精子の運動性に差をつけ、ブタの雌雄産み分けを目指す
ブタ精子の運動性の違いを利用し、精液処理で雌雄を産み分ける技術。X精子の運動を抑える試薬と人工授精方法を開発している。
ルラビオ株式会社 広島大学発 / 広島県 東広島市 / 2021年設立
研究発の技術 畜産バイオテクノロジー 精子選別 雌雄産み分け 人工授精 TLR7/8
実用化の段階
研究実証販売
SBIR成果資料は農場で産み分けを確認した一方、比率向上やコスト・作業性の改良を事業化に向けた課題としており、報道も国内事業者での実証実験を伝えている。
1製品
2提携・顧客
2特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
肉豚生産では、雄の成長が速く飼料を減らせる一方、養豚で雌雄を選ぶ簡便な方法が限られている。精子選別の現場負担やコストも課題。
どう動くか
広島大学の研究を基に、X染色体を持つ精子に発現するTLR7/8にリガンドを作用させ、精子の運動性に差をつけて選別する方式。会社のSBIR成果資料では、リガンドの処理時間を調整してブタ精液を処理し、農場で産み分けを確認したとする。従来のフローサイトメーターによる選別に頼らない方法を目指す。
できるようになること
会社とSBIR資料は、用途に応じた豚の生産、飼料資源の節約、養豚の環境負荷低減を目指すとしている。広く実用化すれば、養豚会社が生産計画に合わせて子豚の性別を調整できる可能性があるが、現時点では実用化前の検証段階。
技術の出自:広島大学の家畜生殖・哺乳類の精子機能に関する研究。広島大学とルラビオ株式会社が共同研究。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 養豚での雄・雌の産み分け
- 種豚・養豚事業者の生産計画
- 飼料使用量や生産資源の効率化を目指す精密畜産
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2021-01
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEDO Entrepreneurs Program(NEP)事業「豚用の雌雄産み分け法及び器材開発と市場調査」」
提携先・顧客
特許
主な分野多胎動物の人工授精、精子用希釈液・精子調製
共同出願人国立大学法人広島大学
会社の規模
大学との関係
大学の認定
広島大学 広島大学が公表する大学発ベンチャー企業の一覧に掲載。事業内容は牛・豚・実験動物用の雄雌産み分け薬剤・機材の製造販売。 出典
同じ研究室から生まれた会社
広島大学 大学院統合生命科学研究科ダンテ