全身性エリテマトーデスに関わる免疫細胞を標的に、抗体治療を研究する
DOCK8陽性CD4 T細胞をSLEの発症に関わる細胞として特定し、抗DOCK8抗体による治療を研究する技術。
株式会社膠原病研究所 神戸大学発 / 兵庫県 芦屋市 / 2003年設立
研究発の技術 自己免疫疾患 全身性エリテマトーデス DOCK8 CD4 T細胞 モノクローナル抗体 創薬
実用化の段階
研究実証販売
抗DOCK8抗体の治療効果はSLEモデルを含むマウスで報告されていますが、人での治験や製品販売の公表は確認できません。
1製品
1提携・顧客
5特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
SLEを引き起こす免疫細胞や分子過程を特定し、十分でない自己免疫疾患の治療法に新たな標的を提示すること。
どう動くか
研究では、抗原刺激が繰り返されると自己抗体を誘導するCD4 T細胞が生じ、その細胞がDOCK8を発現してSLE様の免疫反応を起こすと説明しています。患者の血液でもDOCK8陽性細胞と病勢の関連を調べ、マウスのSLEモデルでは抗DOCK8抗体による症状改善を報告しています。人での治療効果は確認されていません。
できるようになること
抗DOCK8抗体の研究が進めば、SLEなど自己免疫疾患に対する新しい治療選択肢につながる可能性があります。現時点の治療効果の報告はマウス実験に基づきます。
技術の出自:神戸大学大学院医学研究科の臨床免疫学・膠原病研究、九州大学病院別府病院との研究。特定の研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 全身性エリテマトーデス(SLE)の治療薬研究
- 自己免疫疾患の診断・発症機序研究
- 自己免疫疾患モデル動物を用いた治療候補のスクリーニング
優位性の主張
製品・サービス
実証
抗DOCK8モノクローナル抗体による自己免疫疾患治療候補
DOCK8を標的とする抗体を用いたSLEなどの自己免疫疾患の予防・治療候補。マウスでの研究成果が公表されている。 出典
販売先は未公表。想定用途はSLE等の治療薬候補。
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
提携
株式会社免疫生物研究所(KAN Research Institute) 同社が開発したファージ抗体ライブラリーを抗DOCK8抗体の作製に使用。 出典
特許
主な分野自己免疫疾患の発症に関与するT細胞の判定、SLE・自己免疫疾患の診断、抗DOCK8抗体による予防・治療、抗DOCK8モノクローナル抗体
海外出願True
JP4864425B2「全身性エリテマトーデスの発症の判定のためのデータ取得方法およびその利用」 株式会社膠原病研究所 / Google Patents上は年金不納による失効表示 出典
JP5026047B2「自己免疫疾患の発症に関与する自己応答性T細胞またはT細胞受容体の同定方法およびその利用」 株式会社膠原病研究所 / Google Patents上は年金不納による失効表示 出典
JP6536944B2「自己免疫疾患の発症に関与する細胞を判定する方法及びその利用」 株式会社膠原病研究所 / 登録・有効表示 出典
WO2018159549A1/JP7037198B2「自己免疫疾患の予防および/または治療剤、並びに、ワクチン」 株式会社膠原病研究所 / WO出願はGoogle Patents上で ceased 表示。日本移行特許JP7037198B2は登録・有効表示。 出典
WO2025033308A1「抗DOCK8モノクローナル抗体、およびその利用」 株式会社膠原病研究所 / 国際出願・審査中表示 出典
会社の規模
大学との関係
大学の認定
神戸大学 神戸大学認定ベンチャー一覧に掲載。認定日は2021-11-15。 出典