窒化鉄などを組み合わせ、レアアースを抑えた磁石を目指す

鉄系ナノ材料、とくに窒化鉄Fe16N2粉末とサマリウム鉄窒素粉末を組み合わせた磁石材料の研究開発。合成・加工・評価・解析の受託にも対応する。

株式会社Future Materialz 東京都 杉並区 / 2015年設立
研究発の技術 窒化鉄 Fe16N2 ナノ磁性材料 ハイブリッド磁石 ボンド磁石 無機材料
実用化の段階
研究実証販売
窒化鉄系磁石を用いた小型モータや車載電装モータの性能確認が共同発表されている一方、量産販売の開始は確認できない。
3製品
4提携・顧客
3特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

永久磁石に使われるレアアースの供給リスクを抑えながら、小型・高効率モータに必要な磁気特性を実現すること。

どう動くか

Fe16N2とSm2Fe17N3をナノコンポジット化し、両材料の磁気特性を組み合わせる。2024年発表のボンド磁石では、小型モータでネオジムボンド磁石と同等の特性を確認。2025年発表では、圧粉・射出成形の双方で作製できる車載電装モータ向け磁石を報告した。いずれも共同開発側の公表内容で、量産・販売の実績は確認できていない。

できるようになること

同社と共同開発先は、レアアース使用量の低減や資源リスクの軽減、持続可能な供給網への寄与を見込むと説明している。磁石材料は小型モータや車載電装モータへの応用を想定しているが、広範な普及や量産効果は未確認である。

技術の出自:東北大学大学院工学研究科の磁性材料・窒化鉄系材料研究との連携が公表されている。会社は複数大学の技術シーズを活用する大学発研究開発型ベンチャーと説明しているが、個別技術の学部・研究プロジェクト名は確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 小型モータ
  • 車載電装モータ
  • 磁性材料・永久磁石
  • 無機顔料・蓄光顔料
  • 磁気ビーズ・電磁波吸収材料
  • 材料合成・加工・分析の受託

優位性の主張

会社の主張
会社は、Fe16N2系材料とSm2Fe17N3を組み合わせ、用途に応じた磁気特性を持つ磁石材料を開発していると説明している。 出典
大学の発表
共同発表では、小型モータ向けボンド磁石がネオジムボンド磁石と同等の特性を有すると報告。比較条件の詳細は発表資料を参照。 出典
第三者の評価
日本磁気学会の研究会報告では、同社が関与する窒化鉄粉末について、室温で飽和磁化226 Am²/kgが紹介された。報告上の測定値であり、製品保証値ではない。 出典

製品・サービス

実証
強磁性窒化鉄系ボンド磁石・車載電装モータ向け磁石

Fe16N2とSm2Fe17N3を組み合わせた磁石。小型モータや車載電装モータ向けに共同開発。 出典

モータ・自動車部品メーカー
販売中
鉄系ナノ磁性材料・無機顔料等

窒化鉄、イプシロン酸化鉄、無機顔料、蓄光顔料などの製品例を公式サイトに掲載。 出典

材料・部品メーカー、研究機関等
販売中
材料の受託研究・加工・分析

材料合成、洗浄、分散、表面処理、粉砕、微細構造解析、磁気特性評価など。 出典

大学等の研究機関、材料・製造企業

これまでの歩み 新しい順

2025-11
共同開発
株式会社ミツバ:三恵技研工業とともに車載電装モータ向け磁石を共同開発。 出典
2024-09
共同開発
三恵技研工業株式会社:東北大学などと窒化鉄系ボンド磁石を共同開発。 出典
2018-02
助成
平成29年度第2回 研究開発助成金。公益財団法人三菱UFJ技術育成財団 出典

提携先・顧客

共同開発
三恵技研工業株式会社 東北大学などと窒化鉄系ボンド磁石を共同開発。 出典
共同開発
国立大学法人東北大学 小型モータ向け窒化鉄系ボンド磁石を共同開発。 出典
共同開発
株式会社ミツバ 三恵技研工業とともに車載電装モータ向け磁石を共同開発。 出典
共同開発
関西触媒化学株式会社 窒化鉄系磁性材料および蓄光材料の特許で共同出願人。 出典

特許

3 件 出典
社名および英語名を用いたGoogle Patents検索とJ-GLOBAL照合で見つかった国内公開公報3件。網羅性を保証する件数ではない。
主な分野窒化鉄系磁性材料・ハイブリッド磁石、蓄光材料・蓄光顔料
共同出願人関西触媒化学株式会社
JP7108258B2/窒化鉄系磁性材料 Future Materialz、関西触媒化学株式会社 / 登録・Active(Google Patents表示) 出典
特開2022-102976/蓄光材料及びその製造方法(特願2020-218074) 株式会社Future Materialz、関西触媒化学株式会社 / 公開公報。現在の審査・登録状況は確認できず 出典
特開2025-137678/蓄光材料及びその製造方法(特願2025-121801) 株式会社Future Materialz、関西触媒化学株式会社 / 公開公報。現在の審査・登録状況は確認できず 出典

会社の規模

従業員15名(2026-08-05時点) 出典
資本金1,850万円(2026-08時点) 出典

大学との関係

共同研究
東北大学 東北大学、株式会社Future Materialz、三恵技研工業が強磁性窒化鉄系ボンド磁石を共同開発したと大学が発表。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:11件
法人番号:9011301021254
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