患者の血液や細胞を加工し、再生医療向けに医療機関へ届ける

患者由来の血液・組織からPRPや各種細胞を加工し、再生医療向けに医療機関へ提供する細胞加工技術。

株式会社細胞応用技術研究所 東京都 目黒区平町
研究発の技術 再生医療 細胞培養・加工 多血小板血漿(PRP) 細胞加工施設(CPC) 培養表皮 幹細胞
実用化の段階
研究実証販売
会社は特定細胞加工物の提供と加工実績を公式サイトに掲載し、PRP-FDは2023年9月に販売提携先から医療施設向けに販売開始と発表されている。
5製品
4提携・顧客
8特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

再生医療の技術を医療機関で利用できるよう、患者由来の血液や細胞を加工・供給する。PRPでは自己血由来の血小板を利用し、難治性皮膚潰瘍などの治療を目指す。

どう動くか

PRPは患者の血液から血小板を濃縮し、組織修復に関わる成分を治療に用いる。ほかに皮膚などから細胞を分離・培養する受託加工を行う。会社は、凍結細胞を医療機関で扱いやすくする細胞解凍装置や、増殖因子の発現を高めるAGEL法も開発したと説明している。

できるようになること

同社は特定細胞加工物を医療機関へ提供し、PRP-FDは販売提携先を通じて医療施設に販売されている。大学・公的資料は、PRPを難治性皮膚潰瘍や口腔外科などの再生医療へ応用する取り組みを紹介している。

技術の出自:聖マリアンナ医科大学の形成外科・幹細胞再生医学分野に関係する再生医療の事業化として紹介されている。会社と大学との現在の正式な関係区分は確認できず。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • PRPを用いた再生医療
  • 難治性皮膚潰瘍
  • 整形外科・関節症
  • 形成外科・皮膚科
  • 歯科・口腔外科
  • 培養表皮・皮膚再生
  • 美容・発毛
  • 不妊症に対する子宮内膜由来幹細胞の応用
  • 化粧品・機能性食品の開発

優位性の主張

会社の主張
会社開発の細胞解凍装置により、凍結細胞を医療機関で安全かつ効果的に扱いやすく解凍できるとしている。 出典
会社の主張
AGEL法は増殖因子をより選択的に発現させ、従来より安全で安定した品質を維持すると会社は説明している。 出典
第三者の評価
NEDO資料は、患者本人の血液から分離したPRPを用いる再生医療について、自己組織由来のため副作用や感染症の恐れが少ないと紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
特定細胞加工物の受託加工・提供

PRP、線維芽細胞、培養表皮、脂肪組織由来幹細胞、子宮内膜由来幹細胞などを加工し、医療機関へ提供する。 出典

再生医療を提供する医療機関・クリニック
販売中
PRP-FD(LC-PRP)

患者自身の血液から作るPRPを凍結乾燥した加工物。医療施設でのPRP治療向けに販売提携先が販売する。 出典

医療施設
段階不明
化粧品・機能性食品の開発受託

化粧品や機能性食品の開発を受託する。 出典

化粧品メーカー・食品メーカー等
段階不明
細胞解凍装置

凍結保管された治療用細胞を医療機関で解凍するための装置。会社が特許技術の応用を説明している。 出典

医療機関・細胞加工施設
研究段階
AGEL法

増殖因子の発現を選択的に高めると会社が説明する新製造技術。公式サイトでは特許出願中。 出典

これまでの歩み 新しい順

2023-09
販売提携
株式会社日本エム・ディ・エム:株式会社インフィックスとともにPRP-FDの販売提携契約を締結し、医療施設への販売を開始。 出典
2016-01
助成
中小企業庁「再生医療のための細胞輸送システムの開発(ものづくり・商業・サービス革新補助金)」 出典

提携先・顧客

販売提携
株式会社日本エム・ディ・エム 株式会社インフィックスとともにPRP-FDの販売提携契約を締結し、医療施設への販売を開始。 出典
販売提携
株式会社インフィックス 日本エム・ディ・エム、細胞応用技術研究所とPRP-FDの販売提携契約を締結。 出典
顧客
中神クリニック 同院のPRP療法でL-CATから技術提供を受けたPRPを採用と紹介。 出典
顧客
北里大学北里研究所病院 PRP-FD作製を同社へ委託する運用を病院サイトで案内。 出典

特許

8 件 出典
会社公式サイトの再生医療関連特許・実用新案一覧7件を確認し、英語出願人名と対象社名でのGoogle Patents検索で追加1件を確認。出願の全件性は保証しない。
主な分野多血小板血漿の製造・保存、細胞培養添加剤・培養上清、細胞解凍装置、血液輸送
共同出願人医療法人社団優恵会
海外出願True
特許6999927「多血小板血漿を製造する方法」 株式会社細胞応用技術研究所 / 登録 出典
特許6875619「多血小板血漿の保存方法」 株式会社細胞応用技術研究所 / 登録 出典
特開2021-073213「多血小板血漿の保存方法」 株式会社細胞応用技術研究所 / 登録済み(特許7193170) 出典
特開2020-137518「添加剤」 株式会社細胞応用技術研究所 / 登録済み(特許7506905) 出典
残りの4件を表示
特開2020-115813「細胞解凍装置」 株式会社細胞応用技術研究所 / 公式サイト掲載。登録状況は確認できず 出典
WO2020/027336「培養上清製剤の製造方法」 株式会社細胞応用技術研究所 / 国際公開。日本出願JP2024012530Aは審査中 出典
実用新案登録3197426「血液輸送用セット」 株式会社細胞応用技術研究所 / 公式サイト掲載。現状は未確認 出典
特開2024-100696「育毛組成物」 株式会社細胞応用技術研究所 / 公開・審査状況不明 出典

会社の規模

公式サイトl-cat.co.jp

大学との関係

大学との関係
聖マリアンナ医科大学 大学発ベンチャーとして紹介され、大学で開発された再生医療技術の普及を目的に設立されたと支援機関の資料に記載されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:14件
法人番号:8020001094486
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