生命科学データから産業利用に適した酵素を探し設計する

生命科学データをバイオインフォマティクスや機械学習で解析し、産業用途に適した酵素を探索・設計・改良する技術。

株式会社digzyme 東京科学大学発 / 東京都 港区 / 2019年設立
研究発の技術 バイオインフォマティクス 酵素探索 酵素設計 機械学習 精密発酵 バイオものづくり
実用化の段階
研究実証販売
解析プラットフォームと顧客向けサービスを公式に案内し、食品素材などで共同研究を公表している一方、製品の一般販売実績や公開価格は確認できず、共同研究の一部は製造工程での実証を将来計画としている。
6製品
6提携・顧客
2特許
10出資者

しくみ

解こうとしている課題

目的の酵素を見つける従来の試行錯誤は時間と費用がかかり、産業利用に必要な機能を持つ酵素の開発を難しくしている。

どう動くか

Moonlightは目的の化学反応に合う酵素候補を研究データから探索し、Spotlightは酵素のアミノ酸配列から変異体の活性や耐熱性などを予測します。候補を実験で確かめてライブラリに蓄積し、酵素の製造やバイオプロセス開発につなげます。会社は、蓄積済みの研究データを活用して探索・設計を効率化できると説明しています。

できるようになること

酵素探索・改良を効率化し、天然物や化学品の代替生産、廃棄物分解、食品素材の製造などで酵素利用を進めることを目指す。会社は、酵素や微生物を用いる製造で環境負荷低減につながる可能性を説明している。

技術の出自:東京工業大学発。生命理工学・バイオインフォマティクスおよび酵素研究に関連。大学公式情報では大学の研究成果・人的資源を活用するベンチャーと確認。特定の研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 産業用酵素の探索・改良
  • 精密発酵による天然物・化学品の代替生産
  • 酵素法による食品・機能性素材の製造
  • 廃棄物・複合繊維の分解・資源循環
  • 酵素を利用したバイオプロセス開発

優位性の主張

会社の主張
世界中の生命科学研究データと独自の解析技術を用い、産業用途に適した酵素遺伝子を効率的に設計し、酵素ライブラリから製造へ迅速につなげると主張。 出典
会社の主張
Spotlightは、公開データから得た酵素変異体情報と独自特徴量を用い、活性・耐熱性・可溶性などを予測すると説明。性能優位の定量値は製品資料に記載された評価条件の範囲での会社主張。 出典
第三者の評価
経済産業省のスタートアップ技術MAPは、酵素遺伝子の探索・改良と独自ライブラリを事業内容として紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
digzyme Moonlight

目的の化学反応に対応する機能酵素を研究データから探索・提案する酵素探索プラットフォーム。 出典

酵素・バイオプロセスを研究開発する企業・研究機関
販売中
digzyme Spotlight

酵素配列から変異体の活性、耐熱性などを予測し、改良候補を提案するプラットフォーム。 出典

酵素・精密発酵・体外診断用酵素などの研究開発を行う企業・研究機関
試験導入
digzyme Designed Library

探索・設計した酵素を蓄積し、産業用途に応じて提供する酵素ライブラリ。 出典

産業用酵素や酵素法による製造を検討する企業
段階不明
digzyme Custom Enzyme Lab

独自の酵素設計技術を用いて顧客向け酵素ライブラリを構築するサービス。 出典

酵素を用いた研究開発・事業開発を行う企業・研究機関
段階不明
digzyme in silico DMS

酵素の単変異体について機能を予測する解析サービス。 出典

精密発酵・体外診断用酵素などの研究開発企業
段階不明
digzyme Express

食品用途の非遺伝子組換えニーズに対応する酵素探索・生産株設計のプラットフォーム。 出典

食品メーカー・食品素材メーカー

これまでの歩み 新しい順

2026-07
海外出展
シンガポール:Asia-Pacific Agri-Food Innovation Summitの展示支援プログラムに採択。現地展示会への出展予定と海外企業・研究機関等との接点創出を発表。 出典
2026-05
提携
公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE):繊維to繊維の資源循環を目指すNEDO事業に再委託先として参画。 出典
2025-08
海外プログラム
米国:JETROのGSAP DeepTechコースに採択され、Berkeley SkyDeckの支援を受ける。米国市場への展開を視野に入れた活動として発表。 出典
2024-10
販売提携
株式会社アンプラット:Spotlightの解析サービスをANCAT上で提供予定と発表。 出典
2024-09
共同開発
松谷化学工業株式会社:機能性素材の製造に使う酵素を改変し、生産性向上を目指す共同研究開発。 出典
2024-04
資金
シリーズA 1st & 2nd close(株式・融資・助成を含む公表総額)。7.3億円。株式会社DG Daiwa Ventures、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、HERO Impact Capital、フジ日本精糖株式会社、森六ホールディングス株式会社、ANRI株式会社 出典
2024-04
助成
NEDO DTSU STSフェーズ助成。3.33億円 出典
2024-04
助成
NEDO「ディープテック・スタートアップ支援事業(STSフェーズ)「in silicoデザイン酵素のライブラリ化技術の開発」」 出典
残りの7件を表示
2023-12
共同開発
フジ日本株式会社:糖質原料から酵素法で新規機能性素材を開発する業務提携。 出典
2023-03
提携
三菱ケミカル株式会社:ハロゲン化炭化水素樹脂の分解酵素に関する日本特許出願の共同出願人。 出典
2022-03
助成
NEDO「研究開発型スタートアップ支援事業(STS)採択」 出典
2022-03
提携
三菱ケミカル株式会社:ポリエーテルジオール製造方法の日本特許出願に共同出願人として記載。 出典
2021-11
資金調達
プレシリーズA。1.7億円。株式会社ディープコア、ANRI株式会社、株式会社みらい創造機構、Plug and Play Japan株式会社 出典
2021-08
資金調達
プレシリーズA。1.5億円。株式会社ディープコア、ANRI株式会社、Plug and Play Japan株式会社 出典
2020-05
資金調達
シード。3,000万円。ANRI株式会社、株式会社ReBoost 出典

提携先・顧客

共同開発
フジ日本株式会社 糖質原料から酵素法で新規機能性素材を開発する業務提携。 出典
共同開発
松谷化学工業株式会社 機能性素材の製造に使う酵素を改変し、生産性向上を目指す共同研究開発。 出典
提携
三菱ケミカル株式会社 ポリエーテルジオール製造方法の日本特許出願に共同出願人として記載。 出典
提携
三菱ケミカル株式会社 ハロゲン化炭化水素樹脂の分解酵素に関する日本特許出願の共同出願人。 出典
販売提携
株式会社アンプラット Spotlightの解析サービスをANCAT上で提供予定と発表。 出典
提携
公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE) 繊維to繊維の資源循環を目指すNEDO事業に再委託先として参画。 出典

特許

2 件 出典
Google Patentsで「Digzyme」「Digzyme Inc」および社名と特許の検索を行い、出願人にdigzymeを含む公開日本出願を2件確認した範囲の件数。
主な分野酵素・微生物触媒によるポリエーテルジオール製造、ハロゲン化炭化水素樹脂の分解酵素・分解方法
JP2022055052A / JP2023147514A「ポリエーテルジオールの製造方法」 株式会社digzyme / 出願中(Google Patents表示) 出典
JP2023055651A / JP2024143137A「ハロゲン化炭化水素樹脂分解酵素および分解方法」 株式会社digzyme / 出願中(Google Patents表示) 出典

会社の規模

従業員11名 出典
資本金1億円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトdigzyme.com
決算期売上高純利益純資産総資産
2023-06-305,312万円2,502万円6,755万円7,834万円 出典
2022-06-301,531万円9,242万円9,256万円9,375万円 出典
2021-06-301,877万円-2,086万円1,213万円1,400万円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
東京工業大学 大学の発表する東工大発ベンチャー一覧に掲載。
大学との関係
東京工業大学 2022年東工大発ベンチャー大賞を受賞。 出典

出資者(公開情報で確認できた10社)

事業会社(CVCを含む) 3独立系VC 7

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:26件
法人番号:6010401147747
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