海洋モデルと衛星画像から、最大14日先の海況や漁場候補を予測

海洋数値モデルとAI画像解析を組み合わせ、海況を予測して漁場探索や海上活動の判断を支援する技術群。

株式会社オーシャンアイズ 滋賀大学・大阪成蹊大学・京都大学発 / 京都府 京都市中京区 / 2019年設立
研究発の技術 海洋数値モデル データ同化 海況予測 衛星画像解析 AI・深層学習 漁場推定
実用化の段階
研究実証販売
漁場ナビは2019年にリリースされ、現在も海域別の料金と購入手順が公開されており、OEViewも正式提供中である。
3製品
6提携・顧客
0特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

漁業者が新しく精度の高い海況情報を得にくく、経験への依存や漁場探索の時間・燃料負担、熟練技能の継承が課題となっている。

どう動くか

海洋物理に基づく数値モデルで水温や潮流を計算し、現場や衛星の観測データをデータ同化で取り込んで予測を補正する。衛星画像の雲で欠けた海面水温は画像解析で補完し、海況パターンや操業データから魚種ごとの漁場候補も推定する。会社は日本周辺で約1.6kmメッシュ、最大14日先の海況再現・予測を説明している。

できるようになること

漁場探索や操業計画を海況データで支援し、探索時間や燃油消費の低減を目指す。公的機関は、漁船観測データを予測モデルに活用することで、将来的な漁場予測の高度化や燃油・CO2削減への貢献を見込んでいる。

技術の出自:京都大学と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究成果。研究プロジェクトは気候変動適応研究推進プログラム(RECCA)およびJST CREST「サステイナブル漁業に向けたデータ指向型リアルタイム解析基盤の開発」。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 沿岸・沖合・遠洋漁業の漁場探索と操業計画
  • 養殖場・定置網漁の海況監視
  • 漁船観測データを用いた海洋環境予測モデルの改善
  • 海況・異常海象の可視化、海上活動の安全判断
  • インドネシア等での衛星データを活用した水産業支援

優位性の主張

会社の主張
日本周辺の独自海洋数値モデルで約1.6kmメッシュ、最大14日先の海況を再現・予測すると説明している。 出典
会社の主張
衛星の海面水温画像の雲欠損をAIで補完し、水深ごとの潮目や漁場候補を地図表示すると説明している。 出典
第三者の評価
海洋数値モデルを自社で開発・運用する企業は世界でも数少ないとの紹介がある。 出典

製品・サービス

販売中
SEAoME

海況データの解析・収集・統合・可視化を顧客の要件に合わせて構築する海況解析・予測サービス。 出典

水産事業者、養殖業者、自治体、水産試験場、海運・海洋産業等
販売中
漁場ナビ(Pro/スタンダード)

衛星・モデル由来の水温、潮流、潮目等を地図表示し、漁場探索と操業計画を支援するWebサービス。 出典

沿岸・沖合・遠洋の漁業者
販売中
OEView

海況予測や観測データをスマートフォンで確認でき、事前ダウンロードしたデータはオフラインでも閲覧できるアプリ。 出典

漁業者、養殖業者、マリンレジャー利用者、研究者、行政機関等

これまでの歩み 新しい順

2026-05
海外提携
モーリシャス:現地のOcean Economy AI Lab (Mauritius) Ltdと協力に関する基本合意書を締結し、漁業者約30人とスマート漁業のPoCを進めている。 出典
2025-02
助成
JAXA宇宙戦略基金「宇宙戦略基金「インドネシアでの衛星データを活用した海洋水産業支援システムの開発・実証」」 出典
2025
海外
インドネシア:インドネシア海域を対象とする海況予測プロジェクトがJAXA宇宙基金に採択され、海況予測データを閲覧するアプリOEViewをリリース。CEOメッセージでは事業展開に注力中と説明。 出典
2025
海外出展
2025年にViva Technologyおよびジャカルタ開催のAP2HI全国会議に出展したと公式サイトで説明。 出典
2024-07
共同開発
国立研究開発法人 水産研究・教育機構:漁船観測データを使い海洋環境予測モデルを高度化する共同研究。 出典
2021-12
助成
NEDO「SBIR推進プログラム フェーズ1「沿岸域の海気象情報の効率的な取得・管理・共有システムの開発」」 出典(Gビズインフォ)
2021-06
顧客
東京都農林水産部:漁場環境予測システムの開発業務を受託し、東京都の水産業デジタル化で協働。 出典
2020-12
受賞
東京都「UPGRADE with TOKYO 第9回 優勝」 出典
残りの5件を表示
2019-12
資金調達
第三者割当増資(約3,000万円)。3,000万円。京都大学イノベーションキャピタル株式会社(イノベーション京都2016投資事業有限責任組合) 出典
2019-12
資本提携
京都大学イノベーションキャピタル株式会社:会社設立後の支援が公表された。出資額は確認できず。 出典
2019-11
認定
海洋研究開発機構(JAMSTEC)「JAMSTECベンチャー認定」 出典
2019-11
提携
国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC):JAMSTECベンチャー認定と事業活動への支援が公表されている。 出典
2019-08
提携
株式会社salt:京都大学とともに漁業者向け漁場ナビ説明会に協力。 出典

提携先・顧客

顧客
東京都農林水産部 漁場環境予測システムの開発業務を受託し、東京都の水産業デジタル化で協働。 出典
共同開発
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 漁船観測データを使い海洋環境予測モデルを高度化する共同研究。 出典
共同開発
KDDI株式会社 Starlink MARITIMEで漁船観測データを陸上へ送信し、予測モデルを高度化する共同研究。 出典
提携
株式会社salt 京都大学とともに漁業者向け漁場ナビ説明会に協力。 出典
資本提携
京都大学イノベーションキャピタル株式会社 会社設立後の支援が公表された。出資額は確認できず。 出典
提携
国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC) JAMSTECベンチャー認定と事業活動への支援が公表されている。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金2,348万円(2025-03時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトoceaneyes.co.jp
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-03-31—1,244万円7,630万円1.54億円 出典
2024-03-31—-2,428万円6,386万円1.57億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の施設
京都大学 京都大学のインキュベーションプログラムの支援を受けた研究プロジェクトの成果を事業化するため設立。初期の本社所在地は京都大学のベンチャーインキュベーション施設内と記載されている。 出典
大学の出資
京都大学 京都大学イノベーションキャピタルが運営するファンドが同社に3,000万円を投資したと発表。 出典
共同研究
京都大学 京都大学とJAMSTECの研究者が共同で設立。京都大学・JAMSTECが基礎研究を担い、同社がサービス実装と販売を担う体制と説明されている。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:21件
法人番号:6130001064232
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