酸化脂質を捉える手法で候補化合物を探し、網膜疾患の薬を開発する

九州大学の研究成果を基盤とする、酸化脂質・フェロトーシスを標的とした眼科領域の低分子創薬とスクリーニング技術。

株式会社フェリクス 九州大学発 / 福岡県 久留米市 / 2019年設立
研究発の技術 創薬 眼科 酸化脂質 フェロトーシス 低分子医薬品 網膜疾患
実用化の段階
研究実証販売
FLQ-101の米国第1b相臨床試験開始が福岡県から公表されており、臨床試験段階にある一方、製品の販売承認・販売実績は確認できません。
3製品
6提携・顧客
1特許
5出資者

しくみ

解こうとしている課題

未熟児網膜症や加齢黄斑変性などの網膜疾患に対し、酸化脂質・フェロトーシスに着目した予防・治療薬の選択肢を開発する。

どう動くか

フェロトーシスは、鉄に関連する脂質の酸化が進み、細胞が死ぬ現象です。同社は酸化脂質を捉えるスクリーニング技術を使って候補化合物を探索し、網膜疾患向けの薬を開発しています。FLQ-101の詳しい分子標的や作用機序は公開情報から確認できませんでした。

できるようになること

FLQ-101によって未熟児網膜症の発症や重症化を予防できれば、小児失明の予防につながる可能性があります。会社とJSTはその実現を目指す開発段階として説明しています。

技術の出自:九州大学大学院薬学研究院・薬学府の研究成果。JSTさきがけ研究課題「脂質ラジカル選択的蛍光・質量分析マルチプローブの開発と疾患モデルへの適用」。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 未熟児網膜症の予防
  • 翼状片の治療
  • 加齢黄斑変性の治療
  • 網膜疾患を対象とする低分子創薬

優位性の主張

会社の主張
九州大学の研究成果に基づく独自のスクリーニング技術で酸化脂質を捉え、フェロトーシス・酸化脂質を標的とする網膜変性治療薬を目指す。 出典
会社の主張
FLQ-101を未熟児網膜症の「世界初」の予防薬として開発している。これは会社による位置付けで、承認済みの有効性を示すものではない。 出典

製品・サービス

研究段階
FLQ-101

未熟児網膜症向けの低分子薬候補。静脈内・経口投与を想定し、米国で第1b相臨床試験中。 出典

研究段階
FLQ-103

翼状片向けの点眼薬候補。公開情報では開発段階の詳細を確認できず、販売前。 出典

研究段階
FLQ-105

加齢黄斑変性向けの経口薬候補。公開情報では開発段階の詳細を確認できず、販売前。 出典

これまでの歩み 新しい順

2025-12
規制・認証
FLQ-101:米国で未熟児網膜症予防を目的とする臨床試験(第1b相試験を実施中。臨床試験段階であり、医薬品としての販売承認は確認できない。) 出典
2025-10
資金調達
シリーズA完了。14.3億円 出典
2025-08
海外拠点
米国:米国子会社 FELIQS Inc.を設立。公式サイトは同社と米国でFLQ-101の第1b相臨床試験を実施していると記載。 出典
2025-07
資金調達
シリーズA。12.5億円。米国主要製薬企業(社名非公表)、Beyond Next Ventures株式会社、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、国立研究開発法人科学技術振興機構 出典
2025-07
資本提携
Beyond Next Ventures株式会社:2025年のシリーズA第三者割当増資に参加。 出典
2025-07
資本提携
国立研究開発法人科学技術振興機構:JSTのSUCCESSによる出資を実行。シリーズAの第三者割当増資にも参加。 出典
2024-11
規制・認証
FLQ-101:米国FDAファストトラック指定(2024年に指定を受けたと会社発表および福岡県資料が公表。販売承認ではない。) 出典
2024-03
規制・認証
FLQ-101:米国FDAオーファンドラッグ指定(2024年に指定を受けたと福岡バイオコミュニティが公表。販売承認ではない。) 出典
2023-07
受賞
筑邦銀行「第13回ちくぎんバイオベンチャー研究開発大賞」 出典
2022-09
資金調達
3億円。三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ 出典

提携先・顧客

共同開発
九州大学 薬学研究院の研究成果が創業基盤。関連する化合物特許に共同出願人として記載。 出典
資本提携
Beyond Next Ventures株式会社 2025年のシリーズA第三者割当増資に参加。 出典
資本提携
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ 2025年のシリーズA第三者割当増資に参加。 出典
資本提携
三菱UFJキャピタル株式会社 2025年のシリーズA第三者割当増資に参加。 出典
資本提携
株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ 2025年のシリーズA第三者割当増資に参加。 出典
資本提携
国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTのSUCCESSによる出資を実行。シリーズAの第三者割当増資にも参加。 出典

特許

1 件 出典
Google PatentsでFELIQS CorporationおよびKyushu Universityを出願人として検索し確認した特許ファミリー数。WO2021162103A1を起点に同ファミリーの各国記録を確認。
主な分野酸化抑制・抗酸化化合物、脂質過酸化抑制、細胞保護
海外出願True
WO2021162103A1「Compound and use thereof」/国内登録 JP7635923B2 FELIQS Corporation、Kyushu University, National University Corporation / 日本で登録(JP7635923B2)。WO出願はGoogle Patents上でCeased。米国・中国・欧州・カナダにも同ファミリーの出願記録あり。 出典

会社の規模

従業員3名(2025-12-05時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金5,000万円(2026-10時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトfeliqs.co.jp

大学との関係

大学との関係
九州大学 九州大学大学院薬学研究院の研究成果をもとに創業した九州大学発スタートアップ。大学による公式認定ベンチャーの称号や、ライセンス契約の記載は確認できなかった。 出典

出資者(公開情報で確認できた5社)

独立系VC 1銀行・金融機関系 2大学系(大学VC・大学) 1公的機関・財団 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:11件
法人番号:9290001084377
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