鼻粘膜の細胞シートを移植し、手術後の中耳粘膜再生を目指す
患者自身の鼻粘膜から作製した細胞シートを中耳手術後の粘膜欠損部に移植し、中耳粘膜の再生を目指す再生医療技術。
株式会社ReeNT 東京慈恵会医科大学発 / 東京都 港区 / 2021年設立
研究発の技術 再生医療 細胞シート 自家細胞移植 鼻腔粘膜上皮細胞 中耳粘膜再生 耳鼻咽喉科
実用化の段階
研究実証販売
臨床研究情報ポータルは医師主導治験を完了と表示していますが、製造販売承認や販売開始の公表は確認できませんでした。
1製品
5提携・顧客
6特許
3出資者
しくみ
解こうとしている課題
中耳真珠腫の手術では正常な中耳粘膜も失われることがあり、術後の換気機能低下や空間閉塞による再発、聴力低下などが課題です。
どう動くか
患者の鼻粘膜は中耳粘膜と似た構造を持ち、採取もしやすいと会社は説明しています。採取した細胞を培養してシート状に加工し、中耳真珠腫の手術で粘膜を除去した部分へ移植します。再生した粘膜で中耳の換気機能を保ち、術後の空間閉塞や再発、聴力低下を抑えることを狙います。臨床試験の登録上、シートは手術器具または滅菌シリコンプレートを介して移植します。
できるようになること
手術後の中耳粘膜を再生し、換気機能を保つことで、再発や聴力低下などの術後問題を減らすことを目指します。会社と大学は耳鼻咽喉科領域での再生医療製品化を掲げていますが、承認・販売実績は確認できませんでした。
技術の出自:東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学講座の中耳粘膜再生研究。大学発ベンチャーとして社会実装を進めるために設立。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 中耳真珠腫の手術後の中耳粘膜再生
- 癒着性中耳炎など中耳疾患への適応拡大構想
- 副鼻腔炎など耳鼻咽喉科領域への適応拡大構想
優位性の主張
製品・サービス
試験導入
自家鼻腔粘膜上皮細胞シート
患者自身の鼻粘膜細胞を培養して作製し、中耳真珠腫の手術後に中耳粘膜欠損部へ移植する開発中の再生医療等製品。 出典
耳鼻咽喉科を持つ医療機関。対象患者は中耳真珠腫などの難治性中耳疾患患者。
これまでの歩み 新しい順
2026-09
規制・認証
中耳真珠腫に対する自家鼻腔粘膜上皮細胞シートの医師主導多施設共同治験(jRCT2033210438)(臨床研究情報ポータルで試験進捗は「Complete」。目標症例数12。製造販売承認の取得・製品販売は確認できず。) 出典
提携先・顧客
共同開発
聖マリアンナ医科大学 東京慈恵会医科大学と多施設共同の医師主導治験を実施。 出典
資本提携
アルフレッサ ホールディングス株式会社 出資を含む提携を深化し、臨床開発支援、製造、流通などの支援を通じ国内実用化を目指す。 出典
提携
ニッセイ・キャピタル株式会社 2022年シリーズAの第三者割当増資の引受先。 出典
提携
三菱UFJキャピタル株式会社 2022年シリーズAの第三者割当増資の引受先。 出典
特許
6 件 出典
社名・英語名の特許検索と技術名称のGoogle Patents検索で見つかった範囲。会社名義の登録特許は確認できず、大学名義の「新規鼻粘膜細胞シート」1ファミリーのJP・WO・US・EP・TWおよび分割出願の記録を数えた。
主な分野鼻粘膜由来細胞シート、細胞培養・組織培養、細胞シートを用いた再生医療
海外出願True
新規鼻粘膜細胞シート(JPWO2023112981A1/JP2023567825A) 学校法人慈恵大学 / 日本出願は審査中(Google Patents表示)。国際公開WO2023112981A1のPCT手続は終了扱い。 出典
新規鼻粘膜細胞シート(US20250197808A1) Jikei University / 出願中 出典
新規鼻粘膜細胞シート(EP4450612A1) Jikei University / 出願中 出典
新規鼻粘膜細胞シート(TW202334387A) Jikei University / Google Patents上の状態は不明 出典
新規鼻粘膜細胞シート(JP2026053541A/JP2025277737A) 学校法人慈恵大学 / 出願中(分割出願) 出典
大学との関係
大学の認定
東京慈恵会医科大学 大学の事業報告で、株式会社ReeNTを学内発ベンチャー企業として記載。 出典
出資者(公開情報で確認できた3社)
事業会社(CVCを含む) 1銀行・金融機関系 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。