尾びれ写真をAIで照合し、ザトウクジラの個体を識別する
深層学習を使ってザトウクジラの尾びれ写真から個体を識別し、登録写真から似た候補を提示する画像解析技術。
株式会社Diagence 神奈川県 横浜市 / 2019年設立
研究発の技術 人工知能 深層学習 コンピュータビジョン 画像セグメンテーション 特徴抽出 個体識別
実用化の段階
研究実証販売
大学・財団とシステムを開発し、財団が調査での活用を公表している一方、同社による販売実績や商用提供価格は確認できなかった。
1製品
3提携・顧客
0特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
大量の尾びれ写真を人が目視で照合するには時間がかかり、撮影条件や個体ごとの写真枚数の違いも識別を難しくする。
どう動くか
深層ニューラルネットワークとGrabCutで尾びれ部分を切り出し、画像特徴のヒストグラムと尾びれ後縁のウェーブレット特徴を抽出して登録写真と照合する。専門家が見る尾びれの模様や輪郭を手がかりにし、写真の少ない個体や撮影条件の違いにも対応する設計。323枚の試験写真では、正解個体が候補上位30頭に入った割合は89%、1位は76%。
できるようになること
識別作業の時間と労力を減らし、研究機関がより多くの写真を照合して、ザトウクジラの集団構造や回遊経路を調べやすくすることが期待されている。
技術の出自:大阪大学サイバーメディアセンターの高性能計算・データ分析分野、慶應義塾大学理工学部、沖縄美ら島財団総合研究所との共同開発。論文上の所属に基づく。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 野生動物・海洋生物の個体識別、計数、調査・保全
- スポーツ映像・写真の整理とフォーム・戦術分析
- 医療画像・カルテの整理や分析前処理
- 映像・音楽・芸術などのデータ加工・創作支援
優位性の主張
製品・サービス
試験導入
ザトウクジラ尾びれ自動識別システム
尾びれ写真を登録済み写真と照合し、特徴が近い個体の候補を上位30頭まで提示する。 出典
鯨類の調査・保全を行う研究機関。沖縄美ら島財団との共同開発・利用が公表されている。
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
公開情報では確認できていない。