非ウイルスでT細胞に遺伝子を組み込み、がんを狙う細胞治療を開発する
ピギーバック(PB)トランスポゾン法でT細胞にCAR遺伝子を導入し、がん細胞を狙うCAR-T細胞療法を開発。
株式会社A-SEEDS 信州大学発 / 東京都 中央区 / 2020年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー 細胞治療 遺伝子治療 CAR-T piggyBacトランスポゾン 非ウイルス遺伝子導入
実用化の段階
研究実証販売
AP8901とAS116の臨床試験が進行し、AP8901ではヒトへの投与が行われているが、製品の販売・承認は確認できない。
3製品
6提携・顧客
5特許
10出資者
しくみ
解こうとしている課題
固形がんでは標的抗原の発現が不均一で、単一抗原を狙う治療では一部のがん細胞が残ることがある。また、CAR-T細胞の製造過程でT細胞が分化・疲弊し、持続的な働きを失う課題がある。
どう動くか
患者から採取したT細胞に、電気穿孔法などでPBトランスポゾンとトランスポザーゼを導入し、CAR遺伝子を細胞の染色体に組み込みます。会社は、ウイルスベクターを使わず、メモリーT細胞の性質を保ちやすい製造法だと説明しています。固形がん向け候補AP8901では、EPHB4とEPHA2の両方を認識するCARを開発しています。これらは会社による説明であり、臨床上の優位性が確立したことを示すものではありません。
できるようになること
実用化されれば、難治性の固形がんや血液がんに対する細胞治療の選択肢を広げることを目指す。会社は非ウイルス製法による製造の効率化・低コスト化と、海外を含む臨床展開を掲げている。
使われる場面
- 固形がん(ユーイング肉腫など)
- 急性骨髄性白血病
- 非ウイルス遺伝子導入CAR-T細胞の製造
優位性の主張
製品・サービス
実証
AP8901(ACS2015と同等のEPHB4標的CAR-T細胞製品)
PB法で作るCAR-T候補。EPHB4を標的とし、会社技術ページではEPHA2も認識すると説明。固形がんを対象に臨床開発中。 出典
治験段階では、標準治療がない、または標準治療に不応・不耐の固形がん患者。将来の提供先は未公表。
これまでの歩み 新しい順
2026-07
規制・認証
ACS2015(CARTiEr E312)豪州第I/Ib相試験(2025年11月時点で豪州倫理委員会への申請完了、試験開始準備中と会社発表。2026年7月に試験開始を告知。製造販売承認は確認できず。) 出典
2025-07
資金調達
シリーズA(NEDO助成を含む調達総額23.8億円。株式調達額は非公表)。金額は非公表。株式会社デライト・ベンチャーズ、みずほキャピタル株式会社、東京ウェルネスインパクトファンド、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社、株式会社ケイエスピー、SMBCベンチャーキャピタル株式会社 出典
2025-04
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)PCAフェーズ「革新的CAR-T細胞製品の臨床実装を目指した量産技術の開発」」 出典
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2023-10
共同開発
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院:AP8901の医師主導第I相試験CARTiEr E211を実施。
2023-10
規制・認証
AP8901(CARTiEr E211)国内第I相医師主導治験(国立がん研究センター東病院で実施中。承認取得は確認できず。)
提携先・顧客
共同開発
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 AP8901の医師主導第I相試験CARTiEr E211を実施。
共同開発
信州大学医学部附属病院 AS116の第I/II相試験CARTiEr G111を実施。 出典
共同開発
帝人リジェネット株式会社 CAR-T候補製品の上市に向けた開発支援を行う予定。 出典
共同開発
ライフテクノロジーズジャパン株式会社(サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ) 信州大学とともにPB法による遺伝子導入条件を共同研究。 出典
共同開発
Cell Therapies Pty Ltd 豪州治験向けに技術移管と治験製品のGMP製造を担う契約を締結。 出典
特許
主な分野CAR発現免疫細胞集団の製造、遺伝子改変細胞の作製、CAR-T細胞の製造・核酸導入、T細胞の培養
海外出願True
JP7632868B2「高効率な遺伝子改変細胞の作製方法」 国立大学法人信州大学 / 登録(Google Patents掲載上Active) 出典
WO2021019706A1/JP7576547B2「CAR発現免疫細胞を含む細胞集団の製造方法」 国立大学法人信州大学、京都府公立大学法人、BrightPath Biotherapeutics Co., Ltd. / 国際公開。各国・地域に出願。 出典
JP7769325B2「CAR-T細胞の製造方法、核酸導入キャリアおよびキット」 株式会社東芝、国立大学法人信州大学 / 登録 出典
WO2025142921A1「Method for culturing T cells」 AGC株式会社、国立大学法人信州大学、京都府公立大学法人 / 出願中(Google Patents掲載上Pending) 出典
EP4428229A4「Procédé de fabrication de lymphocytes CAR-T」 AGC株式会社、国立大学法人信州大学、京都府公立大学法人 / 出願中(Google Patents掲載上Pending) 出典
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた10社)
事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 4銀行・金融機関系 3大学系(大学VC・大学) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。