iPS細胞由来の肝細胞で、体外から肝機能を補うことを目指す
低免疫原性iPS細胞由来の肝オルガノイドと炎症性白血球を除去するカラムを組み合わせ、重症肝不全患者の血液を体外循環させて肝機能を補助するシステム。
Kanzo Biomedicines Japan株式会社 兵庫県 川西市 / 2024年設立
研究発の技術 再生医療 iPS細胞 肝オルガノイド 体外循環 バイオ人工肝臓 ゲノム編集
実用化の段階
研究実証販売
大学資料はACLFモデルラットで非臨床POC取得済みとし、製造スケールアップと非臨床安全性評価を経て臨床試験を目指すとしている。
1製品
0提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
慢性肝不全の急激な悪化や急性肝不全には、肝移植以外の有効な治療選択肢が限られ、炎症の抑制と肝機能の補助を同時に行う方法が課題となっている。
どう動くか
血液をまず顆粒球・単球アフェレーシス(GMA)カラムに通し、炎症に関わる白血球を吸着除去する。次に、HLA-A・HLA-B・CIITAを欠失させたiPS細胞由来の肝細胞様細胞をアルギン酸で包んだカラムに通す。肝細胞様細胞が肝機能を補い、遺伝子改変とカプセル化で免疫反応を抑える構成。動物モデルで検証され、臨床応用に向けて製造法の拡大と安全性評価が進められている。
できるようになること
研究機関は、炎症抑制、肝機能補助、肝再生促進を同時に行う治療手段となり、重症肝不全患者に肝移植以外の選択肢をもたらす可能性を示している。臨床応用には製造スケールアップと非臨床安全性評価が必要。
技術の出自:大阪大学大学院医学系研究科・器官システム創生学を中心とする研究。大阪大学の研究シーズ資料では、横浜市立大学発ベンチャーKanzo Biomedicines, Inc.との共同研究を希望する旨が記載されている。 出典1 出典2
使われる場面
- 慢性肝不全急性増悪(ACLF)
- 急性肝不全(ALF)
- 肝切除後肝不全
- 重症アルコール性肝炎
優位性の主張
製品・サービス
特許
1 件 出典
Google PatentsでKanzo Biomedicines Inc.を出願人として検索し、確認できた特許ファミリーは1件。日本法人名での出願有無や全データベースでの網羅性は確認できていない。
主な分野肝機能補助体外循環システム、肝細胞様細胞カラム、顆粒球・単球アフェレーシス
海外出願True
WO2024254494A2 — Liver support systems and methods of use Kanzo Biomedicines Inc / PCT公表。Google PatentsではWO出願の法的状態をCeasedと表示。各国移行出願も掲載されている。日本法人との権利関係は確認できず。 出典
会社の規模
資本金10万円(2025-03時点)
大学との関係
大学との関係
大阪大学 大阪大学の教員兼業状況資料で、同社の代表取締役および取締役への就任を確認。大学発ベンチャー認定、施設入居、ライセンス、大学出資の直接証拠は確認できず。 出典