脂肪酸の重合体を大腸まで運び、腸内細菌による分解を狙う
β-ヒドロキシ短〜中鎖脂肪酸重合体を経口摂取で大腸へ届け、腸内細菌による分解・放出を狙う素材技術。
有限会社アーザス 京都府 京都市 / 2001年設立
研究発の技術 プレバイオティクス 脂肪酸重合体 腸内細菌 大腸送達 畜産飼料 素材
実用化の段階
研究実証販売
公的研究成果報告にブタの飼育試験結果がある一方、製品化に向けて養豚現場での実証試験を行う予定とされ、販売実績は確認できない。
1製品
1提携・顧客
3特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
短鎖脂肪酸は経口摂取すると胃や小腸で吸収されやすく、大腸まで届けにくいという課題に取り組む。
どう動くか
水に溶けにくい脂肪酸重合体を経口投与し、胃や小腸で吸収されにくい形で大腸まで運ぶ。特許では、大腸内細菌が重合体を分解して脂肪酸やそのオリゴマーを放出すると説明されている。ブタの飼育試験では飼料に重合体を添加し、下痢や排せつ物の臭気などへの影響を調べた。
できるようになること
研究報告は、飼料への配合により臭気物質や窒素排出を減らし、畜産環境の改善やふん尿処理コストの軽減につながる可能性を示している。現場での実証が必要とされており、効果が実用化されたとは確認できない。
技術の出自:京都府立大学大学院農学研究科の「酪酸の大腸への経口給与によるブタ飼料効率の向上と排せつ物量・臭気の低減の研究」。龍谷大学リサーチ・エクステンション・センター(REC)は会社側の連絡先として記載されているが、共同研究上の役割は確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- ブタ用飼料への配合
- 大腸への脂肪酸・オリゴマー送達
- 機能性食品・医薬組成物への応用(特許記載の用途)
優位性の主張
製品・サービス
実証
β-ヒドロキシ短〜中鎖脂肪酸重合体(新規プレバイオティクス候補)
飼料に配合し、脂肪酸重合体を大腸へ運んで腸内細菌による分解・放出を狙う素材。 出典
養豚事業者、飼料関連事業者(研究で想定された用途)
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
公益財団法人東京都医学総合研究所 視神経保護剤に関する特許の共同出願人。 出典
特許
特許5114631「β-ヒドロキシ短〜中鎖脂肪酸重合体」/JP5114631B2、WO2005021013A1、US・EP・CNファミリー 有限会社アーザス / 日本特許はGoogle Patents上「Expired - Fee Related」。同ファミリーに米国・欧州・中国・WO出願を確認。 出典
特許5504534「ケトン体生成促進剤組成物」/JP5504534B2、WO2008120778A1、US8758740B2ほか 有限会社アーザス / 日本特許はGoogle Patents上Active。米国特許はActive、欧州出願はWithdrawn、WOはCeasedと掲載。 出典
特開2016-210689「視神経保護剤」/JP2016210689A 有限会社アーザス / Google Patents上Pending。共同出願。 出典
会社の規模
資本金500万円(2026-05時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
大学との関係
大学の施設
龍谷大学 龍谷大学の卒業企業(OB)一覧に有限会社アーザスが平成18年度の卒業企業として掲載されている。 出典