閉じた上まぶた越しに眼圧を測り、自宅での記録を目指す
上まぶたを介して眼圧を測り、緑内障患者が自宅で自己測定することを目指す眼圧計「TapEye」。
株式会社トニジ 慶應義塾大学発 / 東京都 町田市 / 2020年設立
研究発の技術 医療機器 眼圧計 緑内障 MEMSセンサー 在宅医療 遠隔医療
実用化の段階
研究実証販売
試作機を用いた単施設の臨床パイロット試験が論文公表されている一方、東京都の2024年資料は研究開発段階とし、販売開始を示す資料は確認できなかった。
1製品
0提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
眼圧は緑内障の治療効果をみる重要な指標だが、測定機会が医療機関に限られ、日々の変化を把握しにくい。既存の家庭用眼圧計は高価格などの課題があると同社は説明している。
どう動くか
測定子を閉じた上まぶたに当てて押し、内蔵センサーで押す強さ・速さ・加速度・移動距離・ずれを取得する。ソフトウェアが条件を満たす測定を判定し、成功した7回の値を平均する。角膜に触れず測れる仕組みだが、論文時点では測定精度や使いやすさの改善が必要とされている。
できるようになること
自宅で眼圧を記録し医療機関と共有できれば、緑内障診療の効率化や患者の治療参加につながることを目指す。東京都の紹介では、点眼の動機づけや遠隔でのデータ共有も構想として示されている。
技術の出自:慶應義塾大学医学部 眼科学分野(論文上の所属として記載)。技術開発は2018年に特許出願されたと論文に記載。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 緑内障患者の眼圧自己測定
- 家庭での眼圧モニタリング
- 患者・医療機関間の測定データ共有
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2024-10
採択
厚生労働省 医療系ベンチャー・トータルサポートオフィス(MEDISO)「Direct Flight Medical Startups Global Acceleration Program」 出典
2024-05
規制・認証
TapEyeの医療機器としての承認・認証(2024年の論文では、未承認のオフラベル機器として記載。東京都の2024年インタビューでも医療機器としての申請を検討中と説明。2024年以後の状況は確認できず。) 出典
2021-10
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEDO Entrepreneurs Program(NEP Type-A)「汎用MEMSセンサ複数で実現する自己測定眼圧計の開発」」 出典
特許
主な分野内部圧力・剛性測定、眼圧測定、眼瞼接触型測定装置
海外出願True
測定対象物の内部圧力又は剛性を測定する測定装置(特許ファミリー:JP6783416B1/JP2020533174A、WO2020130156A1、US20220079437A1、CN113194810A) 日本特許公報では個人。米国出願ではTonesy Inc.名義の記載とToneasy Inc.への譲渡記録がある。 / Google Patents上、日本は登録・有効、米国は放棄、PCTは終了、中国は審査中。日本公報の出願人表示と米国記録に差がある。 出典
会社の規模
資本金50万円(2024年度調査時点時点) 出典