沖縄の海洋生物を培養・評価し、役立つ成分や生産株を探す

沖縄沿岸の海洋生物・微生物・微細藻類を集めてライブラリー化し、培養・分析・スクリーニングを通じて有用成分や生産株を探す海洋バイオ技術。

オーピーバイオファクトリー株式会社 琉球大学・北里大学・沖縄科学技術大学院大学発 / 沖縄県 うるま市 / 2006年設立
研究発の技術 海洋バイオ 天然物探索 生物資源ライブラリー 微細藻類 微生物培養 ハイスループットスクリーニング
買収・子会社化 会社発表では2026年5月29日にロート製薬株式会社のグループ会社となった。
実用化の段階
研究実証販売
ライブラリー提供・受託スクリーニング等を事業として掲げ、サプリメントや化粧品関連商品を販売している。
6製品
7提携・顧客
3特許
5出資者

しくみ

解こうとしている課題

未利用の海洋生物資源から有用な成分や生産株を見つけ、探索から培養・原料生産までを進める課題。海洋性微生物や微細藻類は採集・分離・培養が難しく、候補探索の効率化も必要とされる。

どう動くか

海洋調査で採集した生物資源を分離・培養してライブラリーにし、顧客の目的に応じた試験系(アッセイ)で機能性や活性を評価する。見いだした候補は培養条件や生産工程を検討し、原料化・供給につなげる。微細藻類の培養では、閉鎖環境で汚染を抑えるフォトバイオリアクターや、変異株を作るARTP技術も提供している。

できるようになること

会社と公的機関の説明では、海洋資源の探索・機能評価・生産をつなぐことで、医薬・食品・化粧品・化成品・環境分野の素材開発や製品化を支援する。微細藻類の培養・利用を広げ、海洋資源の持続的活用を目指す。

技術の出自:琉球大学との海洋性微生物・微細藻類を用いた創薬シード探索研究(Go-Tech事業)。北里大学との抗菌化合物探索の共同研究。個別技術の大学・学部・研究分野への帰属は公開情報から特定できず。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 医薬品候補化合物の探索
  • 健康食品・サプリメント素材
  • 化粧品・頭皮ケア素材
  • 食品・化成品素材
  • 農水産・環境分野の生物資源探索
  • 微細藻類・微生物の培養と生産株改良

優位性の主張

会社の主張
海洋調査で培った採集技術、地域のダイバー・漁業者とのネットワーク、大学との共同研究を活用して独自性の高い天然素材を収集すると説明している。 出典
会社の主張
生物資源収集、シーズ探索、生産プロセス検討、物質生産、原料化・供給まで一貫して対応できることを他社との差別化点としている。 出典

製品・サービス

販売中
生物資源ライブラリー提供

沖縄沿岸で採集した海洋生物、微生物、微細藻類のライブラリーを研究用途に提供。 出典

製薬、食品、化粧品、化成品、農水産、環境分野の企業・研究機関
販売中
スクリーニングサービス

顧客の課題に合わせたアッセイ系を構築し、生物資源から有用性・活性を探索する受託研究。 出典

製薬、食品、化粧品、化成品、農水産、環境分野の企業・研究機関
販売中
スケールアップ・原料生産

商業生産に向けた工程検討と原料生産。ベンチ規模の受託生産にも対応する。 出典

機能性素材・原料を開発する企業
販売中
ARTP変異育種サービス

微細藻類・光合成細菌・有用微生物を対象に、変異株の取得を支援するサービス。 出典

微細藻類・微生物を研究・利用する企業、研究機関
販売中
Pavlova OMEGA+

パブロバ由来素材と藻類由来DHA・EPAを組み合わせた植物由来サプリメント。 出典

健康食品・サプリメント購入者
販売中
Pavlova DEEP SCRUB for Scalp

パブロバ、久米島海洋深層水由来の塩、沖縄の海泥などを用いた頭皮用スクラブ。 出典

化粧品・ヘアケア製品の購入者

これまでの歩み 新しい順

2025-10
共同開発
CLIFF GARO BREWING:石垣島由来の天然酵母を使ったオリジナルクラフトビールを共同開発・製造。 出典
2025-09
資金調達
ロート製薬株式会社との資本業務提携。金額は非公表。ロート製薬株式会社 出典
2025-09
資本提携
ロート製薬株式会社:海洋微細藻類を活用した素材・製品開発に向けて資本業務提携。2026年にグループ会社化。 出典
2024-03
共同開発
株式会社ロート・F・沖縄:パブロバなど沖縄の海産素材を使った頭皮用スクラブを共同開発。 出典
2015-04
資金調達
一丸ファルコス株式会社による第三者割当増資引受。金額は非公表。一丸ファルコス株式会社 出典
2013-02
受賞
日本バイオベンチャー大賞「第8回 日本バイオベンチャー大賞 バイオインダストリー協会会長賞」 出典

提携先・顧客

共同開発
国立大学法人琉球大学 海洋性微生物・微細藻類の分離培養と創薬シード探索の研究開発に参加。 出典
共同開発
学校法人北里研究所 保有する微生物資源を用いてMAC症・結核治療薬候補化合物を共同探索。 出典
資本提携
ロート製薬株式会社 海洋微細藻類を活用した素材・製品開発に向けて資本業務提携。2026年にグループ会社化。 出典
共同開発
株式会社ロート・F・沖縄 パブロバなど沖縄の海産素材を使った頭皮用スクラブを共同開発。 出典
共同開発
株式会社ポイントピュール パブロバなど沖縄の海産素材を使った頭皮用スクラブを共同開発。 出典
共同開発
株式会社シード探索研究所 カケロマイシンおよび誘導体の製造方法に関する特許の共同出願人。 出典
共同開発
CLIFF GARO BREWING 石垣島由来の天然酵母を使ったオリジナルクラフトビールを共同開発・製造。 出典

特許

3 件 出典
Google Patentsで会社名による検索を行い、事業に関係する代表的な3特許ファミリーを確認。法人単位の全件数ではない。
主な分野微細藻類含有製品・製造法、抗真菌性化合物カケロマイシンの製造、抗MAC症化合物・製造法
共同出願人学校法人北里研究所、株式会社シード探索研究所
海外出願True
WO2020137254A1 / 微細藻類含有製品およびその製造法 オーピーバイオファクトリー株式会社 / WO出願はGoogle Patents上でCeased。日本特許JP7485369B2への移行を確認。 出典
JP6797380B2 / カケロマイシンおよびその誘導体の製造方法 オーピーバイオファクトリー株式会社 / 登録(Google Patents表示)。 出典
US11407742B2 / Compound having therapeutic activity against Mycobacterium avium complex infection, and method for producing same オーピーバイオファクトリー株式会社 / 登録・Active(Google Patents表示)。北里研究所も権利者として記録。 出典

会社の規模

従業員13名 出典
資本金2.72億円(2022-12時点) 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトopbio.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2026-03-31—-3,285万円1.65億円2.2億円 出典
2025-03-31—3,108万円—2.91億円 出典
2024-03-31—1,153万円—2.84億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

共同研究
琉球大学 沖縄の海洋性微生物・微細藻類を利用した創薬シード探索の研究事業で、同社と共同研究を実施。 出典
共同研究
北里大学 同社の生物資源サンプルを活用し、MAC症・結核治療薬候補となる新規化合物を共同で発見。 出典
共同研究
沖縄科学技術大学院大学(OIST) 沖縄の生物資源を活用する研究事業に、同社、琉球大学などとともに参加。 出典

出資者(公開情報で確認できた5社)

一丸ファルコス株式会社不二精工株式会社日本たばこ産業株式会社ロート製薬株式会社株式会社バイオ・サイト・キャピタル
事業会社(CVCを含む) 4独立系VC 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:19件
法人番号:6360001010865
内容の誤りを知らせる