がん細胞に多いmiRNAを合図にDNAを組み立て、治療薬を目指す
がん細胞に多いmicroRNAを合図にヘアピンDNAを細胞内で自己集合させ、がん治療に応用する核酸医薬技術と、核酸を効率よく合成する技術。
東京核酸合成株式会社 東京都 文京区
研究発の技術 核酸医薬 ヘアピンDNA 核酸自己集合 microRNA 自然免疫 がん免疫療法
実用化の段階
研究実証販売
会社公式のパイプライン表示は前臨床で、核酸合成装置もNEDO事業で試作機のPoCを目指す段階として記載されている。
3製品
3提携・顧客
4特許
2出資者
しくみ
解こうとしている課題
核酸医薬は、がん細胞を選びにくいことや製造効率が課題です。同社は、がん細胞に偏るmiRNAを利用した治療法と、核酸を低コスト・省試薬で大量合成する方法の開発を目指しています。
どう動くか
2種類のヘアピンDNAが、がん細胞に多いmiRNAに反応して細胞内で連鎖的に組み合わさり、DNA集合体を作ります。会社は、この集合体が自然免疫を刺激し、がん細胞の死や抗腫瘍免疫につながると説明しています。別途、浸漬式固相合成法では核酸を固相担体ごと試薬に浸す方式で、従来法より試薬量を抑えた合成を目指しています。
できるようになること
実用化すれば、従来の核酸医薬とは異なる作用機序で難治性がんへの治療選択肢を増やす可能性があります。合成法の普及は、核酸医薬品を含む核酸材料の製造効率や供給拡大に寄与することをNEDO資料が目標として示しています。
技術の出自:東京大学大学院工学系研究科の核酸化学・核酸集合技術に関する研究成果。大学の研究紹介では、miRNAを触媒とするDNAヘアピン自己集合とDNAデコイ形成が報告されている。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 難治性・希少がんの治療
- がん細胞の自然免疫活性化
- 核酸医薬品候補の合成
- 核酸材料の効率的・大量製造
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
資本提携
リアルテックファンド(UntroD Capital) シードラウンドの第三者割当増資を引き受け。投資家として公表。 出典
資本提携
三菱ガス化学株式会社 シードラウンドの第三者割当増資の一部を引き受け。 出典
共同開発
国立大学法人東京大学 核酸集合体医薬に関する国際出願の共同出願人。 出典
特許
4 件 出典
Google Patentsを会社英語名・日本語名で検索し、会社単独または共同出願人の公開案件3件と、関連する東京大学単独名義のWO公開案件1件を確認。公開検索での確認件数であり全出願を網羅する保証はない。
主な分野miRNA応答性ヘアピン核酸・核酸集合体医薬、ヘアピン核酸の製造、オリゴヌクレオチド・ポリヌクレオチド合成
共同出願人国立大学法人東京大学
海外出願True
WO2024166539A1 / 核酸集合体医薬 東京核酸合成株式会社、国立大学法人東京大学 / WO公開公報のGoogle Patents表示はCeased。日本国内移行出願JP2024576151Aも確認対象。法的状態は公報データベース表示に基づく。 出典
JP2023049298A / ヘアピン核酸の製造方法(公開番号JP2024138694A) 東京核酸合成株式会社 / 出願中(Google Patents表示:Pending) 出典
WO2025257997A1 / オリゴ又はポリヌクレオチドの合成方法 東京核酸合成株式会社 / 出願中(Google Patents表示:Pending) 出典
WO2023013329A1 / Hairpin nucleic acid composition 国立大学法人東京大学 / WO公開公報のGoogle Patents表示はCeased。会社は出願人として表示されていない。 出典
会社の規模
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 純資産 | 総資産 |
|---|---|---|---|---|
| 2025-12-31 | — | -4,781万円 | — | 6,868万円 出典 |
| 2022-12-31 | — | -425万円 | -125万円 | 1,791万円 出典(Gビズインフォ) |
決算公告など、公表された数字だけ。
大学との関係
大学との関係
東京大学 東京大学産学協創推進本部の支援企業一覧に掲載。会社公式サイトの所在地は東京大学南研究棟アントレプレナーラボ。 出典
出資者(公開情報で確認できた2社)
事業会社(CVCを含む) 1独立系VC 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。