深度カメラの画像から道路のわだちや平坦さを測る

UAV・カメラ画像や深度画像から点群を作り、道路・社会基盤施設の形状や劣化を計測・解析する写真測量、画像解析技術。

株式会社インフラ・ディープサーベイ 新潟大学発 / 東京都 千代田区 / 2021年設立
研究発の技術 写真測量 UAV・ドローン 画像解析 深層学習・機械学習 三次元点群 深度カメラ
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトに道路計測業務の開始や顧客からの受注が掲載され、国交省カタログにはマルチファインアイ2.0の実績・費用が掲載されている。
2製品
3提携・顧客
2特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

社会基盤施設や道路の劣化箇所・形状を、現場計測と目視に頼り過ぎず、比較的低コストかつ迅速に把握する課題に取り組む。

どう動くか

写真や深度カメラのRGB-D画像から三次元点群を生成し、施設や路面の形状を測定する。道路向けの「マルチファインアイ2.0」では、汎用車両に深度カメラとGPSを搭載して走行し、路面画像から横断・縦断プロファイルを作成。わだち掘れ量とIRIを算出し、位置情報に結び付ける。新潟大学は写真測量の知見と機械学習による画像解析を組み合わせ、劣化箇所を比較的低コストかつ迅速に探す技術として説明している。

できるようになること

劣化箇所の探索や道路性状の計測を効率化し、社会基盤施設の点検・維持管理を支援する。国交省カタログでは、マルチファインアイ2.0は交通規制不要の計測技術として掲載されている。

技術の出自:新潟大学 工学部。写真測量、画像解析、社会基盤施設の点検・維持管理に関する研究成果・技術。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 道路舗装のわだち掘れ量・IRI計測
  • 社会基盤施設・家屋の写真測量、三次元計測、画像解析
  • 橋梁・構造物の点検・維持管理支援
  • 護岸・消波ブロック等の調査
  • 地盤調査
  • 建設施工物の点群検査
  • 海浜・流体・河川の数値解析

優位性の主張

大学の発表
高精度な画像解析に機械学習を応用し、施設の劣化箇所の探索・計測を比較的低コストかつ高速に行えるとしている。 出典
会社の主張
同社はマルチファインアイ2.0について、わだち掘れ量とIRIを損傷分類ごとに80~100%の精度で評価できると説明。国交省の令和6年度実道試験結果では、わだち掘れ量のⅡ以上検出率80~90%、的中率90~100%、IRIのⅡ以上検出率・的中率はいずれも90~100%と掲載されている。 出典

製品・サービス

販売中
マルチファインアイ2.0

汎用車両の深度カメラ画像とGPSから点群・路面プロファイルを生成し、わだち掘れ量とIRIを計測する。 出典

道路管理者、自治体、道路会社、建設・測量会社
販売中
UAV写真測量・点群生成・画像解析によるインフラ点検支援

UAVや提供画像から社会基盤施設・家屋等を計測し、点検、測量、画像解析、コンサルティングを行う。 出典

建設会社、道路・測量会社、地盤調査会社、海洋系コンサルタント、大学・研究機関

これまでの歩み 新しい順

2025-10
提携
大末建設株式会社:建築図面から点群を生成する計算システムの共同出願人。 出典
2025-04
共同開発
福田道路株式会社:マルチファインアイ2.0の共同研究開発と道路計測業務で連携。 出典
2025-04
提携
日本電気株式会社:福田道路との道路計測アライアンスに参加し、ひび割れ計測を担当。 出典
2025-03
規制・認証
国土交通省 点検支援技術性能カタログ(舗装編)「マルチファインアイ2.0」PA010038-V0024(掲載。わだち掘れ量・IRIの性能確認技術として記載。令和6年度実道試験結果を掲載し、令和8年3月版で更新。) 出典
2022-10
認定
国立大学法人新潟大学「新潟大学発ベンチャー称号認定」 出典

提携先・顧客

共同開発
福田道路株式会社 マルチファインアイ2.0の共同研究開発と道路計測業務で連携。 出典
提携
日本電気株式会社 福田道路との道路計測アライアンスに参加し、ひび割れ計測を担当。 出典
提携
大末建設株式会社 建築図面から点群を生成する計算システムの共同出願人。 出典

特許

2 件 出典
Google Patentsで会社名義・英語名義を検索し、会社の共同出願1件と関連する新潟大学名義1件を確認した範囲の件数。
主な分野点群データを用いた建設施工物の勾配・凹凸・厚さ検査、2次元CAD図面からの3次元点群生成
共同出願人大末建設株式会社
JP7523761B1/点群データを用いた建設用施工物検査システム 国立大学法人新潟大学 / 登録・有効(Google Patents表示)。建物面の点群から勾配・凹凸・施工物厚さを判定する。 出典
JP7821457B1/建築物2次元図面データより3次元点群を生成する計算システム 大末建設株式会社、株式会社インフラ・ディープサーベイ / 登録・有効(Google Patents表示)。2次元CAD図面の線・面・文字情報から構造情報を付与し、3次元点群を生成する。 出典

会社の規模

資本金500万円(公式会社概要掲載時(2026-10-03確認)時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトinfradeepsurvey.co.jp

大学との関係

大学の認定
新潟大学 新潟大学発ベンチャーの称号を授与。認定企業一覧では2022年10月20日から2028年10月19日までの認定期間が掲載されている。 出典
大学の施設
新潟大学 会社概要に新潟営業所の所在地として新潟大学産学連携棟S12 1Fを記載。入居開始日は非公表。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:8件
法人番号:2010001218638
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