非線形超音波のゆがみから、金属内部の微細な傷を映す
非線形超音波を使い、金属などの内部にある微細欠陥や不完全接合部を画像化する非破壊検査・材料評価技術。
有限会社超音波材料診断研究所 名古屋工業大学発 / 三重県 桑名市 / 2004年設立
研究発の技術 非破壊検査 超音波 非線形超音波 材料評価 高調波画像化 溶接・接合検査
実用化の段階
研究実証販売
公的機関との診断法開発や試作・実験の記録はあるが、公開資料では販売実績を確認できず、現在の商用提供状況も確認できない。
2製品
3提携・顧客
4特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来の超音波検査では検出しにくい閉じたき裂、微細欠陥、異質部や不完全接合部を、対象物を壊さずに評価する。
どう動くか
超音波を材料に送り、き裂や接合界面などで生じる高調波や波形のゆがみを測定する。通常の超音波検査では検出しにくい、閉じたき裂、微小な隙間、偏析なども、界面や材料組織との相互作用による変化から可視化する。薄板では水中で厚さ方向の共振を起こし、高次高調波の振幅や到達時間を画像化する方式も公報に記載されている。
できるようになること
JAEAとの共同開発では、液体金属を内包する大型ステンレス容器の劣化診断を目指している。材料内部の欠陥や劣化を検出できれば、設備の維持管理や補修・更新の判断に使える可能性があると公的機関が説明している。
技術の出自:名古屋工業大学の工学系における非線形超音波・材料評価研究。公開情報から学部・学科や研究プロジェクトの正式名称は確認できず。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 金属材料の微小欠陥・異質部の検査
- 溶接部・接合界面の不完全接合や介在物の検出
- コーティング膜と母材の界面評価
- 自動車・産業機器部品の材料評価
- 液体金属を内包するステンレス容器の劣化診断
- コンクリートの内部欠陥や鉄筋付着状態の非接触検査
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
日本原子力研究開発機構 液体金属を内包するSUS容器の超音波診断法を共同開発。 出典
提携
大同特殊鋼株式会社 超音波材料診断方法・装置の特許に共同出願人として記載。 出典
特許
主な分野非線形超音波による材料欠陥の可視化、超音波材料評価装置、薄板の水浸共振・高次高調波診断、小型超音波非破壊検査装置
共同出願人大同特殊鋼株式会社
会社の規模
大学との関係
共同研究
名古屋工業大学 名古屋工業大学との共同研究による超音波計測・診断技術が紹介されている。 出典