サケの鼻軟骨から成分を抽出し、食品や化粧品の原料にする

北海道産サケの鼻軟骨など未利用部位から、プロテオグリカンや非変性コラーゲンを抽出・精製し、食品・化粧品原料として製造する技術。

株式会社リナイス 北海道大学・福井県立大学・東海大学発 / 北海道 札幌市 / 2011年設立
研究発の技術 プロテオグリカン 非変性コラーゲン 水産未利用資源 機能性食品原料 化粧品原料 抽出・精製
実用化の段階
研究実証販売
食品・化粧品原料の製造販売、製品規格、稼働中の工場、GMP認定および販売代理店による供給案内が確認できる。
4製品
3提携・顧客
6特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

水産加工で未利用となるサケ頭部・鼻軟骨を活用し、機能性成分を食品・化粧品原料として利用可能にすること。

どう動くか

サケ鼻軟骨の抽出・精製工程の条件を管理し、プロテオグリカンやコラーゲンの構造を保った状態で回収する。会社は、特許製法による高分子プロテオグリカンや、非変性Ⅱ型・Ⅺ型コラーゲンを含む原料を製造していると説明する。SCPコンプレックス-LSはプロテオグリカンとコラーゲンを各40%以上含む規格としている。

できるようになること

会社と北海道発明協会は、サケ鼻軟骨の高付加価値化に加え、抽出後の残渣も燃料・魚粉に活用することで水産系廃棄物を減らし、健康・美容素材の供給と地域水産業への貢献につなげると説明している。

技術の出自:北海道大学の研究開発拠点に本社・研究室を置き、福井県立大学海洋生物資源学部とサケ鼻軟骨由来コラーゲンの共同研究を実施。公開情報から、技術が特定の大学研究室・研究プロジェクト発であることは確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 健康食品・サプリメント
  • 飲料
  • 化粧品・スキンケア
  • ヘアケア
  • 機能性食品原料
  • 北海道産水産未利用資源の高付加価値化

優位性の主張

会社の主張
特許製法で重量平均分子量200万~415万ダルトンのプロテオグリカンを製造できると会社が説明している。 出典
会社の主張
SCPコンプレックス-LSは、非変性プロテオグリカンと非変性Ⅱ型・Ⅺ型コラーゲンをそれぞれ40%以上含む規格として販売されている。 出典
第三者の評価
北海道発明協会は、サケ鼻軟骨から高分子プロテオグリカンを抽出・精製する技術と、その育毛化粧品原料への応用を北海道経済産業局長賞の対象として紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
SCPコンプレックス-LS

北海道産サケ鼻軟骨由来の食品原料。非変性プロテオグリカンと非変性Ⅱ型・Ⅺ型コラーゲンを各40%以上含む。 出典

健康食品・サプリメントメーカー、食品受託製造会社
販売中
プロテオグリカン-LS

サケ鼻軟骨由来のプロテオグリカンを高純度に精製した飲料用食品原料。 出典

飲料・健康食品メーカー
販売中
プロテオグリカンAQA-LS

化粧品向けの水溶性プロテオグリカン原料。会社の製品案内では1%水溶液。 出典

化粧品メーカー、化粧品受託製造会社
販売中
健康食品・化粧品の企画・受託製造

自社原料を活用した健康食品、スキンケア・ヘアケア商品の企画・受託製造。 出典

健康食品・化粧品の企画販売会社

これまでの歩み 新しい順

2025-08
共同開発
学校法人東海大学:IgA産生促進剤に関する特許の共同出願人。 出典
2024-10
受賞
北海道「北海道新技術・新製品開発賞 ものづくり部門 優秀賞」 出典
2024-04
共同開発
公立大学法人福井県立大学:サケ鼻軟骨由来のⅪ型コラーゲンの分子型やⅡ型・Ⅺ型比率の分析法を共同研究。 出典
2020-10
受賞
北海道発明協会「北海道経済産業局長賞(北海道地方発明表彰)」 出典
2020-09
規制・認証
コーシャ認定・ハラル認証(会社が取得を公表。) 出典
2019-02
規制・認証
健康食品GMP(長万部工場がGMP認定。原材料および製品包装の認定範囲を確認。) 出典
2016-11
助成
北海道の補助金交付。500万円 出典
2011-06
助成
北海道中小企業総合支援センター「北海道中小企業応援ファンド助成金」 出典
2011-06
規制・認証
化粧品製造販売業許可(01COX10030)(会社が許可取得を公表。医薬品・医療機器の承認取得を示す情報は確認できず。) 出典

提携先・顧客

共同開発
公立大学法人福井県立大学 サケ鼻軟骨由来のⅪ型コラーゲンの分子型やⅡ型・Ⅺ型比率の分析法を共同研究。 出典
共同開発
学校法人東海大学 IgA産生促進剤に関する特許の共同出願人。 出典
販売提携
株式会社アンチエイジング・プロ 同社原料の一次代理店として製品情報と供給を案内。 出典

特許

6 件 出典
会社公式沿革、Google Patents、特許公報、特許情報資料で確認できた会社名義の代表的な国内特許・登録公報6件。全期間・全出願の網羅件数ではない。
主な分野プロテオグリカンの抽出・精製・組成、魚類軟骨由来コラーゲンの製造・単離、毛乳頭細胞増殖促進・化粧品用途、IgA産生促進
海外出願True
特許第5847975号「FGF-7産生促進剤及び毛乳頭細胞増殖促進剤」 株式会社リナイス / 登録 出典
特許第6611968号「プロテオグリカン含有組成物の製造方法及びプロテオグリカン含有組成物」 株式会社リナイス / 登録。関連出願は米国・韓国・マレーシア・WOにも確認 出典
特許第7138873号「コラーゲン含有組成物の製造方法及びコラーゲン単離物」 株式会社リナイス / 登録 出典
特許第7357189号「魚類軟骨由来のコラーゲン含有組成物」 株式会社リナイス / 登録 出典
特許第7912244号「IgA産生促進剤」 株式会社リナイス / 登録 出典
特許第7860650号「ヒアルロン酸複合型プロテオグリカン含有組成物の製造方法」 株式会社リナイス / 登録 出典

会社の規模

従業員28名 出典
資本金3,521万円(2026-02時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトlinise.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2022-06-30—596万円—4.55億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

共同研究
北海道大学 農学部との共同研究を行い、2023年度から産学・地域協働推進機構を研究窓口とする共同研究契約を締結すると発表。 出典
大学との関係
北海道大学 本社兼研究開発室を北海道大学フード&メディカルイノベーション国際拠点へ移転すると発表。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:18件
法人番号:6430001052520
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