会議音声を認識・校正・要約し、機密環境での議事録作成を支援する

実会議音声に合わせて調整した音声認識AI「shirushi」と生成AIを組み合わせ、文字起こし・校正・要約を行う議事録技術。オンプレミス版は外部ネットワークから隔離して利用できる。

Nishika株式会社 筑波大学発 / 東京都 港区 / 2019年設立
技術を使った製品・サービス 音声認識 Whisperファインチューニング 生成AI 大規模言語モデル 自動校正 話者認識
実用化の段階
研究実証販売
SecureMemoは2023年に立ち上がり、SecureMemoCloudは2024年4月に正式版を公開し、宮崎大学などへの導入とBREXA Technologyによる再販が公表されている。
3製品
4提携・顧客
2特許
3出資者

しくみ

解こうとしている課題

雑音や不明瞭な発話、専門用語の多い会議では文字起こしの誤りが生じ、手作業での修正に時間がかかる。また、機密性の高い音声を外部クラウドに送れない組織では、通常のクラウド型議事録を使いにくい。

どう動くか

会社の説明では、Whisperを実際のビジネス会議音声から作った訓練データでファインチューニングし、雑音や不明瞭な発話に対応する。文字起こし後には、専門用語・社内用語の辞書情報を使い、LLMが誤認識候補を校正する。SecureMemoは音声とテキストをローカル環境内で処理・保存でき、生成AIによる要約や話者認識も備える。会社発表の認識精度96.2%は同社の主張で、比較条件の詳細は公開情報から確認できなかった。

できるようになること

会議記録の作成・修正にかかる時間を減らし、記録を検索・活用しやすくすることを目指す。オンプレミス利用により、警察・官公庁・医療機関など機密性の高い情報を扱う組織でも、音声認識や要約を業務に取り入れられるとしている。

出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 企業・官公庁の会議記録作成
  • 警察・防衛関連など機密性の高い会議の記録
  • 医療機関の会議・研修記録
  • Web会議・対面会議の文字起こしと要約
  • 専門用語・社内用語を含む会話の記録
  • オンプレミス環境での社内文書検索・AIチャット

優位性の主張

会社の主張
実際のビジネス会議音声を独自ルールで訓練データ化し、Whisperを追加学習した「shirushi」は、同社の評価で既存サービスや元のWhisperより会議音声の認識性能が高いとしている。発表上の比較条件・評価データの詳細は確認できなかった。 出典
会社の主張
音声認識結果をLLMと専門用語・社内用語辞書で校正する技術について、特許を取得したと発表している。 出典
会社の主張
オンプレミス版は外部ネットワークから遮断した環境で音声処理とテキスト保存を行えると説明している。 出典

製品・サービス

販売中
SecureMemo

独自音声認識AI、話者認識、生成AI要約を備えたオンプレミス型議事録ソフト。オフライン環境で利用可能。 出典

警察・防衛関連機関・官公庁・自治体、医療・金融機関、機密情報を扱う企業・組織
販売中
SecureMemoCloud

shirushiと生成AIを用いたクラウド型議事録サービス。文字起こし、編集、話者認識、会議録特化型要約に対応。 出典

企業・団体。チームから大企業まで。
段階不明
AIコンシェルジュ

オンプレミス環境でLLMとRAGを組み合わせ、社内情報を参照して回答するAIチャットボット。 出典

製造業・ヘルスケア業界など、社内情報を閉域環境で活用する組織

これまでの歩み 新しい順

2026-09
顧客
ソフラ株式会社:SecureMemoの導入事例として公表。 出典
2025-12
顧客
東京都:スタートアップ事業提案制度で採択され、都庁複数局への導入が決定したと発表。 出典
2025-12
販売提携
株式会社BREXA Technology:SecureMemoとSecureMemoCloudの再販契約を締結し、同社サービス内で販売開始。 出典
2025-09
顧客
国立大学法人宮崎大学:SecureMemoを導入。会議や研修記録に利用し、文字起こし作業時間を削減したと発表。 出典
2025-07
助成
GENIAC第3期 出典
2025-07
助成
経済産業省・NEDO「GENIAC第3期「競争力ある生成AI基盤モデルの開発」採択」 出典
2022-06
資金調達
金額は非公表。株式会社リヴァンプ 出典
2020-11
資金
シード。8,300万円。株式会社サイバーエージェント・キャピタル、株式会社グロービス 出典

提携先・顧客

顧客
国立大学法人宮崎大学 SecureMemoを導入。会議や研修記録に利用し、文字起こし作業時間を削減したと発表。 出典
顧客
東京都 スタートアップ事業提案制度で採択され、都庁複数局への導入が決定したと発表。 出典
販売提携
株式会社BREXA Technology SecureMemoとSecureMemoCloudの再販契約を締結し、同社サービス内で販売開始。 出典
顧客
ソフラ株式会社 SecureMemoの導入事例として公表。 出典

特許

2 件 出典
Google PatentsでNishika/Nishika株式会社名義を検索し、J-GLOBALの特許公報情報とも照合して確認できた2件。調査範囲内の件数であり、網羅性は保証しない。旧社名・同名別法人のNishika Limited名義の別技術特許は除外。
主な分野音声認識結果のLLMによる自動校正、ユーザー語彙・修正履歴を活用する文字起こし校正
特許第7654294号「音声認識結果の自動校正を行う情報処理装置およびプログラム」/特願2024-112965 Nishika株式会社 / 登録 出典
特許第7759637号「情報処理装置、文字起こしシステム、及び、コンピュータプログラム」/特願2025-099073 Nishika株式会社 / 登録(J-GLOBAL掲載の特許公報情報) 出典

会社の規模

従業員17名(2026-04-25時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金7,018万円 出典
大学との関係関連ベンチャー
公式サイトnishika.com

出資者(公開情報で確認できた3社)

事業会社(CVCを含む) 1独立系VC 2

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:16件
法人番号:7010701037548
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