AIで低分子を設計し、制御が難しいタンパク質間相互作用の薬を目指す

タンパク質間相互作用(PPI)を標的とする創薬基盤。AI活用の低分子設計「INTENDD®」と、ヘリックス・ループ・ヘリックス構造のペプチド「HLHP」を用いる。

インタープロテイン株式会社 大阪府 大阪市 / 2001年設立
研究発の技術 創薬 AI創薬 深層学習 タンパク質間相互作用(PPI) 構造ベース創薬 低分子化合物
2年以上、新しい発信を確認できず 公式サイトの掲載情報は2022年8月の協業発表が最新で、2年以上更新がなく、それ以降の事業活動を示す根拠を確認できませんでした。
実用化の段階
研究実証販売
製薬企業等との共同研究や創薬候補の探索は公表されているが、今回確認した情報に医薬品の承認・販売実績は見当たらない。
2製品
6提携・顧客
3特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

創薬標的として注目されながら、低分子薬などで制御するのが難しいタンパク質間相互作用(PPI)を、薬剤候補の探索につなげる。

どう動くか

INTENDD®は標的タンパク質と低分子化合物の情報を使い、独自の深層学習で化合物の活性を予測し、ヒット同定やリード創出・最適化を支援する。HLHPは2本のヘリックスをループでつないだペプチドで、ファージディスプレイによるライブラリー探索などでPPIを制御する分子を探す。会社は従来のMDベースのドッキングとは異なる設計思想を主張している。

できるようになること

会社は、抗体などの生物製剤に頼るPPI阻害を、経口可能な低分子薬やペプチドへ広げ、患者にとって投与しやすい治療の実現を目指すと説明している。

技術の出自:大阪大学発のバイオベンチャーと会社が説明。大学の学部・研究分野・特定プロジェクトは確認できず。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 低分子PPI阻害薬の探索
  • PPI制御ペプチドの探索
  • 抗がん剤・免疫疾患薬などの創薬研究
  • 感染症治療薬候補の探索
  • 放射線防護薬の研究

優位性の主張

会社の主張
INTENDD®はMDベースのドッキングシミュレーションと異なる概念に基づき、独自の骨格を持つ高活性化合物を生み出すと会社が説明している。 出典
会社の主張
HLHPの多様なライブラリーを用いたファージディスプレイ探索で、強い結合性を持つ分子の同定成功率が約100%、結合解離定数KDが低ナノモル域に達すると会社が主張している。 出典

製品・サービス

研究段階
AI-guided INTENDD®

深層学習を用いて低分子化合物の標的タンパク質に対する活性を予測し、PPI阻害薬の探索・最適化を支援する創薬基盤。 出典

製薬企業・創薬研究機関
研究段階
Helix-loop-helix peptide(HLHP)

2本のヘリックスとそれらをつなぐループからなるペプチド創薬モダリティ。PPIを制御するペプチド候補の探索に使う。 出典

製薬企業・創薬研究機関

これまでの歩み 新しい順

2022-08
共同開発
三和化学研究所:PPI阻害薬の創薬研究に関する共同研究契約を公表。 出典
2022-02
共同開発
スペラファーマ株式会社:低分子・ペプチド医薬品の研究開発、製造、商業化を目指す包括的協業の覚書を締結。 出典
2021-04
共同開発
岩城製薬株式会社:COVID-19治療薬の創薬研究に関する共同研究契約を公表。 出典
2021-03
共同開発
株式会社レキオ・ファーマ:クルクミン等のCOVID-19治療薬としての可能性を評価する共同研究契約。 出典
2020-09
海外提携
米国:Janssen BiotechとPPI標的の創薬研究で協業。 出典
2020-09
共同開発
ヤンセン・バイオテック:非公表のPPI標的に対する創薬研究の共同研究を公表。 出典
2018-05
助成
大阪市イノベーション創出支援補助金 出典
2016-09
海外提携
米国:New York Medical Collegeと、低分子PPI阻害薬の創薬研究に関する研究提携を発表。 出典
2016-09
共同開発
New York Medical College:低分子PPI阻害薬の創薬研究に関する研究提携を公表。 出典

提携先・顧客

共同開発
スペラファーマ株式会社 低分子・ペプチド医薬品の研究開発、製造、商業化を目指す包括的協業の覚書を締結。 出典
共同開発
三和化学研究所 PPI阻害薬の創薬研究に関する共同研究契約を公表。 出典
共同開発
岩城製薬株式会社 COVID-19治療薬の創薬研究に関する共同研究契約を公表。 出典
共同開発
株式会社レキオ・ファーマ クルクミン等のCOVID-19治療薬としての可能性を評価する共同研究契約。 出典
共同開発
ヤンセン・バイオテック 非公表のPPI標的に対する創薬研究の共同研究を公表。 出典
共同開発
New York Medical College 低分子PPI阻害薬の創薬研究に関する研究提携を公表。 出典

特許

3 件 出典
Google Patentsで出願人名「INTERPROTEIN CORP」「インタープロテイン株式会社」を検索し、本文で同社名義・共同名義を確認できた公報を3件記録。網羅的な権利件数ではない。
主な分野PPI創薬・低分子化合物、脱顆粒反応・サイトカイン産生の抑制、HSA結合性タンパク・ペプチド
海外出願True
特開2022-061613/特許第7722677号「HSA結合性タンパク」 インタープロテイン株式会社、公立大学法人大阪 / 日本で登録・存続(Google Patents表示) 出典
WO2009084737A1「脱顆粒反応およびサイトカイン産生を抑制する活性を有する化合物及びその用途」 Interprotein Corporation / PCT公開。Google Patentsで ceased と表示 出典
特開2011-006364「脱顆粒反応およびサイトカイン産生を抑制する活性を有する化合物及びその用途」 インタープロテイン株式会社 / 公開。Google Patentsで審査中と表示 出典

会社の規模

従業員5名(2026-09時点) 出典
資本金1億円(2024-04時点) 出典
公式サイトinterprotein.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2024-04-30—-4,839万円—2,253万円 出典
2023-04-30—-6,621万円—1,853万円 出典
2022-04-30—-7,823万円—5,835万円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

共同研究
大阪大学(蛋白質研究所) 蛋白質・蛋白質相互作用を阻害する低分子化合物の開発など、共同研究プロジェクトが掲載されている。 出典
大学との関係
大阪大学 大阪大学発のバイオベンチャーとして紹介されている。 出典
共同研究
New York Medical College 低分子PPI阻害薬の創薬研究に関する研究提携を発表。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:13件
法人番号:7120001134720
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