肌に貼る柔らかな超音波センサーで、長時間の計測を目指す

ゾルゲル複合圧電体などを使い、体に貼り付けて長時間計測できる薄型・軽量・柔軟な超音波エコーセンサーを開発する。

株式会社サーモンテック 熊本大学発 / 熊本県 熊本市 / 2022年設立
研究発の技術 医用超音波 ウェアラブルセンサー ゾルゲル複合圧電体 生体センシング 超音波画像 ヘルスケア
実用化の段階
研究実証販売
ウェアラブルエコーは研究開発用プロトタイプの提供と共同研究が公表され、医療機器としての販売は目標段階である一方、SalmonFitアプリはApp Storeで無料提供中。
2製品
3提携・顧客
2特許
3出資者

しくみ

解こうとしている課題

従来の超音波プローブは大きく硬く高価で、手で当て続ける必要があり、長時間計測や日常生活での利用、測定の負担軽減に制約がある。

どう動くか

超音波を送受信する圧電体を柔軟な構造に組み込み、体表に沿わせて固定することで、手でプローブを押し当て続けずにエコー画像を連続取得する。熊本大学・NOKとの公表資料では、ゾルゲル複合圧電体や柔軟な基板・材料を組み合わせ、装着性と長時間計測を目指している。会社は薄型化、軽量化、低価格化と量産のしやすさを掲げる。公開資料では、診断への使用にはまだ課題があるとされている。

できるようになること

長時間の生体モニタリングや自宅での健康確認を可能にし、医療・介護、リハビリ、スポーツなどで身体データを継続的に活用することを目指す。会社はエコーを使える場面を広げ、健康と生活の質の向上につなげるとしている。

技術の出自:熊本大学大学院先端科学研究部(工学系)・工学部情報電気工学科の医用超音波研究。関連基盤技術として熊本大学のゾルゲル複合体圧電センサー研究がある。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 超音波による生体・臓器の長時間モニタリング
  • 医療機関での検査・穿刺ガイド
  • 嚥下機能評価
  • リハビリテーション・骨盤底筋トレーニング
  • スポーツ・フィットネスでの身体状態の可視化
  • 自宅での健康状態確認や内臓脂肪・筋肉量の計測構想

優位性の主張

会社の主張
会社は、薄く柔軟で体に貼り付けられるため、従来の硬いプローブより長時間計測しやすく、量産による低価格化を目指せると説明している。性能比較値は公表資料で確認できなかった。 出典
会社の主張
NOKとの共同研究発表では、NOKの導電性ゴム・柔軟なFPC・加工技術と、サーモンテックのゾルゲル複合圧電体・超音波センシング技術を組み合わせ、柔軟性と耐久性を備えるとしている。 出典
第三者の評価
キューテックの採択先紹介は、薄さ・軽さ・着脱の容易さ、無線データ送信、測定データの再現性を同社プローブの強みとして紹介している。 出典

製品・サービス

実証
ウェアラブルエコーセンサ

体に装着する薄型・軽量・柔軟な超音波センサー。ハンズフリーでエコー画像を連続取得する研究開発用プロトタイプ。 出典

医療機関、ヘルスケア・スポーツ事業者などを想定。具体的な顧客名・導入実績は未確認。
販売中
SalmonFit(サーモンフィット)

ピラティス・パーソナルトレーニング指導者向けの生徒管理、体重記録、BMI推移表示アプリ。 出典

ピラティススタジオ、パーソナルトレーナー、ヨガ・フィットネススタジオの指導者

これまでの歩み 新しい順

2025-03
共同開発
NOK株式会社:ウェアラブルエコーセンサーの共同研究を開始。研究開発用プロトタイプを提供。 出典
2024-06
資金調達
シード。1億円。QBキャピタル合同会社、株式会社NCBベンチャーキャピタル、肥銀キャピタル株式会社 出典
2024-06
資本提携
QB第二号投資事業有限責任組合:2024年6月の第三者割当増資の引受先。 出典
2023-12
海外
台湾:台湾・台北で開かれた九州スタートアップのピッチイベントに参加。海外法人、海外顧客、海外提携の情報は確認できず。 出典
2023-10
助成
FFGキューテック 研究開発助成 出典
2023-10
助成
ふくおかフィナンシャルグループ企業育成財団(キューテック)「FFGキューテック研究開発助成・ベンチャー企業中小企業部門」 出典
2022-10
助成
熊本県「次世代ベンチャー創出支援事業化可能性調査委託事業 採択」 出典
2022-08
採択
ふくおかフィナンシャルグループ企業育成財団(キューテック)「FFGキューテックアクセラレーションプログラム 採択」 出典
残りの3件を表示
2022-07
受賞
熊本テックプランター「第7回熊本テックプラングランプリ 優秀賞・Taisho FRC賞」 出典
2022-04
助成
NEDO「NEDO Entrepreneurs Program(NEP)採択「隠れ肥満やサルコペニア肥満を可視化するエコー機器開発・事業化」」 出典
2022-03
認定
熊本大学「熊本大学発ベンチャー認定」 出典

提携先・顧客

共同開発
NOK株式会社 ウェアラブルエコーセンサーの共同研究を開始。研究開発用プロトタイプを提供。 出典
資本提携
QB第二号投資事業有限責任組合 2024年6月の第三者割当増資の引受先。 出典
資本提携
肥銀大学発ベンチャーシード投資事業有限責任組合 2024年6月の第三者割当増資の引受先。 出典

特許

2 件 出典
Google Patentsでサーモンテック名義の1ファミリーを確認し、関連基盤技術として熊本大学・株式会社CASTの共同出願1ファミリーを追加確認。網羅的な調査ではない。
主な分野超音波プローブの位置決め・走査を支援するゲルシート、ゾルゲル複合体圧電センサーの作成方法
共同出願人株式会社CAST
海外出願True
JP7441390B1「ゲルシート、超音波検査システム、及びゲルシートの製造方法」および関連出願 WO2024247707A1、CN121127180A、EP4706545A1、AU2024281643A1、TWI871237B 株式会社サーモンテック / 日本は登録。WO公開、EP・CN・AUは係属、台湾は登録(Google Patentsの表示に基づく)。 出典
JP7799269B2「ゾルゲル複合体圧電センサ作成方法」 国立大学法人熊本大学 / 登録(2026-01-15)。熊本大学と株式会社CASTの共同出願として公報に記載。 出典

会社の規模

公式サイトsalmontech.jp

大学との関係

大学の認定
熊本大学 熊本大学の公式発表で熊本大学認定ベンチャーとして紹介されている。 出典
大学の施設
熊本大学 本社所在地は熊本大学SOIL内。公式サイトによると、2024年にインキュベーションラボラトリー内で移室し、2026年にSOIL内で再移室した。 出典

出資者(公開情報で確認できた3社)

銀行・金融機関系 2大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:13件
法人番号:5330001029554
内容の誤りを知らせる