触媒を付けた細目メッシュで、空気や水の臭気成分の分解を目指す
ステンレスの細目メッシュにナノ構造の触媒被膜を形成し、空気や水に含まれる臭気成分・有機物などの分解や、菌・ウイルスの不活化を目指す技術。
株式会社eZovインターナショナル 静岡大学発 / 静岡県 浜松市 / 2022年設立
研究発の技術 光触媒 無光触媒 ナノ構造 酸化チタン リン酸チタン ステンレスメッシュ
実用化の段階
研究実証販売
メッシュ単体は販売中と会社が案内する一方、経済産業省掲載の事例では浄化ソリューション提供に向け実証中とされ、装置も開発中である。
4製品
1提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
空気や水の臭気成分、有機物、菌・ウイルスなどを処理する技術を提供し、畜産施設や工場などの臭気・水質課題の解決を目指す。
どう動くか
金属メッシュのワイヤ表面に化学反応でナノ構造の被膜を形成し、流体がメッシュを通る間に触媒と接触しやすくする。光触媒タイプは用途や照射条件に応じて可視光または紫外光に対応する。同社は、光を使わないタイプも展開している。新しい被膜技術では、メッシュ上にリン酸チタンを含む層を形成し、その上に光触媒層を設ける構成を説明している。
できるようになること
同社は、メッシュを通過する空気や水の浄化、臭気成分の分解、菌・ウイルスの不活化への活用を説明している。畜産施設の臭気・感染症対策や工場排水の浄化などで実証・展開が進めば、対象施設の浄化手段の選択肢になる。
技術の出自:静岡大学工学部の研究シーズ。光技術・電子技術を活用した産学官金連携プロジェクトで、金属メッシュ上への酸化チタンナノチューブ結晶形成が開発された。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 畜産施設の臭気対策
- 畜産施設の感染症対策
- 空気清浄機・空調設備の脱臭、菌・ウイルス対策
- 工場内の臭気対策
- 工場排水・循環水の浄化
- 水質浄化
優位性の主張
会社の主張
メッシュの各ワイヤにナノ構造の触媒被膜を形成し、表面積を大きくして流体との接触機会を増やすと説明している。 出典
会社の主張
リン酸チタン層はメッシュ上で化学反応により自己成長するため、粉末を塗る方式より剥がれにくい被膜になると主張している。 出典
会社の主張
同社公表のメチレンブルー湿式分解試験では、TP-200Tの有機分子分解活性指数は30.3 nmol/min。他社品との比較値は同社紹介の試験条件に基づく。 出典
会社の主張
畜産場の試作品実証で、1回の通気によりプロピオン酸56%、ノルマル酪酸61%、ノルマル吉草酸78%、イソ吉草酸63%の減少を得たと会社が公表。試験対象は低級脂肪酸で、同社ページは分析機関による測定と記載している。 出典
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
提携
ユーロフィン分析科学研究所株式会社 畜産場の低級脂肪酸を対象とした試作品実証の分析機関として会社が記載。 出典
特許
主な分野リン酸チタンを含むナノ凹凸被膜、基材へのコーティング、成膜方法
海外出願True
会社の規模
資本金1,412万円(2026-10時点) 出典
公式サイトezov.co.jp