病原菌の情報伝達を抑え、肌の常在菌を保ちつつ増殖抑制を目指す
皮膚常在菌を保ちながら病原菌の働きを抑える技術、防腐剤を加えず容器で内容物の腐敗を抑える技術、芽胞形成菌への対策技術。
ジヨイ・クル株式会社 京都府立大学発 / 京都府 京田辺市 / 2020年設立
研究発の技術 皮膚常在菌 菌叢改善 クオラムセンシング阻害 防腐剤無添加 抗菌性容器素材 芽胞形成阻害
実用化の段階
研究実証販売
京都府の紹介記事には容器素材の培養比較試験と芽胞形成阻害技術の開発が記載され、公式サイトはライセンス・実用化支援を案内する一方、販売実績や導入先は確認できませんでした。
3製品
3提携・顧客
7特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来の殺菌・防腐方法は病原菌だけでなく皮膚常在菌にも影響しうること、またアルコールで殺菌しにくい芽胞形成菌や液体製品の腐敗が課題とされています。
どう動くか
菌叢改善剤は、病原菌のクオラムセンシング(菌が情報をやり取りする仕組み)を選択的に阻害し、常在菌を維持しながら病原菌の増殖や病原因子の産生を抑える設計です。防腐剤無添加技術は、微生物の増殖に必要な栄養成分を除去する物質を容器素材に配合し、菌が容器に直接触れない場合にも抗菌性を発揮すると説明されています。芽胞形成菌向け技術では、保湿性のある物質で芽胞形成を阻害し、アルコール消毒液での殺菌を可能にする仕組みが紹介されています。
できるようになること
会社は、常在菌を守る肌向け製品や、防腐剤を加えず品質を保つ容器の開発を目指しています。また、芽胞形成菌への対策を衛生管理に応用し、食中毒リスクの低減につなげる構想を示しています。
技術の出自:京都府立大学の病原細菌学・皮膚科学分野における研究成果。関連特許には京都府公立大学法人と倉敷紡績株式会社の共同出願があります。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 皮膚常在菌に配慮した化粧品・スキンケア製品
- 防腐剤無添加を目指す化粧品・シャンプー等の容器
- 芽胞形成菌を対象とする消毒・衛生管理
- 皮膚・爪・口腔などの菌叢改善剤
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
7 件 出典
会社公式サイト掲載の旧特許3件と、Google Patentsで確認した会社・三洋化成工業株式会社の登録特許4件を記録。検索で確認できた範囲の件数であり、全保有知財の網羅を保証しません。2024年登録の4件は菌叢改善剤に関する。
主な分野病原因子産生抑制、皮膚・爪・口腔の菌叢改善、アトピー性皮膚炎抑制用繊維
海外出願True
特許第5716173号「病原性因子産生抑制剤」 京都府公立大学法人 / 登録(Google Patents上でActive) 出典
特許第6004401号「病原因子産生抑制繊維及びその製造方法」 京都府公立大学法人、倉敷紡績株式会社 / 登録(Google Patents上でActive) 出典
特許第5904618号「アトピー性皮膚炎抑制用繊維の使用方法及びアトピー性皮膚炎抑制用繊維」 京都府公立大学法人、倉敷紡績株式会社 / 登録(Google Patents上でActive) 出典
特許第7573840号「菌叢改善剤」 ジヨイ・クル株式会社、三洋化成工業株式会社 / 登録(Google Patents上でActive) 出典
大学との関係
大学の認定
京都府立大学 公式サイトは京都府立大学発の認定スタートアップと説明し、大学での研究成果を基に事業を行っていると記載。 出典