近赤外光で脳の血流変化を測り活動を見える化する

近赤外光を使う携帯型NIRS(fNIRS)で前頭前野付近の脳血流変化を測り、認知トレーニングやマーケティング調査などに活用する技術。

株式会社NeU 東京都 千代田区 / 2017年設立
技術を使った製品・サービス NIRS fNIRS 光トポグラフィ 脳活動計測 ウェアラブルセンサー ニューロフィードバック
実用化の段階
研究実証販売
会社はセンサー累計出庫6,500台超、複数の計測・脳トレサービスの提供実績を公開し、主要機器の発売開始時期も記載している。
6製品
9提携・顧客
1特許
5出資者

しくみ

解こうとしている課題

従来は実験室などの統制された環境が中心だった脳活動計測を、小型・携帯型の装置で日常環境でも扱えるようにし、健康、学習、商品評価などへの活用を目指す。

どう動くか

額から微弱な近赤外光を照射し、脳活動に伴う血流変化を捉えて脳活動の状態を可視化する。XB-01は重さ約30gのセンサーに計測機能をまとめ、BluetoothでスマートフォンやPCへデータを送る。センサー値だけから認知能力や心理状態を直接判定するものではないと会社は説明している。

できるようになること

会社は、脳活動の計測を認知トレーニング、ストレス管理、商品・広告評価、働き方や安全運転の支援などに応用し、生活の質や企業の商品開発・サービス改善に役立てるとしている。

技術の出自:東北大学加齢医学研究所の認知脳科学・脳機能イメージング研究と、日立グループの近赤外光を用いた携帯型脳計測技術。日立製作所中央研究所では1995年に光トポグラフィ技術の研究を開始。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 脳活動・認知機能の研究
  • ニューロフィードバック型の認知機能トレーニング
  • 脳の健康チェック、ストレス管理、健康経営
  • ニューロマーケティング、広告・商品・デザイン評価
  • VR・XR体験中の脳活動と視線の計測
  • 教育・学習支援
  • 運転に関する認知機能チェックや安全運転支援

優位性の主張

会社の主張
XB-01は重さ30g、厚さ13mmのセンサー一体型で、2018年10月の発表時点に会社調べで世界最小・最軽量クラスと主張。比較対象は当時、日本・北米・欧州で一般に公表されていたNIRS脳計測機器。 出典
会社の主張
前額部に装着する小型センサーを用い、日常に近い環境で脳活動を計測できることを特徴としている。 出典
会社の主張
リアルタイムに脳活動を可視化しながら認知機能トレーニングを行うソリューションは世界でも最先端と会社は説明している。 出典
会社の主張
東北大学の認知脳科学の知見と日立グループの携帯型脳計測技術を融合した事業基盤。 出典

製品・サービス

販売中
XB-01

前額部の脳活動量、脈拍、頭部の動きを計測する約30gのウェアラブル脳活動センサー。 出典

研究機関、企業、ゲーム・XR等の開発者
販売中
HOT-2000

2チャンネルの携帯型NIRS脳活動計測装置。研究や脳活動の計測に使う。 出典

大学・研究機関、企業の研究開発部門
販売中
NeU-VR

VR視聴中の脳活動と視線を計測するヘッドマウントディスプレイ型ソリューション。 出典

大学・研究機関、商品・空間・コンテンツの評価を行う企業
販売中
Active Brain CLUB

XB-01とアプリを組み合わせ、脳活動を見ながら認知機能トレーニングを行うサービス。 出典

一般消費者。働く世代やシニア層を想定。
販売中
ニューロマーケティング/NeUro+

脳活動や視線などを計測・分析し、広告や商品、サービスの評価を支援する調査・コンサルティング。 出典

商品・広告・サービスの開発や評価を行う企業
販売中
脳健康ステーション

脳年齢、脳活動、ストレス度をセルフチェックし、脳と心の健康状態を可視化するサービス。 出典

薬局、企業、健康イベントの運営者

これまでの歩み 新しい順

2026-04
共同開発
株式会社ロッテ:自動運転を模した環境でのガム咀嚼と眠気に関する共同研究。 出典
2025-12
規制・認証
ISO/IEC 27001:2022 情報セキュリティマネジメントシステム認証(取得済み) 出典
2023-05
販売提携
imedtac Co. Ltd.:台湾でActive Brain CLUB等のローカライズと高齢者施設向け展開を進める協業覚書。 出典
2022-11
資金調達
第三者割当増資。金額は非公表。三井物産株式会社 出典
2022-02
資金調達
第三者割当増資。金額は非公表。東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(THVP-1号投資事業有限責任組合)、株式会社日立ハイテク、株式会社NSD、三井物産株式会社 出典
2021-09
受賞
INNOVATION OF THE YEAR – DEMENTIA TECHNOLOGY SOLUTION ファイナリスト 出典
2020-10
共同開発
凸版印刷株式会社:脳活動や視線等の計測・分析を用いたデザイン開発の共同研究。 出典
2019-05
顧客
株式会社シーボン:脳科学アドバイザリー契約を締結し、実験設計やNIRS計測を支援。 出典
残りの3件を表示
2019-01
受賞
経済産業省「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019 優秀賞」 出典
2017-08
共同開発
株式会社日立ハイテク:携帯型脳計測技術をNeUの事業基盤として提供。 出典
2017-07
資金調達
設立時出資。金額は非公表。東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(THVP-1号投資事業有限責任組合)、株式会社日立ハイテク、株式会社NSD、七十七キャピタル株式会社(77ニュービジネス投資事業有限責任組合) 出典

提携先・顧客

共同開発
東北大学 認知脳科学の知見を基盤とし、日立との共同研究で携帯型脳計測技術を開発。 出典
共同開発
株式会社日立ハイテク 携帯型脳計測技術をNeUの事業基盤として提供。 出典
共同開発
凸版印刷株式会社 脳活動や視線等の計測・分析を用いたデザイン開発の共同研究。 出典
販売提携
imedtac Co. Ltd. 台湾でActive Brain CLUB等のローカライズと高齢者施設向け展開を進める協業覚書。 出典
共同開発
株式会社ロッテ 自動運転を模した環境でのガム咀嚼と眠気に関する共同研究。 出典
顧客
株式会社シーボン 脳科学アドバイザリー契約を締結し、実験設計やNIRS計測を支援。 出典
残りの3件を表示
共同開発
公益財団法人流通経済研究所 VR空間内の商品棚評価について脳科学的検証を実施。 出典
共同開発
公益財団法人豊田都市交通研究所 VRを用いた高齢運転者の無信号交差点での空間認知研究。 出典
提携
UTグループ株式会社 建設現場を再現したVR研修に脳科学的知見を提供。 出典

特許

1 件 出典
今回のウェブ検索で個別に番号・出願人を照合できたNeU出願は1件。会社公式サイトは取得特許合計18件(国内16件、海外2件)と公表しているため、個別確認件数とは区別した。
主な分野脳活動活性化方法・認知機能トレーニング、生体データを用いた情報処理
海外出願True
脳活動活性化方法、脳活動活性化プログラム、情報処理装置(特願2018-193754/特開2020-058725) 株式会社NeU / 公開公報。登録状況は今回確認できず。 出典

会社の規模

資本金1億円(2025-03-31時点) 出典(Gビズインフォ)
公式サイトneu-brains.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2026-03-31—-8,167万円3.94億円4.65億円 出典
2025-03-31—-8,172万円4.73億円5.66億円 出典(Gビズインフォ)
2024-03-31—-933万円5.57億円6.41億円 出典(Gビズインフォ)

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学との関係
東北大学 東北大学の認知脳科学の知見を事業化する会社として設立。大学関連の投資会社が運営するTHVP-1号投資事業有限責任組合などの出資が発表されている。大学の正式な認定ベンチャー称号や直接出資の詳細は確認できず。 出典

出資者(公開情報で確認できた5社)

事業会社(CVCを含む) 3銀行・金融機関系 1大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:21件
法人番号:8010001185385
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