地下1450メートルの熱で水を温めて地上で発電する
温泉水をくみ上げず、地下に埋設した同軸二重管型熱交換器で水を加熱し、地上で蒸気化して発電する閉ループ地熱発電方式。
株式会社ジャパンニューエナジー 京都大学発 / 東京都 中央区 / 2013年設立
研究発の技術 地熱発電 クローズドループ 同軸二重管型熱交換器 再生可能エネルギー 加圧水型発電
活動を確認できず 指定法人番号の登記閉鎖は確認されていませんが、この法人番号に結び付く現在の事業活動も確認できませんでした。
実用化の段階
研究実証販売
京都大学は2016年に大分県九重町で発電実証の成功を公表しているが、商用発電所の販売・稼働実績は確認できなかった。
1製品
2提携・顧客
15特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
温泉水を利用する従来型地熱発電で課題となる、温泉資源への影響、スケールの付着、還元井の設置を避けることを目指す。
どう動くか
地上から加圧した水を二重管の一方に送り、地下の熱で温めて別の管から液体のまま回収する。地上で減圧して蒸気を発生させ、タービンを回す。京都大学の発表では、実証設備の熱交換器は地下1,450メートルまで埋設された。
できるようになること
京都大学は、発電時にCO2を排出せず、24時間安定した発電が可能な地熱発電の利点を保ちつつ、開発期間の短縮や運転コストの軽減につながる可能性を説明している。これらは大学発表上の期待であり、普及実績は確認できない。
技術の出自:京都大学大学院 工学研究科の地熱発電に関する共同研究。大学発表では研究プロジェクト名の記載なし。 出典1 出典2
使われる場面
- 地熱発電
- 温泉資源への影響を抑えた再生可能エネルギー発電
- 地域の安定電源
優位性の主張
製品・サービス
試験導入
JNEC方式新地熱発電システム(水分発電所)
二重管型熱交換器による閉ループ地熱発電。大分県九重町で発電実証に成功した。 出典
地熱発電事業者、発電事業者、地域エネルギー事業者(公表資料に明記された顧客ではなく、想定用途)
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
提携
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 同社の地熱発電実用化開発・出力大規模化テーマが支援事業の採択一覧に掲載。
特許
JP2013164062A / US10203162B2「地熱交換器および地熱発電装置」 京都大学、Japan New Energy Co., Ltd. / 日本出願および米国登録を確認。豪州登録公報でも両者が出願人として記載。 出典
JP7245492B2「地熱発電所」 ジャパン・ニュー・エナジー株式会社 / 登録・有効(Google Patents表示)。 出典
JP7175024B2「地熱発電所」 ジャパン・ニュー・エナジー株式会社 / 登録(Google Patents表示)。 出典
JP7584825B2「地熱発電装置及び埋設管」 ジャパン・ニュー・エナジー株式会社 / 2024年登録。 出典
JP2018071438A「気水分離装置、地熱発電装置及び地熱発電方法」 ジャパン・ニュー・エナジー株式会社 / 公開公報。登録状況は本調査で未確認。 出典
会社の規模
大学との関係共同研究ベンチャー
大学との関係
大学との関係
京都大学 京都大学の発表は、ジャパン・ニュー・エナジー株式会社との地熱発電システム共同開発を記載。ただし法人番号は記載されておらず、指定法人番号8010001089834との同一性は確認できない。同名の別法人番号9010001157846の企業情報が地熱発電事業と一致するため、指定法人との関係は未確認。 出典