DNAを切らずに塩基を置き換え、微生物の性質を変える
Target-AIDを中心とする塩基編集技術。DNA二本鎖を切断せず、狙った塩基を変換してゲノムを改変する。
株式会社バイオパレット 神戸大学発 / 兵庫県 神戸市中央区 / 2017年設立
研究発の技術 ゲノム編集 塩基編集 Target-AID CRISPR マイクロバイオーム 合成生物学
清算 2026年4月1日付の解散公告の記録では、同社は2026年3月24日の株主総会決議で解散しています。
実用化の段階
研究実証販売
乳酸菌の標的編集とヨーグルト試作が大学から報告されている一方、製品販売や承認は確認できず、会社は2026年に解散予定として契約を終了した。
2製品
2提携・顧客
2特許
5出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来のゲノム編集で生じるDNA二本鎖切断などの制約を抑え、微生物や細胞の遺伝情報を狙った位置で改変すること。
どう動くか
標的配列に結合するよう改変したCRISPR-Cas9に塩基変換酵素を組み合わせ、DNAを切断せずに特定の塩基を置き換える。神戸大学の発表では、二本鎖切断に伴う細胞毒性などを避け、乳酸菌の狙った位置を高効率で編集できた。乳酸菌での研究では、糖尿病増悪に関わる物質の産生を抑えたヨーグルトを試作した。
できるようになること
神戸大学は、乳酸菌などの有用微生物を改変し、機能性プロバイオティクスや食品の開発につながる可能性を示している。医療、農業、微生物利用への応用も想定されるが、製品化には安全性確認が必要とされている。
技術の出自:神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科、先端バイオ工学研究センター。Target-AIDおよび乳酸菌の塩基編集研究。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- マイクロバイオーム治療・生菌製剤(LBP)
- 創薬・ヒト治療
- 食品・プロバイオティクス
- 農業・植物育種
- 微生物改変・研究用ツール
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
提携
Beam Therapeutics Inc. 塩基編集知財の独占クロスライセンスを締結。2026年3月に契約終了。 出典
共同開発
国立大学法人神戸大学 Target-AIDの知財ライセンスと乳酸菌編集研究で連携。 出典
特許
主な分野植物細胞のゲノム編集、塩基編集・Target-AID
海外出願True
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた5社)
Eight Roads Ventures JapanF-Prime Capital PartnersARCH Venture Partnersジャフコ グループ株式会社株式会社科学技術アントレプレナーシップ
独立系VC 4大学系(大学VC・大学) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。