株式会社(いよベンチャーファンド5号投資事業有限責任組合) 出典
2019-02
共同開発
株式会社サイキンソー:犬の腸内フローラ検査キット「Wankinso」の受託受付を共同で開始。 出典
2018-05
提携
株式会社メニコン:犬緑内障診断特許の独占実施権をVEQTAに許諾。犬緑内障遺伝子検査をVEQTAへ委託。 出典
残りの4件を表示
2018-02
資本提携
株式会社アニコム ホールディングス:第三者割当増資を引き受けて出資し、遺伝子検査事業の拡大や研究開発で協力方針を公表。 出典
2018-01
資金調達
金額は非公表。三菱UFJキャピタル株式会社、いよぎんキャピタル株式会社(いよベンチャーファンド5号投資事業有限責任組合)、株式会社グローカリンク、アニコム ホールディングス株式会社 出典
2017-09
受賞
リバネス「第3回アグリテックグランプリ 日本ユニシス賞」 出典
2015-04
助成
愛媛県研究開発助成事業 出典

提携先・顧客

資本提携
株式会社アニコム ホールディングス 第三者割当増資を引き受けて出資し、遺伝子検査事業の拡大や研究開発で協力方針を公表。 出典
提携
株式会社メニコン 犬緑内障診断特許の独占実施権をVEQTAに許諾。犬緑内障遺伝子検査をVEQTAへ委託。 出典
提携
麻布大学 メニコンと共同保有する犬緑内障診断特許の独占実施権をVEQTAに許諾。 出典
共同開発
株式会社リバネス 犬猫の腸内細菌叢と健康状態に関する共同研究を実施し、サプリメント開発につなげた。 出典
共同開発
株式会社サイキンソー 犬の腸内フローラ検査キット「Wankinso」の受託受付を共同で開始。 出典
提携
国立大学法人鹿児島大学 理化学研究所と共同保有する犬の遅発性運動失調症特許の独占実施権をVEQTAに許諾。 出典
提携
国立研究開発法人理化学研究所 鹿児島大学と共同保有する犬の遅発性運動失調症特許の独占実施権をVEQTAに許諾。 出典
共同開発
ジェノプランジャパン株式会社 人・犬の認知症進行簡易検査キットの開発テーマでVEQTAとともに発表資料に記載。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで株式会社VEQTAおよびVeqta Co Ltdを出願人検索して確認できた同社名義の公開出願は1件。加えて、公式発表等で確認したライセンス特許を別途記載。
主な分野犬猫の健康状態診断、動物の遺伝子検査、犬の緑内障遺伝子検査、犬の遅発性運動失調症リスク検査
共同出願人国立大学法人鹿児島大学、国立研究開発法人理化学研究所、学校法人麻布獣医学園、株式会社メニコン
海外出願True
JP2019103497A / JP2020197442A「犬又は猫の健康状態の診断方法」 株式会社VEQTA / 出願中(Google Patents表示) 出典
特許第6053681号「イヌの緑内障を診断する方法及びキット」 学校法人麻布獣医学園、株式会社メニコン / 登録・有効(Google Patents表示)。VEQTAは独占実施許諾を受けたと公表 出典
特許第7850951号「イヌの遅発性運動失調症の発症リスクの診断方法」 国立大学法人鹿児島大学、国立研究開発法人理化学研究所 / 登録(2026-04)。VEQTAは独占実施許諾を受けたと公表 出典

会社の規模

従業員4名(2026-03-09時点) 出典
資本金3,000万円(2022-02時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトveqta.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2024-03-31—-1,655万円—7,688万円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
愛媛大学 会社公式サイトが愛媛大学発ベンチャーとして創業したと記載。大学のベンチャー企業一覧にも掲載。 出典
ライセンス
麻布大学 公式沿革によると、2017年9月に麻布大学と株式会社メニコンが共同保有する犬の緑内障診断特許の独占実施許諾契約を締結。 出典

出資者(公開情報で確認できた5社)

株式会社グローカリンクアニコム ホールディングス株式会社Moon Ventures株式会社*三菱UFJキャピタル株式会社いよぎんキャピタル株式会社
事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 1銀行・金融機関系 2

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:19件
法人番号:7500001018141
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