CRISPRで疾患に関わるRNAを探し、核酸医薬の候補開発を目指す
CRISPR/dCas13を使って疾患に関係するRNA上の標的配列を見つけ、RNAを狙う核酸医薬の候補開発につなげる創薬技術。
株式会社クロバーナ 岡山県 倉敷市 / 2020年設立
研究発の技術 バイオテクノロジー 核酸医薬 RNA創薬 ノンコーディングRNA CRISPR Cas13
実用化の段階
研究実証販売
JETROはリード候補CLV-201を非臨床開発中と記載しており、販売中の製品や臨床試験の公表は確認できなかった。
2製品
2提携・顧客
2特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
疾患に関わるノンコーディングRNAは、発現量や発現時期などの課題から機能解析や創薬標的の特定が難しく、医薬品開発が進みにくかった。
どう動くか
標的RNAに結合するCRISPR/dCas13を利用して、RNA上で疾患に関係する相互作用やモチーフ配列を探索する。候補配列を特定し、アンチセンス核酸などの医薬品候補の設計につなげる。会社はこの探索基盤をDIRACと呼び、RNA上の機能解析や、従来は標的化が難しかったノンコーディングRNAの創薬を目指している。
できるようになること
会社は、RNA上の創薬標的を特定できれば、ALSなどの難治性疾患を含む領域で新たな核酸医薬候補の創出につながるとしている。2026年のJETRO紹介では、リード候補CLV-201を非臨床開発中としている。
技術の出自:川崎医科大学発ベンチャー。川崎医科大学医学部・衛生学分野を基盤とするRNA創薬標的探索研究。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- ALSを含むTDP-43 proteinopathyの核酸医薬開発
- ノンコーディングRNAを標的とする創薬
- がんなど疾患関連RNAの機能解析・標的探索
- 製薬企業との共同研究開発
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
資本提携
慶應イノベーション・イニシアティブ 2022年に第三者割当増資を引き受け、総額1億円の資金調達を実施。 出典
特許
主な分野CRISPR/Cas13によるRNA標的・RNA切断、核酸医薬・アンチセンスオリゴヌクレオチド、免疫細胞におけるPD-1・CTLA-4発現制御
共同出願人Cloverna Inc.、岡山大学、川崎学園教育振興財団
海外出願True
WO2026079501A1 / PCT/JP2025/080150「PD-1又はCTLA-4タンパク質の発現を抑制又は阻害し得るアンチセンスオリゴヌクレオチド」 川崎学園教育振興財団、Cloverna Inc. / 出願中(Google Patents表示) 出典
WO2019189827A1「核酸構築物、医薬組成物、抗がん剤、抗ウイルス剤及び抗菌剤」/関連日本特許JP7113395B2 岡山大学(WO公報の当初出願人表示)。米国出願の現在の権利者はCloverna Inc.と表示。 / WO出願は失効表示。日本の関連特許は登録済み・有効表示。米国関連出願はGoogle Patentsで審査中表示。 出典
US20210189386A1「核酸構築物、医薬組成物、抗がん剤、抗ウイルス剤及び抗菌剤」 Cloverna Inc.(現在の権利者表示。原出願人はPOiRT Systems Co., Ltd.) / 審査中(Google Patents表示) 出典
JP7113395B2「核酸構築物、医薬組成物、抗がん剤、抗ウイルス剤及び抗菌剤」 岡山大学(関連WO公報の当初出願人表示) / 登録済み・有効表示 出典
会社の規模
資本金5,000万円(2026-04時点) 出典
公式サイトcloverna.com
大学との関係
大学の認定
川崎医科大学 大学の産学連携知的財産管理室が同社を川崎医科大学発ベンチャーとして掲載。大学の研究成果を基にした事業化として支援を受けた記録がある。 出典
出資者(公開情報で確認できた1社)
大学系(大学VC・大学) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。