マイクロバブルと超音波で血管の壁を一時的に開く薬剤送達を目指す
治療用マイクロバブルと低出力超音波を組み合わせ、がん組織や脳などの血管バリアを一時的に開いて薬剤を届けるドラッグデリバリー技術「BUS-DDS」。
株式会社ウェルセラ 東京都 板橋区 / 2018年設立
研究発の技術 ドラッグデリバリーシステム マイクロバブル 低出力超音波 セラノスティクス 血液脳関門 がん治療
実用化の段階
研究実証販売
会社は動物実験データを掲載する一方、膵がん向けは治験開始を見据えた非臨床試験段階としており、販売開始や臨床試験の公表を確認できない。
1製品
2提携・顧客
1特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
腫瘍血管バリアや血液脳関門により薬剤が標的組織へ届きにくく、がんや中枢神経疾患の治療薬の効果を発揮しにくい課題。
どう動くか
セラノスティクバブルを静脈投与し、標的部位に低出力超音波を照射すると、バブルが膨張・収縮する。その作用で血管内皮細胞の間に一時的な隙間をつくり、薬剤が標的組織へ移行しやすくなる。会社は診断用と同レベルの低出力超音波でバリアを開く仕組みを説明している。動物実験では、担がんマウスの薬剤移行量や脳内移行量の増加を報告しているが、臨床での有効性・安全性は確認段階にある。
できるようになること
標的組織への薬剤送達を高め、既存薬や開発中の薬剤の治療効果向上に役立てることを目指す。会社は、膵がんなどの難治性がんや中枢神経疾患に新たな治療選択肢をつくる構想を示している。
技術の出自:帝京大学薬学部 薬物送達学研究室の研究成果を基盤とし、同学部のセラノスティクス学講座にも関連する。研究プロジェクト名は公開情報から特定できず。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 膵がん
- その他の固形がん
- 血液脳関門を介した中枢神経疾患向け薬剤送達
- 低分子薬・抗体・ADC・核酸医薬・リポソーム製剤の送達研究
優位性の主張
製品・サービス
研究段階
BUS-DDS(Bubble Ultrasound-mediated Drug Delivery System)
治療用マイクロバブルと低出力超音波を用いて、生体バリアを一時的に開き薬剤を標的組織へ届ける技術プラットフォーム。 出典
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
1 件 出典
Google Patentsで社名および帝京大学名義の関連技術を検索し、Gビズインフォの法人番号情報を照合。件数はウェルセラ自身の保有件数ではなく、確認できた帝京大学名義の関連特許ファミリー数。ファミリーの登録・公開先はJP、US、EP、CN、WO。
主な分野治療用マイクロバブル製剤、超音波による診断・薬物送達
海外出願True
JP6804095B2/セラノスティクス用のバブル製剤(TB)及びその使用方法 学校法人帝京大学 / 登録 出典
WO2016199430A1/Theranostic bubble preparation (TB), and method for using same Teikyo University / 国際公開。Google PatentsではCeasedと表示 出典
US10688199B2/Theranostic bubble preparation (TB), and method for using same Teikyo University / 登録 出典
EP3308779B1/Theranostic bubble preparation (TB), and method for using same Teikyo University / 登録 出典
CN107708742B/Theranostic bubble preparation (TB), and method for using same 学校法人帝京大学 / 登録 出典
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
株式会社帝京ナレッジ・イニシアティブ
大学系(大学VC・大学) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。