PTFE系の平膜で、排水から汚泥などをこし取る

PTFE系の平膜を排水槽に浸してろ過し、汚泥などの固形物と水を分ける浸漬型膜分離技術。

日本エレメント株式会社 三重大学発 / 三重県 志摩市 / 2009年設立
研究発の技術 膜分離 浸漬型膜分離 平膜 PTFE 膜分離活性汚泥法 排水処理
実用化の段階
研究実証販売
2013年の記事が製品化と県外への出荷、販売実績を報じており、2026年のハローワーク求人にも装置の製造業務が記載されている。
1製品
1提携・顧客
4特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

排水から汚泥や汚濁物を分離し、小規模な水産加工業者などでも利用できる排水浄化装置を実現する。

どう動くか

排水槽内の平板状膜カートリッジに水を通し、膜を透過した水を吸引して回収する。特許出願では、膜と補助膜を枠体に接合して膜の強度を高める構造を提案している。別の特許では超音波で膜面を洗浄する構成も扱う。特許に記された効果は発明者側の主張で、独立評価とは区別が必要。

できるようになること

記事は、装置の小型化と地域での製造・利用を通じ、排水処理と英虞湾の水質保全、地域産業の活性化につながると説明している。

技術の出自:三重大学大学院地域イノベーション学研究科での排水浄化装置の研究・共同研究。個別の研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 水産加工排水の処理
  • 産業排水・生活排水の処理
  • 膜分離活性汚泥法(MBR)
  • 小規模排水処理
  • 地域の水質保全

優位性の主張

会社の主張
2021年出願の特許は、分離膜と補助膜を枠体に接合して膜カートリッジの強度を高める構造を記載。比較性能値は公報に示されていない。 出典
第三者の評価
2013年の記事は、従来装置比で処理能力約2倍、耐久性約1.5倍、サイズ約3分の2と報じた。比較条件は記事に記載されていない。 出典

製品・サービス

販売中
浸漬型膜分離装置(小型排水浄化装置)

PTFE系の平膜で排水をろ過する装置。小規模水産加工業者での実証後、製品化・出荷が報じられている。 出典

水産加工業者など、排水処理を必要とする事業者

提携先・顧客

共同開発
三重大学 小型排水浄化装置を共同研究し、試作機の実証・改良を実施。 出典

特許

4 件 出典(Gビズインフォ)
確認できた関連公報は4件(JP・US・EPの旧ファミリー3公報と、会社名義のJP出願1公報)。網羅件数ではない。GビズINFOは2013~2022年出願の法人番号紐づけ特許を2件掲載。
主な分野浸漬型膜分離装置、平膜・膜カートリッジ、排水処理、膜面洗浄・補強
海外出願True
JP2023042490A「補強型膜カートリッジまたは浸漬型膜分離装置」 日本エレメント株式会社 / 出願公開・審査中(Google Patents上の表示) 出典
JP5371145B2「浸漬型膜分離装置」 志摩環境事業協業組合 / 登録。日本エレメント株式会社への権利移転を確認できず 出典
US9073012B2「Immersion-type membrane separation apparatus」 志摩環境事業協業組合(原出願人。Google Patentsでは日本エレメント株式会社を現 assignee と表示) / 登録 出典
EP2371446B1「Immersion-type membrane separation apparatus」 Shima Environmental Business Association / 登録後、Google Patents上でNot-in-force。ドイツでの権利者変更記録あり 出典

会社の規模

大学との関係研究成果ベンチャー

大学との関係

共同研究
三重大学 排水浄化装置について共同研究と実証試験を行い、研究成果を製品化したと報道されている。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:4件
法人番号:6190001008241
内容の誤りを知らせる