119番の通話を文字にして、緊急度判断を支援する

119番通報の音声を文字起こし・解析し、緊急度判定や追加質問、状況要約を提示して通信指令員の判断を支援する救急AI。

株式会社Quick 筑波大学発 / 茨城県 つくば市
技術を使った製品・サービス 救急医療AI 音声認識 自然言語処理 生成AI トリアージ 119番通報
実用化の段階
研究実証販売
消防庁技術カタログでは都道府県1件・市1件の計2件が実証中とされ、東京消防庁でも2025年12月から2026年3月の共同実証が公表されています。
4製品
4提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

通報件数の増加や救急需要の逼迫により、指令員の聞き取り・緊急度判断の負担が増し、重症者への対応遅延や救急車の不適切利用が懸念される課題。

どう動くか

音声をリアルタイムに文字化し、119番通報プロトコルや消防の通話データに基づくAIで重要情報を整理します。緊急度や初期傷病の判定、次に尋ねる質問、通話要約を指令員に提示し、通話後の記録作成にも使います。会社は実際の消防音声データでAIを学習させたと説明しています。筑波大学・附属病院・つくば市消防本部による多施設共同研究では、通報音声や出動記録から重症度を予測するAIプログラムを構築・検証します。

できるようになること

緊急度判断や聞き取りを支援し、消防指令員・救急隊の業務負担軽減と対応の標準化を目指します。大学の説明では、軽症者にタクシー等の非救急搬送を提案し、適切な医療機関につなぐ仕組みも構想されています。

技術の出自:筑波大学発ベンチャー。筑波大学つくば臨床医学研究開発機構、筑波大学附属病院、つくば市消防本部が関与する「119番通報コールトリアージシステム確立のための多施設共同研究」。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 119番通報の音声認識・要約
  • 通信指令員の緊急度判断・聞き取り支援
  • 救急隊の状況把握・記録作成支援
  • 救急患者のトリアージと搬送先選定
  • 軽症者の非救急搬送と医療機関への接続
  • 病院のベッド・院内タスク管理
  • 病院内業務のロボット支援

優位性の主張

会社の主張
実際の消防音声データを元にトレーニングしたAIを用い、119番の聞き取り支援、緊急度判定、搬送先選定を行うと説明。 出典
会社の主張
消防庁技術カタログで、通報音声の文字起こし精度92~93%、既存手法比のトリアージ精度40.6%向上(AUC)と記載。評価条件・比較対象の詳細はカタログ記載範囲に限られる。 出典
会社の主張
消防庁技術カタログで、119番通報プロトコルに基づくAI支援、リアルタイム音声認識・AI解析、自動レポート生成、英語・中国語翻訳などを訴求。 出典

製品・サービス

試験導入
Quick AI 119(Quick AI レポート)

通報音声を文字起こし・解析し、緊急度、推奨質問、初期傷病、要約をiPad等に提示する指令支援システム。 出典

消防本部、自治体
研究段階
非救急搬送・医療機関マッチングシステム

患者の分析結果に基づき、軽症者向けのタクシーと適切な医療機関のマッチングを目指すシステム。 出典

自治体、消防機関、医療機関、搬送事業者
研究段階
病院オペレーションDX(AIベッドコントロール等)

AIベッドコントロールや院内タスク管理で、病院の運用と救急患者の受け入れを支援する取り組み。 出典

病院、医療機関
実証
医療現場向けロボティクス

ヒューマノイドロボットを用いた病院内業務支援の実証・検証。 出典

病院、医療機関

これまでの歩み 新しい順

2026-04
規制・認証
ISO/IEC 27001:2022 情報セキュリティマネジメントシステム認証(取得を会社が公表。医療機器等の規制当局による製品承認・認証は確認できず。) 出典
2026-03
提携
MRT株式会社:自治体向け救急AI・医療DX・医療人材領域の提案と導入支援で戦略的業務提携。 出典
2025-12
実証
東京消防庁:119番通報のAI解析、緊急度判定、会話要約による指令管制支援を共同実証。 出典
2025-11
共同開発
つくば市消防本部:通報音声・出動記録を用いた重症度予測AIの多施設共同研究に参加。 出典
2025-03
認定
筑波大学「筑波大学発ベンチャー称号」 出典
2025-03
共同開発
筑波大学:119番通報の重症度予測AIに関する多施設共同研究。筑波大学発ベンチャーの認定。 出典
2025-01
受賞
国土交通省「イチBizアワード2024 アイデア部門 優秀賞・協賛企業特別賞「ドクターヘリ賞」」 出典
2024-06
受賞
第2回G-1スタートアップグランプリ 最優秀賞 出典

提携先・顧客

実証
東京消防庁 119番通報のAI解析、緊急度判定、会話要約による指令管制支援を共同実証。 出典
共同開発
つくば市消防本部 通報音声・出動記録を用いた重症度予測AIの多施設共同研究に参加。 出典
共同開発
筑波大学 119番通報の重症度予測AIに関する多施設共同研究。筑波大学発ベンチャーの認定。 出典
提携
MRT株式会社 自治体向け救急AI・医療DX・医療人材領域の提案と導入支援で戦略的業務提携。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

大学との関係学生ベンチャー
公式サイトquick119.co.jp

大学との関係

大学の認定
筑波大学 筑波大学発ベンチャーの称号を授与された。 出典
共同研究
筑波大学 つくば市消防本部の119番通報記録を用いて重症度予測AIを構築・検証する研究に、筑波大学と株式会社Quickが参加している。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:7件
法人番号:6050001055594
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