車輪やクローラを組み合わせ、危険な現場を遠隔点検

車輪・クローラなどを現場に合わせて組み合わせ、災害現場やインフラ設備を遠隔で移動・点検するロボットシステム。

株式会社移動ロボット研究所 神奈川県 鎌倉市 / 2007年設立
研究発の技術 災害対応ロボット 移動ロボット マルチクローラ 遠隔操作 インフラ点検 磁石車輪
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトがロボットシステムの販売・保守・運用サービスを掲げ、製品と実績を掲載しており、行政資料にも現場検証や火山区域への投入事例が記録されている。
4製品
6提携・顧客
27特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

火山、災害現場、配管や橋梁など、人が近づきにくい危険・過酷な場所で、状況把握や点検に必要な情報を集める課題。

どう動くか

走行環境に応じて車輪型、クローラ型、脚移動型の機体を設計し、カメラやガス・測域センサ、マニピュレータを搭載する。災害対応システムの例では、6輪駆動車にクローラロボットやドローンを組み合わせ、映像、ガス濃度、位置・地形情報を取得する。磁石車輪や懸垂型ドローン、配管検査ロボットに関する特許も確認できた。

できるようになること

会社は、危険区域での情報収集により救助隊員の安全や人命救助を支援し、火山観測情報を避難判断に役立てるとしている。インフラ点検では、ロボットによるデータ収集と管理を含む運用サービスを提供すると説明している。

技術の出自:神奈川県の紹介では大学発ベンチャーを起点とする企業とされる。千葉工業大学との関連を示す公的資料はあるが、学部・研究室・プロジェクト名までは確認できなかった。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 災害現場の遠隔調査・情報収集
  • 火山観測・火山灰サンプリング
  • プラント配管の点検
  • 鋼橋など社会インフラの点検
  • 雨水管調査
  • 移動ロボットの研究・教育

優位性の主張

会社の主張
走行環境や路面に応じて車輪・クローラ・脚移動型を選び、センサやマニピュレータを搭載した個別仕様のロボットを設計・製作・販売すると説明している。 出典
会社の主張
県の技術マッチング情報に掲載されたマルチクローラ型は、段差35cmの乗り越えと傾斜45度の走行が可能との仕様。掲載情報の更新は2021年12月。 出典
第三者の評価
土木学会掲載論文は、永久磁石車輪式ロボットを実橋梁で試験し、障害物がある条件でも床版画像を取得でき、点検業務への導入に有効性を示したと報告している。 出典

製品・サービス

販売中
災害対応ロボット/マルチクローラ型移動ロボット

クローラ等で瓦礫・階段などを遠隔走行し、カメラやセンサで危険現場の情報を収集する。 出典

消防・自治体、プラント事業者など危険現場での調査・救助を担う組織
販売中
インフラ点検ロボット

配管、鋼橋、雨水管などの点検用に、現場に応じた移動機構とセンサを組み合わせる。 出典

インフラ事業者、プラント事業者、自治体など
段階不明
測域センサ揺動装置 Gim30°

移動ロボットに搭載する測域センサ用の揺動装置。公式製品ページで紹介されている。 出典

移動ロボットの開発者・研究機関、点検・調査事業者
段階不明
移動ロボット研究用プラットフォーム ビーゴα/ビーゴβ

自律移動ロボットの研究用ベース。筑波大学知能ロボット研究室の走行制御ソフトを実装したとカタログに記載。 出典

大学・研究機関、移動ロボット開発者

これまでの歩み 新しい順

2022-03
提携
旭化成ホームズ株式会社:板材固定方法に関する特許の共同出願人。 出典

提携先・顧客

共同開発
理研計器株式会社 国土交通省の災害対応マルチロボットシステムで共同開発者として記載。 出典
提携
旭化成ホームズ株式会社 板材固定方法に関する特許の共同出願人。 出典
共同開発
慶應義塾大学 屋外作業用ロボットプラットフォーム開発の県プロジェクトメンバー。 出典
共同開発
地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所 屋外作業用ロボットプラットフォーム開発の県プロジェクトメンバー。 出典
共同開発
長岡技術科学大学 社会インフラ点検と災害対応の両用ロボット開発で県資料に記載。 出典
共同開発
東京都立大学 社会インフラ点検と災害対応の両用ロボット開発で県資料に記載。 出典

特許

27 件 出典(Gビズインフォ)
gBizINFOで法人番号に紐づく2013〜2022年の特許情報を確認した掲載件数。Google Patentsでは代表特許を個別確認した。
主な分野測定・試験、航空機・ドローン、移動車両・ロボット、インフラ点検
海外出願True
JP7025180B2 懸垂型ドローン 株式会社移動ロボット研究所 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
JP6454676B2 配管検査用ロボット 株式会社移動ロボット研究所 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
JP6166280B2 配管検査ロボット、及び配管の検査方法/WO2014098068A1 株式会社移動ロボット研究所 / 日本特許は登録後、年金不納による失効表示。WO国際公開あり。 出典
特開2023-127656 板材の固定方法と自動化技術 株式会社移動ロボット研究所 / 公開・審査請求未請求との公報記載 出典

会社の規模

従業員2名(2026-09-03時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金600万円 出典
公式サイトirobo.co.jp

大学との関係

共同研究
慶應義塾大学 大林組、慶應義塾大学、同社の3者でマルチクローラー型無人調査ロボットを共同開発。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

事業会社(CVCを含む) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:14件
法人番号:9040001015415
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