歯に結びつくリン酸化プルランで、抗菌剤を歯面に留める
リン酸化プルランと抗菌剤を組み合わせ、抗菌成分を歯面に吸着・保持させる口腔ケア技術。
株式会社グライコポリマーサイエンス 岡山大学発 / 岡山県 岡山市 / 2012年設立
研究発の技術 口腔ケア リン酸化プルラン CPC 抗菌 歯面吸着 歯科口腔組成物
2年以上、新しい発信を確認できず 法人の登記閉鎖は確認されていない一方、確認できた事業情報は2016年頃までで、それ以降の活動を示す公開情報を確認できなかった。
実用化の段階
研究実証販売
JST事後評価は臨床研究の実施を記録しているが、販売開始や承認取得を示す情報は確認できなかった。
1製品
1提携・顧客
3特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
洗口後に抗菌剤が歯面から流れ落ちやすく、抗菌効果が続きにくい課題に対し、口腔内細菌の付着を抑える方法を目指す。
どう動くか
岡山大学の研究では、天然多糖プルランをリン酸化して抗菌剤CPC(塩化セチルピリジニウム)と組み合わせる。リン酸基が歯の主成分であるハイドロキシアパタイトに結びつき、抗菌剤を歯面に留めることで、洗口後も細菌の付着を抑える仕組み。JSTの事後評価では、臨床研究で市販品と同等の細菌数の経時変化が報告された一方、歯科クリーニング後の試験には有効性が確認できない例もあった。
できるようになること
JSTは、高齢者や要介護者の口腔感染症予防のほか、入院患者、幼児、避難所などでの口腔ケアへの活用可能性を説明している。普及すれば、介助や水の確保が難しい場面での口腔衛生に役立つ可能性がある。
技術の出自:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の歯周病態学分野を含む歯学研究。JST若手研究者ベンチャー創出推進事業「要介護者向け口腔ケア剤の開発」(2009〜2011年度)。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 要介護者・高齢者向け口腔ケア
- 病院・介護施設での口腔ケア
- 健常者・幼児向け口腔ケア
- 災害時や水不足時の口腔衛生
- 義歯洗浄剤、歯磨剤代替品、ペット用口腔ケアへの展開構想
優位性の主張
製品・サービス
実証
リン酸化プルラン・CPC口腔ケア剤(製品名未確認)
リン酸化プルランでCPCを歯面に保持し、口腔内細菌の付着を抑えることを目指す口腔ケア剤。 出典
要介護者、介護施設、病院、健常者、自治体などが想定されていた。
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
PCT/JP2007/064185/WO2008010517A1「歯科・口腔組成物」 岡山大学、クラレメディカル株式会社 / Google Patents表示はCeased。日本・米国・カナダ・中国・欧州のファミリー記録あり。 出典
JP2009550042A/JP5382803B2「歯科口腔用組成物」 岡山大学、クラレメディカル株式会社 / 登録後、Google Patents表示はExpired - Fee Related。 出典
PCT/JP2013/058553/WO2013146669A1「リン酸化多糖の製造方法」 岡山大学 / WO公開。日本の対応特許JP5706579B2の記録あり。 出典
会社の規模
資本金92万円(2021時点)
大学との関係技術移転ベンチャー
大学との関係
大学の認定
岡山大学 岡山大学の公式発表で岡山大学発ベンチャーとして設立されたことを確認。大学の大学発ベンチャー一覧にも掲載。 出典
大学との関係
岡山大学 岡山大学での研究開発成果を事業化するために設立され、大学の研究推進・産学官連携機構が起業と事業化を支援した記録がある。大学からのライセンスや出資は確認できず。