独自の分離カラムで天然物を精製し、高純度の研究用試薬を作る

食品・和漢薬などに含まれる天然物を分離・精製し、高純度の研究用試薬として製造する技術。独自のHPLC充填カラムを用いた受託精製も提供する。

長良サイエンス株式会社 岐阜大学発 / 岐阜県 岐阜市 / 1999年設立
研究発の技術 天然物化学 HPLC 分離精製 高純度研究用試薬 糖鎖工学 有機合成
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトに試薬の製品検索・価格表と販売中の新製品が掲載され、受託精製は料金目安と受注手順も公開されている。
3製品
4提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

食品・和漢薬などに微量に含まれる成分や、構造が複雑・不安定な天然物を、研究に使える高純度で分離・調製する。

どう動くか

HPLCは、混合物をカラムに通し、成分ごとの固定相への相互作用の差を使って分ける方法。同社は充填剤を精密に分級し、独自に製造・充填したカラムと使用ノウハウを組み合わせ、複雑な天然物や不安定物質の分離精製を行う。会社は、受託精製では純度99%以上まで対応可能としている。

できるようになること

天然物成分の標準品や注文試薬を研究者に供給し、成分の分析・生命科学研究を支える。会社は、数mgから数kg程度の受託精製にも対応すると説明している。

技術の出自:岐阜大学農学部の分離精製法に関する研究成果。関連分野として天然物化学、糖鎖工学。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 天然物・食品成分の分析研究
  • 和漢薬成分の研究
  • 生命科学・糖鎖工学研究
  • 医薬品・食品などの研究開発用標準品・試薬
  • 天然物の分離精製、分析、構造決定

優位性の主張

会社の主張
独自HPLC担体の製造・充填と使用ノウハウにより、複雑な天然物を迅速かつ確実に分離でき、受託精製は純度99%以上まで可能としている。 出典
会社の主張
充填剤を精密分級した2μm ODSカラムについて、4.6mm内径×50mm、30℃、メタノール100%、流速1mL/minの条件で、63気圧・3分で分析・分取できたと説明している。 出典
会社の主張
会社は、取扱試薬の大半が世界初の商品として開発したものと説明している。 出典

製品・サービス

販売中
高純度研究用試薬

茶カテキン、大豆イソフラボン、天然物、糖鎖関連などの標準品・合成原料試薬を製造販売。 出典

大学・研究機関、製薬・食品などの研究開発部門
販売中
受託精製

独自HPLC充填カラム等を使い、天然物などを数mg~数kg規模で精製。分析・構造決定にも対応。 出典

大学・研究機関、企業の研究開発部門
販売中
受託分析・受託合成・受託研究

NMR、LC-MS、IR、UV等の分析、注文試薬の合成、天然物等に関する研究を受託。 出典

大学・研究機関、企業の研究開発部門

これまでの歩み 新しい順

2015-12
助成
岐阜県中小企業団体中央会「平成26年度補正 ものづくり・商業・サービス革新補助金「質量分析計(LC/MS/MS)による迅速な薬理活性試薬の開発」」 出典
2007-11
受賞
東海地区信用金庫協会「第3回産学官連携ビジネス大賞 最優秀賞」 出典
2007-07
資金調達
増資(増資後の資本金3,000万円)。金額は非公表 出典
2006-02
受賞
安藤スポーツ・食文化振興財団「安藤百福賞 ベンチャー部門優秀賞」 出典
2005-06
資金調達
増資(増資後の資本金2,000万円)。金額は非公表 出典
2004-07
資金調達
増資(増資後の資本金1,500万円)。金額は非公表 出典

提携先・顧客

販売提携
ナカライテスク株式会社 同社を取扱メーカーとして掲載。 出典
販売提携
富士フイルム和光純薬株式会社 会社紹介資料に主要取引先として記載。 出典
販売提携
フナコシ株式会社 会社紹介資料に主要取引先として記載。 出典
販売提携
キシダ化学株式会社 会社紹介資料に主要取引先として記載。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

従業員8名 出典
資本金3,000万円(2018-03時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトnsgifu.jp

大学との関係

共同研究
岐阜大学 公式沿革に、1999年9月の創立時に岐阜大学との共同研究を開始したと記載。大学の研究成果を活用した会社として紹介されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:9200001006406
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