大規模な並列計算で、流体や熱など複雑な現象を解析する

Elkurageは、流体・構造・音響・熱など複数の物理現象を大規模並列計算で解析する数値シミュレーションシステム。解析サービスや物理モデル開発にも使われる。

DeepFlow株式会社 九州大学発 / 埼玉県 富士見市 / 2018年設立
研究発の技術 CAE 数値シミュレーション 高性能計算 並列計算 流体構造連成解析 マルチフィジックス
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトでElkurageを用いた解析・開発サービスと主要取引先を掲載し、相談・見積もり後に受託する流れを案内している。
3製品
8提携・顧客
4特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

試作品を使う性能評価には時間と手間がかかり、センサーを置けない場所の現象把握も難しい。複雑な形状や複数の物理現象が関わる設計を計算で解析し、性能評価と改良を支援する。

どう動くか

クラウド計算機やスーパーコンピュータの多数のコアを使い、設計形状に基づく高解像度の解析を実行する。特許では、計算領域をセル複体とその双対複体に分け、物理量を対応づけるデータ構造を用いることで、非構造格子でも安定した数値計算を目指す。会社は独自アルゴリズムにより計算速度と複雑形状への対応を両立すると説明している。

できるようになること

会社は、解析結果を設計に速やかに反映することで開発時間とコストを削減できると説明している。試作前に詳細な現象を把握し、設計の評価・改良や最適設計に活用することを目指す。

技術の出自:九州大学大学院工学研究院機械工学部門。国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)革新的燃焼技術」での計算アルゴリズム・大規模流体構造連成解析シミュレータ開発が出自。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 製造業の設計・性能評価
  • 流体構造連成解析
  • 流体・音響・熱・電磁場などのシミュレーション
  • 複雑な物理現象の把握と設計へのフィードバック
  • パラメトリックスタディによる自動設計・最適設計
  • 研究用の大規模数値計算

優位性の主張

会社の主張
23,616コアのスーパーコンピュータで流体構造連成動解析を行い、比較対象のシミュレーターに対して19,759倍の速度向上を達成したと会社が説明(対象計算・比較条件の詳細は掲載ページを参照)。 出典
会社の主張
独自の新アルゴリズムにより、計算速度と複雑な形状への対応を両立したと会社が説明。 出典

製品・サービス

販売中
Elkurage

流体・構造・音響・熱などを解析する超大規模数値解析システム。解析・開発サービスにも使用。 出典

製造業などの企業、研究所、大学
販売中
シミュレーション・検証、物理モデル開発、解析・開発サービス

顧客の課題や仕様に応じ、シミュレーション、検証、物理モデル開発、解析手法の提案などを実施。 出典

企業、研究所、大学
段階不明
VINO CLOUD

設計データを入力し計算結果を返すクラウドサービスとして、2019年に提供予定と紹介された。 出典

製造業

これまでの歩み 新しい順

2020-12
共同開発
株式会社M-TEC:電動バイク開発の「世界最速プロジェクト」に参画。 出典
2020-01
海外プログラム
米国:会社概要にBerkeley SkyDeck Hotdesk 2020 Fallへの参加が記載されている。 出典
2019-04
採択
特許庁「IPAS 2018(知財アクセラレーションプログラム)支援対象」 出典

提携先・顧客

顧客
三菱重工サーマルシステムズ株式会社 公式サイトの主要取引先として掲載。 出典
顧客
国立研究開発法人産業技術総合研究所 公式サイトの主要取引先として掲載。 出典
顧客
国立研究開発法人海洋研究開発機構 公式サイトの主要取引先として掲載。 出典
顧客
慶應義塾大学 公式サイトの主要取引先として掲載。 出典
顧客
名古屋大学 公式サイトの主要取引先として掲載。 出典
顧客
東京科学大学 公式サイトの主要取引先として掲載。 出典
共同開発
株式会社M-TEC 電動バイク開発の「世界最速プロジェクト」に参画。 出典
共同開発
さくらインターネット株式会社 電動バイク開発の「世界最速プロジェクト」に参画。 出典

特許

4 件 出典
Google PatentsでDeepflow/Deepflow Inc.の出願人名を確認した範囲。4件はJP・WO・CN・USの同一発明ファミリーで、発明ファミリー数は1件。
主な分野数値計算用データ構造、非構造格子を用いた数値計算、有限要素法・有限差分法による設計最適化・検証・シミュレーション
海外出願True
特許第6713626号/特願2019-569977「データ構造、数値計算方法、および数値計算プログラム」 DeepFlow株式会社 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
WO2021024295A1/PCT/JP2019/030449「データ構造、数値計算方法、および数値計算プログラム」 DeepFlow株式会社 / 国際公開。Google PatentsではCeased表示 出典
CN114270357B「データ構造、数値計算方法、および数値計算プログラム」 DeepFlow株式会社 / 登録(Google Patents表示) 出典
US20220222399A1/US17/615,664「Data structure, numerical calculation method, and numerical calculation program」 DeepFlow, Inc. / 放棄(Google Patents表示) 出典

会社の規模

大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトdeepflow.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2022-03-31—453万円—9,675万円 出典
2021-03-31—-31万円—9,234万円 出典
2019-03-31—-372万円—3,875万円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
九州大学 九州大学の公式資料で九大発ベンチャーとして紹介されている。 出典
大学の出資
九州大学 九州大学の財務諸表にDeepFlow株式会社の第5回新株予約権が記載されている。 出典
共同研究
九州大学 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所の共同利用研究課題にDeepFlow株式会社が参加している。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:16件
法人番号:9013301042536
内容の誤りを知らせる