HGFの遺伝情報を筋肉に届け、脚の血流改善を目指す
HGF遺伝子を含むプラスミドDNAを筋肉内に投与し、体内でHGFを作らせて新しい血管の形成を促す遺伝子治療。希少疾患検査やゲノム編集も事業領域。
アンジェス株式会社 大阪大学発 / 大阪府 大阪府茨木市彩都あさぎ7-7-15 / 1999年設立
研究発の技術 遺伝子治療 プラスミドDNA HGF 血管新生 核酸医薬 デコイオリゴ
上場 会社公式IRは東証グロース上場(証券コード4563)と掲載し、2026年9月にもIR開示を行っています。
実用化の段階
研究実証販売
ゾキンヴィは2024年5月に販売開始し、ACRLは自治体・医療機関から新生児スクリーニング等を受託している。一方、コラテジェンの日本販売は終了し、米国品はBLA準備段階。
8製品
9提携・顧客
4特許
11出資者
しくみ
解こうとしている課題
慢性動脈閉塞症などで脚の血流が大きく低下し、潰瘍や壊疽が生じる患者に対し、血行再建術が難しい場合にも血流改善を目指す。
どう動くか
コラテジェンは、HGF(肝細胞増殖因子)の遺伝情報を持つプラスミドDNAを虚血部位の筋肉に注射し、細胞にHGFを作らせる。HGFが血管新生を促し、血流の改善を目指す。ウイルスを使わずプラスミドDNAを用いる製品として、同社は世界初と説明している。
できるようになること
同社は、血管内治療やバイパス手術を行わずに血行を改善し、下肢切断や生命の危険を避ける治療選択肢の実用化を目指す。国内販売は終了し、米国で承認申請準備中。
技術の出自:大阪大学大学院医学系研究科・医学部の臨床遺伝子治療学分野。大阪大学の基礎研究を基に事業化。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 末梢動脈疾患・慢性下肢虚血に対する遺伝子治療
- 希少遺伝性疾患の治療薬開発・ゲノム編集
- 慢性椎間板性腰痛症に対する核酸医薬
- 早老症の治療薬販売
- 希少遺伝性疾患の新生児スクリーニング・確定検査
- COVID-19等のワクチン・急性呼吸窮迫症候群の治療薬研究
優位性の主張
製品・サービス
提供終了
コラテジェン(ベペルミノゲン ペルプラスミド)
HGF遺伝子を含むプラスミドDNAを筋肉内投与し、慢性動脈閉塞症の潰瘍改善を目指す遺伝子治療用製品。日本での販売は終了。 出典
慢性動脈閉塞症による下肢潰瘍の患者、医療機関
研究段階
EmendoBio ゲノム編集パイプライン
OMNIヌクレアーゼ等を用いるゲノム編集技術。先天性好中球減少症、高コレステロール血症、網膜色素変性症等を対象に研究開発中。 出典
希少遺伝性疾患等の患者。上市前。
研究段階
Tie2受容体アゴニスト AV-001
Vasomuneと共同開発する注射剤候補。COVID-19及び急性呼吸窮迫症候群を対象に前臨床段階。 出典
COVID-19及び急性呼吸窮迫症候群の患者。上市前。
これまでの歩み 新しい順
2026-07
受賞
Asia Pacific Cell & Gene Therapy Excellence Awards「Asia Pacific Cell & Gene Therapy Excellence Awards 2026 — Best In Vivo Gene Therapy Developer in APAC」 出典
2024-12
顧客
長野県立こども病院:長野県の拡大新生児スクリーニング検査をACRLが受託。
残りの8件を表示
2014-08
受賞
アンジェス株式会社・日本遺伝子治療学会で授与「アンジェス賞(遺伝子治療研究の発展を目的とした社内創設賞)」
提携先・顧客
販売提携
田辺三菱製薬株式会社 コラテジェンの国内販売を担当。国内販売終了に伴い販売契約を解消。 出典
提携
ベーリンガー・インゲルハイム・バイオファーマシューティカルズ社 米国開発品の承認後を見据えた原薬供給契約を締結。 出典
提携
タカラバイオ株式会社 COVID-19 DNAワクチンのプラスミドDNA生産体制整備を受託。 出典
提携
一般社団法人 希少疾患の医療と研究を推進する会 ACRLが拡大新生児スクリーニングを受託。2025年に事業を継承。 出典
顧客
長野県立こども病院 長野県の拡大新生児スクリーニング検査をACRLが受託。
特許
4 件
Google Patentsの出願人検索と公式の知的財産報告書を確認し、関連する代表例4件を記録。全特許・全ファミリーの網羅数ではない。
主な分野HGF遺伝子を含む医薬・遺伝子治療、HGF遺伝子の血管疾患・糖尿病性虚血用途、遺伝子導入・投与デバイス
共同出願人株式会社島津製作所
海外出願True
EP0847757B1, Medicine comprising HGF gene Anges MG Inc.(現Anges Inc.) / 登録後、存続期間満了 出典
US7259149B2, Methods for treating or preventing angiogenesis-dependent symptoms Anges MG Inc.(現Anges Inc.) / 登録後、存続期間満了 出典
特許第3877148号(糖尿病性血管疾患に対するHGF遺伝子の医療用途) アンジェスMG株式会社 / 登録。米国・欧州等にも対応出願・特許の公表あり
特許第4594233号(圧力デバイスによる投与) アンジェスMG株式会社 / 特許番号を同社知的財産報告書で確認。現行状態は未確認
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた11社)
塩野義製薬株式会社*グロースパートナーズ株式会社Cantor Fitzgerald & Co.BofA証券株式会社Cantor Fitzgerald Europeセントラル短資株式会社MSIP CLIENT SECURITIES日本証券金融株式会社INTERACTIVE BROKERS LLCBNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)株式会社SBI証券
事業会社(CVCを含む) 1独立系VC 1銀行・金融機関系 9
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。
同じ研究室から生まれた会社
大阪大学 医学系研究科臨床遺伝子治療学ファンペップ