通報音声を文字にして、救急隊と病院へ素早く共有

音声認識・AIとクラウド情報共有を用い、119番通報から救急搬送までの情報連携を支援する救急医療DX技術。

株式会社Smart119 千葉大学発 / 千葉県 千葉市 / 2018年設立
技術を使った製品・サービス 救急医療DX 音声認識 AI クラウド情報共有 救急搬送支援 救急需要予測
買収・子会社化 同社は2026年4月13日付で株式会社アンクスの子会社となったと公表され、同年9月にもSmart119サービスの提供情報を発信しています。
実用化の段階
研究実証販売
Smart119は2020年に千葉市消防局で本運用を開始し、2024年に同市との第3期システム契約も公表されている。
5製品
11提携・顧客
7特許
7出資者

しくみ

解こうとしている課題

救急隊と病院の情報伝達に時間がかかり、病院選定や受入準備が遅れること、救急搬送困難事案や現場の入力負担が生じること。

どう動くか

指令センターが通報内容を復唱すると、音声認識でテキスト化して救急隊の端末へ送り、救急隊と医療機関が傷病者の状況を共有する。病院は到着前に受入準備を進められる。会社は、電話や無線で順送りされていた情報をリアルタイム共有する仕組みと、音声による入力負担の軽減を特徴としている。救急統計データをAIで分析し、需要予測や部隊配置を支援する取り組みもある。

できるようになること

消防指令センター、救急隊、医療機関が傷病者情報を早く共有し、搬送先選定や受入準備を迅速化することを目指す。会社は救急搬送時間の短縮や救命率向上を掲げている。

技術の出自:千葉大学大学院医学研究院の救急集中治療医学分野を起点とする研究成果ベンチャー。AMED「先進的医療機器・システム等技術開発事業」等の研究開発プロジェクト。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 119番通報後の救急情報共有
  • 救急搬送先の選定・医療機関の受入準備
  • 救急隊の活動記録・報告書作成支援
  • 病院内の緊急スタッフ招集
  • 災害時の病院初期対応
  • 救急需要予測・救急車両の配置検討

優位性の主張

会社の主張
通報を受けた指令センターの復唱音声を自動テキスト化し、救急隊端末へ転送することで入力の手間を軽減する。 出典
会社の主張
消防指令センター、救急隊、医療機関の間でICTによる情報共有を行い、搬送困難事案の解消と迅速な受入体制を支援する。 出典
第三者の評価
千葉市消防局の運用システムについて、消防庁資料は医療機関への照会回数・時間の削減などが見込まれると記載している。 出典

製品・サービス

販売中
Smart119 救急医療情報サービス

音声認識・AIを活用し、指令センター、救急隊、医療機関が傷病者情報を共有する救急医療支援システム。 出典

自治体・消防本部、救急医療機関
販売中
ACES

病院が救急需要の急増や災害時に、院外スタッフへ一斉連絡し、対応可否や到着時間を集約するクラウドサービス。 出典

救急医療機関・病院
段階不明
Smart:DR(Smart Disaster Response)

災害発生時の病院初期対応を支援するシステム。会社沿革に開発・運用の記載がある。 出典

病院
試験導入
救急需要予測・適正配置分析

救急統計データをAIで解析し、将来需要や部隊配置・増隊のシミュレーションを支援する。 出典

自治体・消防局
研究段階
AI救急予測診断アルゴリズム

救急時の脳卒中・心筋梗塞等を予測するアルゴリズムを用いたプログラム医療機器の研究開発。 出典

救急医療機関・消防機関

これまでの歩み 新しい順

2025-06
提携
株式会社アンクス:Smart119事業の譲渡契約を締結。自治体の同意を得たものから順次移管予定。 出典
2024-04
顧客
江別市:救急業務デジタル化事業を採択し、運用中と事業譲受先が公表。 出典
2023-04
顧客
東広島市:救急業務の時間短縮やデータ連携を目的に導入。 出典
2022-05
助成
日本医療研究開発機構(AMED)「医工連携イノベーション推進事業(開発・事業化事業)「AI救急予測アルゴリズムの実用化を目指した検証の研究開発」」 出典
2021-08
資金調達
3.07億円。ニッセイ・キャピタル株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社、Sony Innovation Fund、PKSHA SPARX アルゴリズム1号投資事業有限責任組合 出典
2020-07
顧客
千葉市消防局:2020年7月に本運用開始。2024年に第3期システムの開発・賃貸借契約を締結。
2019-11
受賞
九都県市「九都県市きらりと光る産業技術表彰」 出典
2019-10
助成
AMED先進的医療機器・システム等技術開発事業。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 出典
残りの4件を表示
2019-10
助成
日本医療研究開発機構(AMED)「先進的医療機器・システム等技術開発事業(基盤技術開発プロジェクト)」 出典
2019-10
共同開発
千葉大学:救急医療支援技術の研究開発およびAI予測アルゴリズムの共同研究。 出典
2019-02
受賞
ベンチャークラブちば「ベンチャークラブちば ビジネスプラン発表会 大賞」 出典
2019-01
受賞
CHIBAビジコン「CHIBAビジコン 千葉起業家優秀賞・ITEC経営者メンタークラブ賞・bayfm賞」 出典

提携先・顧客

顧客
千葉市消防局 2020年7月に本運用開始。2024年に第3期システムの開発・賃貸借契約を締結。
共同開発
千葉大学 救急医療支援技術の研究開発およびAI予測アルゴリズムの共同研究。 出典
共同開発
千葉市消防局 Smart119の社会実装に向け、システムを協働開発・検証。 出典
提携
株式会社アンクス Smart119事業の譲渡契約を締結。自治体の同意を得たものから順次移管予定。 出典
顧客
江別市 救急業務デジタル化事業を採択し、運用中と事業譲受先が公表。 出典
顧客
東広島市 救急業務の時間短縮やデータ連携を目的に導入。 出典
残りの5件を表示
顧客
関西医科大学総合医療センター ACESの導入事例として掲載。 出典
顧客
国立国際医療研究センター ACESの導入事例として掲載。 出典
顧客
島根大学医学部附属病院 ACESの導入事例として掲載。 出典
顧客
りんくう総合医療センター ACESの導入事例として掲載。 出典
顧客
千葉大学医学部附属病院 ACESの導入事例として掲載。 出典

特許

7 件 出典
Google Patentsで株式会社Smart119/Smart119 Inc名義を検索し、今回確認できた主な公報を数えた範囲件数。網羅性は保証しない。
主な分野救急出動・搬送支援、救急医療情報共有、救急隊の活動記録・報告書作成支援、診療支援
特許第6875734号「救急出動支援システム」 株式会社Smart119 / 登録 出典
特許第6166114号(ACES関連) 株式会社Smart119 / 登録 出典
JP7373831B2「救急医療支援システム」 株式会社Smart119 / 登録 出典
JP2023086135A「救急医療支援システム」 株式会社Smart119 / 出願中 出典
残りの3件を表示
JP2023003277A「情報処理システム」 株式会社Smart119 / 出願中 出典
JP7473232B2「情報処理システム」 株式会社Smart119 / 登録 出典
JP7430374B2「診療支援システム」 株式会社Smart119 / 登録 出典

会社の規模

従業員38名(2023時点) 出典
資本金3.98億円(2021-08時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトsmart119.biz

大学との関係

大学との関係
千葉大学 千葉大学発ベンチャーとして設立されたことが大学・自治体の公開情報に記載されています。 出典
共同研究
千葉大学 「災害時の救急医療を支援するICTシステム開発研究」の共同研究先として千葉大学医学部附属病院 救急科・集中治療部が記載されています。 出典

出資者(公開情報で確認できた7社)

事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 2銀行・金融機関系 3

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:21件
法人番号:9040001104713
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