手術ロボットやAI遠隔医療など、医療機器の研究開発を進める

株式会社シムスは医療ロボット、AI遠隔医療、ウェアラブル医療などの開発と医療系ベンチャー投資を掲げる。再生医療デバイスTASCL事業は2018年に別法人の株式会社シムスバイオへ独立した。

株式会社シムス 東京大学発 / 愛知県 名古屋市 / 2010年設立
技術を使った製品・サービス 医療ロボット 多関節手術ロボット 遠隔医療 医療AI ウェアラブル医療 再生医療
2年以上、新しい発信を確認できず 公式サイトは閲覧可能だが、確認できた最新の会社発信は2019年11月で、それ以降の活動を示す公開情報を確認できなかった。
実用化の段階
研究実証販売
現行公式サイトで紹介されるロボット、AI遠隔医療、ウェアラブル機器はいずれも研究開発・実用化を進める段階として説明され、販売実績は確認できない。
4製品
6提携・顧客
3特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

公式説明では、腹腔鏡手術で器具の自由な制御が難しいこと、整形外科の治療方針決定を支えること、遠隔医療やウェアラブル機器による自己医療を進めることを課題としている。

どう動くか

現行サイトは、多関節手術ロボット、整形外科領域の治療方針を支援するAI遠隔医療、ウェアラブル血管注射デバイスの研究開発を紹介している。具体的な機構・性能や製品化の詳細は限られる。過去のTASCLは、微細加工した細胞培養デバイスで均質な細胞塊を培養する技術。会社は、名古屋大学・理化学研究所などの基盤特許の独占使用権を得たとしている。

できるようになること

会社は、多関節ロボットやAI遠隔医療、ウェアラブル医療の実用化と医療系ベンチャー育成を通じて健康医療に貢献する方針を掲げる。具体的な導入実績や社会的効果は公表情報から確認できない。

技術の出自:名古屋大学発ベンチャー。名古屋大学医学系研究科を含む研究開発が公式沿革に記載されている。TASCL関連研究には東京大学の膜マイクロマシニング・細胞培養研究が関与したとする研究成果がある。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 手術支援ロボット
  • 整形外科の遠隔医療・治療方針支援
  • ウェアラブル医療・自己医療
  • 過去事業:細胞塊の三次元培養、再生医療研究

優位性の主張

会社の主張
名古屋大学・名古屋市立大学などが研究開発した自由度の高い多関節手術システムの実用化を進めるとしている。 出典
第三者の評価
名古屋大学と理化学研究所との基礎研究で、音声指示に応じて内視鏡手術用鉗子を受け渡すロボットを開発したと中小機構の企業紹介が記載している。 出典
会社の主張
TASCLは大学発の微細加工・表面処理技術をもとに、均質な細胞塊を大量培養できるとシムスバイオが説明している。TASCL事業は2018年に同社へ独立しており、現法人の現行製品とは区別が必要。 出典

製品・サービス

研究段階
多関節手術ロボット

自由度の高い手術システムの研究開発・実用化を目指す。販売製品や提供価格は確認できない。 出典

医療機関
研究段階
AI遠隔医療システム

整形外科領域の変形性関節症患者の治療方針決定にAIを用いる試み。 出典

医療機関、整形外科領域の患者
研究段階
ウェアラブル血管注射デバイス

研究機関と共同開発している自己医療向けウェアラブルデバイス。 出典

医療機関、患者
提供終了
TASCL(三次元細胞培養デバイス、過去事業)

細胞塊培養デバイス。2018年にTASCL事業が株式会社シムスバイオとして独立したとシムスが説明。 出典

研究機関、再生医療関連機関

これまでの歩み 新しい順

2018-07
提携
株式会社シムスバイオ:TASCL事業が2018年に独立した別法人。主力製品・再生医療支援の運営主体。 出典
2017-06
共同開発
クリニックチクサヒルズ:自己・他家脂肪由来幹細胞を用いる臨床研究の共同研究に合意。 出典
2016-10
認定
名古屋大学「名古屋大学発ベンチャー称号」 出典
2014-11
受賞
日本臓器保存生物医学会「第41回日本臓器保存生物医学会学術集会 会長賞(TASCL関連発表)」 出典

提携先・顧客

共同開発
名古屋大学 医療ロボットなどの基盤研究・開発に関与。 出典
共同開発
名古屋市立大学 多関節手術システムの研究開発機関として会社が記載。 出典
共同開発
理化学研究所 名古屋大学との内視鏡手術用鉗子交換ロボットの基礎研究に参加。 出典
共同開発
一般財団法人グローバルヘルスケア財団 再生医療・ロボット医療などの研究開発とベンチャー投資で連携。 出典
共同開発
クリニックチクサヒルズ 自己・他家脂肪由来幹細胞を用いる臨床研究の共同研究に合意。 出典
提携
株式会社シムスバイオ TASCL事業が2018年に独立した別法人。主力製品・再生医療支援の運営主体。 出典

特許

3 件 出典
会社公式の知財ページで独占使用権を得た基盤特許を3件記載。公開資料から番号等を個別に特定できたものは一部であり、番号が確認できない特許を個別項目には含めていない。
主な分野細胞培養・TASCL三次元培養デバイス、内視鏡手術支援ロボット、多関節手術ロボット
共同出願人一般財団法人グローバルヘルスケア財団、名古屋大学、理化学研究所、科学技術振興機構
特許第5231909号「任意の分布形状と分布密度を有する分子または粒子の集団を同時に多種大量生成する方法とその方法に使用するマスク材」 独立行政法人科学技術振興機構 / 登録(2013年)。シムス公式サイトはTASCL基盤特許について独占使用権を取得したと記載するが、特許番号との対応は公表資料だけでは確定できない。 出典
細胞培養装置および細胞培養方法(特願2014-232224) 個人 / 出願。株式会社シムスが独占使用権を得たTASCL基盤特許との対応、およびその後の登録状況は確認できない。 出典

会社の規模

資本金1,000万円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトcymss.com

大学との関係

大学の認定
名古屋大学 会社公式サイトは2016年10月5日に名古屋大学発ベンチャー称号を授与されたと記載している。 出典
大学との関係
東京大学 会社公式サイトによると、東京大学などと共同で再生医療用マイクロデバイスTASCLを学会展示会に出展した。共同研究や東京大学発ベンチャー称号は確認できなかった。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:11件
法人番号:5180001090695
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