設計したタンパク質で免疫を促し、感染症ワクチンを開発する

組換えタンパク質の分子設計・改変により免疫原性を高めるワクチン抗原技術と、感染症向け迅速診断技術。

株式会社ジェクタス・イノベーターズ 琉球大学発 / 沖縄県 那覇市 / 2011年設立
研究発の技術 組換えタンパク質 ワクチン抗原分子設計 タンパク質工学 ウイルス様粒子(VLP) 動物用ワクチン イムノクロマト診断
2年以上、新しい発信を確認できず 2023年6月の沖縄県委託事業以降、活動を示す情報を確認できず、2025年9月期の決算公告は活動の根拠とは判断できないため。
実用化の段階
研究実証販売
共同開発した豚の浮腫病ワクチンが2020年12月に動物用医薬品として承認され、国のデータベースに製品情報が掲載されている。
2製品
5提携・顧客
10特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

豚・鶏などの家畜、養殖魚、伴侶動物、人の感染症に対し、有効性と安全性を備えたワクチン抗原や迅速・簡便な診断法を開発する。

どう動くか

病原体の感染に必要なタンパク質を選び、アミノ酸置換やドメインの入れ替え、足場となる別のタンパク質への搭載などで抗原を設計する。大腸菌・酵母・昆虫細胞などで作製し、免疫応答を高める。大学の説明では、豚の浮腫病ワクチンのほか、ウイルス様粒子(VLP)やイムノクロマト法による診断薬も開発対象。

できるようになること

豚の浮腫病ワクチンは農林水産省の承認を受け、死亡率・臨床症状・増体量低下の改善を効能とする。開発中の技術は家畜、養殖魚、ペットなどの感染症対策にも応用する方針が大学から示されている。

技術の出自:琉球大学 熱帯生物圏研究センター、大学院医学研究科 感染免疫制御学講座。感染症ワクチン・診断薬開発の研究シーズ。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 豚の浮腫病予防
  • 鶏の産卵低下症候群(EDS)予防
  • 豚サーコウイルス2型など家畜感染症向けワクチン
  • 養殖魚向けワクチン
  • 伴侶動物向けワクチン
  • 感染症向け迅速診断薬

優位性の主張

大学の発表
アミノ酸置換、ドメイン構造の置換、異種タンパク質・ドメインの足場タンパク質への搭載などを組み合わせ、抗原の免疫原性と感染防御能を高める分子設計を技術的特徴としている。 出典
会社の主張
動物用ワクチン向けの抗原・アジュバント製造技術を持つ企業としてVirbacとの共同開発契約を発表した。 出典

製品・サービス

販売中
スイムジェンSTX

組換えStx2eB抗原を含む豚の浮腫病ワクチン。死亡率、臨床症状、増体量低下の改善を効能とする。 出典

養豚事業者、動物用医薬品流通・販売事業者
実証
簡易迅速ハブ毒判定イムノクロマトキット

ハブ咬傷時に毒を簡易・迅速に判定する診断キット。沖縄県の委託で実用化に向けた研究開発が行われた。 出典

医療機関、沖縄県などの公的機関

これまでの歩み 新しい順

2023-06
採択
沖縄県「簡易迅速ハブ毒判定イムノクロマトキット実用化事業における研究開発の委託」 出典
2023-06
顧客
沖縄県:ハブ毒判定キットの実用化に向けた研究開発を委託。 出典
2023-04
共同開発
共立製薬株式会社:感染症分野の共同研究推進事業に参画。 出典
2021-09
共同開発
Virbac:動物用ワクチン開発に関する共同開発契約を締結。 出典
2020-12
共同開発
KMバイオロジクス株式会社:豚の浮腫病ワクチンを共同開発。2020年に動物用医薬品として承認。 出典
2020-12
規制・認証
スイムジェンSTX(豚の浮腫病ワクチン)(農林水産省承認済み。現行の動物用医薬品等データベースでは製造販売業者は明治アニマルヘルス株式会社。) 出典
2017-10
海外特許
米国、欧州、韓国、中国、豪州、ブラジル、カナダなど:豚サーコウイルス2型ワクチンの特許ファミリーに複数の海外地域での出願が掲載されている。 出典

提携先・顧客

共同開発
KMバイオロジクス株式会社 豚の浮腫病ワクチンを共同開発。2020年に動物用医薬品として承認。 出典
共同開発
Virbac 動物用ワクチン開発に関する共同開発契約を締結。 出典
顧客
沖縄県 ハブ毒判定キットの実用化に向けた研究開発を委託。 出典
共同開発
沖縄県衛生環境研究所 琉球大学と咬傷ハブ類の簡易迅速識別法を共同研究。 出典
共同開発
共立製薬株式会社 感染症分野の共同研究推進事業に参画。 出典

特許

10 件 出典(Gビズインフォ)
gBizINFOの法人番号紐づけ特許情報。収録対象は特許出願日2013~2022年で、件数は公報記録の調査範囲に基づく。特許ファミリー数や現在の有効権利数ではない。
主な分野ワクチン・組換えタンパク質、微生物学・遺伝子工学、有機化学・ペプチド、感染症診断・測定
共同出願人KMバイオロジクス株式会社、一般財団法人化学及血清療法研究所
海外出願True
豚の浮腫病を予防するワクチン(JP6172585/WO2014065210、国際公開WO2014065210A1) 株式会社ジェクタス・イノベーターズ、一般財団法人化学及血清療法研究所(後のKMバイオロジクス) / 日本登録。海外ファミリーに登録・出願記録あり。国・法域ごとの現状は個別公報を参照。 出典
産卵低下症候群(EDS)予防ワクチン(JP6620386B2/WO2015163037A1) 株式会社ジェクタス・イノベーターズ、KMバイオロジクス株式会社 / 日本登録(Google Patents表示はActive)。海外ファミリーあり。 出典

会社の規模

大学との関係教職員等ベンチャー
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-09-30—-1,095万円—834万円 出典
2018-09-30—302万円—290万円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
琉球大学 平成29年度認定の琉球大学発ベンチャー第2号。大学の認定企業一覧にも掲載されている。 出典
共同研究
琉球大学 大学の熱帯生物圏研究センター等と、家畜・養殖魚向け感染症ワクチンの共同研究開発を実施。2022~2024年度の事業報告に共同体の構成員として記載されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:13件
法人番号:8360001015169
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