歯の成長を抑える働きを抗体で弱め、歯の再生治療薬を開発
抗USAG-1抗体で歯の発生を抑える働きを弱め、歯胚の成長を促す歯の再生治療薬。主力開発品はTRG035。
トレジェムバイオファーマ株式会社 京都大学発 / 京都府 京都市上京区 / 2020年設立
研究発の技術 バイオ医薬品 抗体医薬 抗USAG-1抗体 歯の再生 歯科口腔外科 先天性無歯症
実用化の段階
研究実証販売
健康成人を対象とする第I相試験はjRCT上で研究終了と記載され、会社は第Ⅱa相治験計画届に対するPMDA調査完了を発表したが、被験者投与は今後開始予定としており、製品販売は確認できない。
2製品
4提携・顧客
3特許
19出資者
しくみ
解こうとしている課題
先天性無歯症には、義歯やインプラントなどの代替治療が中心で、歯そのものを再生する根治的治療がないという課題に取り組む。
どう動くか
USAG-1は歯の発生に関わるBMPやWntの働きを妨げるタンパク質です。抗体でUSAG-1を中和し、歯胚の成長を促す仕組みです。公的研究発表では、マウスで先天性無歯症モデルの歯の形成回復や新しい歯の再生が報告されています。会社はまず先天性無歯症を対象に臨床開発し、後天的な歯の欠損への展開も目指しています。
できるようになること
会社は、先天性無歯症の治療から開発し、将来は後天的に歯を失った人にも対象を広げる計画を示す。実現すれば、人工歯による代替治療に加え、自身の歯の再生を目指す治療選択肢になり得る。
技術の出自:京都大学大学院医学研究科・感覚運動系外科学講座口腔外科学分野の歯の発生・再生研究。福井大学、大阪大学、愛知県医療療育総合センター等との共同研究成果を基礎とする。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 先天性無歯症(臨床開発の初期対象)
- 将来的な後天性歯欠損への応用
- 動物研究で検討された第三生歯の再生
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
2026-05
資金調達
PreシリーズC。8.5億円。JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社、株式会社美ホールディングス、株式会社松風、SIIFインパクトキャピタル株式会社、中信ベンチャーキャピタル株式会社 出典
残りの12件を表示
2024-08
資金
シリーズB(第三者割当増資およびAMED補助金を含む公表ラウンド)。15億円。東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、Astellas Venture Management LLC、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、京都キャピタルパートナーズ株式会社 出典
2024-06
助成
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「令和6年度 創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)第4回採択「先天性無歯症患者の欠如歯を再生する新規抗体医薬品の開発」」 出典
2023-07
資金調達
シリーズA2。3.8億円。東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、Astellas Venture Management LLC、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、株式会社Gemseki、三洋貿易株式会社 出典
2022-03
資金調達
シリーズA。4.5億円。京都大学イノベーションキャピタル株式会社、Astellas Venture Management LLC、株式会社Gemseki、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、株式会社京信ソーシャルキャピタル、京都市スタートアップ支援2号投資事業有限責任組合 出典
提携先・顧客
共同開発
公益財団法人田附興風会医学研究所 北野病院 歯の再生治療薬の治験開始に向けた準備・共同研究を実施。 出典
共同開発
京都大学医学部附属病院 北野病院、会社等とTRG035の医師主導第I相試験を実施。 出典
共同開発
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 先天性無歯症の病因・病態の早期解明を目指して共同研究。 出典
提携
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) TRG035開発に関する創薬ベンチャー支援事業等で公的支援。 出典
特許
3 件 出典
Google Patentsを会社名の日本語・英語名、USAG-1抗体、歯の再生等で検索。会社名義の特許1件と、基本抗体・後続抗体の大学等名義の特許ファミリー2件を確認した範囲での件数。国別の全出願・登録件数を網羅した数ではない。
主な分野抗USAG-1中和抗体・抗体医薬(C07K16、A61K39)、歯科・歯の再生治療(A61P1/02)、新しい歯の萌出に対応する歯科インプラント(A61C8/00)
海外出願True
WO2021010346A1/歯の再生治療のためのUSAG-1を標的分子とした中和抗体 国立大学法人大阪大学、国立大学法人福井大学、国立大学法人京都大学 / PCT公開。Google Patents上のWO出願ステータスは ceased。各国移行出願の状態は国ごとに異なる。 出典
WO2023148894A1/USAG-1を標的分子とした歯の再生治療のための中和抗体(米国公開 US20250136674A1) 国立大学法人大阪大学、愛知県、国立大学法人福井大学、国立大学法人京都大学 / 米国・欧州・日本・韓国・中国で公開・審査中。米国出願はPending。 出典
特開2023-028834/特許第7836062号「インプラント体及び歯科インプラント」 トレジェムバイオファーマ株式会社 / 登録。Google Patents表示ではActive。 出典
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた19社)
Astellas Venture Management LLC三洋貿易株式会社*大正製薬株式会社*三絹株式会社グリーンコア株式会社株式会社美ホールディングス株式会社松風株式会社Gemsekiフューチャーベンチャーキャピタル株式会社SIIFインパクトキャピタル株式会社株式会社京信ソーシャルキャピタル京都キャピタルパートナーズ株式会社三菱UFJキャピタル株式会社中信ベンチャーキャピタル株式会社京都大学イノベーションキャピタル株式会社東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社京都市スタートアップ支援2号投資事業有限責任組合JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社*
事業会社(CVCを含む) 7独立系VC 3銀行・金融機関系 4大学系(大学VC・大学) 3公的機関・財団 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。