光の出入りからレンズ形状を逆算し、光の分布を設計する

逆光線追跡・トポロジー最適化・AIを用いて、マイクロレンズアレイや自由曲面光学系を自動設計し、光の分布を制御する技術。

ANAX Optics株式会社 京都大学発 / 滋賀県 大津市 / 2022年設立
研究発の技術 光学設計 逆光線追跡 トポロジー最適化 AI マイクロレンズアレイ 自由曲面光学
実用化の段階
研究実証販売
光学設計・製造用ソフトを公式サイトで提供し、Hyperionは商用提供中と会社が発信。MLA設計技術はNEDO資料で試作・PoC完了とされる。
4製品
3提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

専門家に限られていた光学設計の難しさや、光学部品の試作・製造工程の時間と費用、製造現場の目視検査に伴う人手不足の解消を目指す。

どう動くか

従来の光学設計では、設計者がレンズ形状を仮定して光の進み方を計算し、目標に合うまで調整します。同社のMLA設計では、入力光と望ましい出力光の特性から逆解析して形状を求め、加工用CAMソフトにもつなげます。会社は逆光線追跡、トポロジー最適化、AIによる光学系の自動選定を特徴として挙げています。

できるようになること

光学設計の経験が少ない技術者も設計に参加しやすくなり、設計から製造までの検討を支援する。ライトフィールドカメラとAIの検査システムが実用化すれば、素形材などの検査工程の省人化につながるとNEDOは説明している。

技術の出自:京都大学発スタートアップ。マイクロレンズアレイの自動設計・加工技術。NEDO資料では京都大学発とされるが、学部・研究室・プロジェクト名は公開資料で確認できず。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 光学系・自由曲面光学素子の設計
  • マイクロレンズアレイ/マイクロミラーアレイの設計・加工
  • 光学部品の精密研磨
  • 製造工程・加工コストの見積もり
  • 素形材などの三次元外観検査
  • 撮像、拡張現実、リソグラフィ、光通信、バイオイメージング、光ピンセット

優位性の主張

会社の主張
逆光線追跡、トポロジー最適化、AIによる光学系の自動選定を特徴とし、自由曲面光学系に注力すると会社が説明。 出典
会社の主張
Hyperionは600超の市販レンズと1,500超のレンズ材料を収録し、光学の初学者でも設計・シミュレーションできると会社が説明。 出典
第三者の評価
NEDOの2022年度資料は、同社ソフトで設計した多焦点MLAを試作し、光学機能を確認して技術全体のPoCを行ったと報告。 出典

製品・サービス

販売中
Anax Hyperion

レンズカタログや自動設計機能を使い、光学系を設計・シミュレーションするソフト。 出典

光学設計者、製品開発企業、大学・研究機関
販売中
AnaxCAM

既存の工作機械やロボットを使った超精密研磨の経路・条件を作成するCAMソフト。 出典

光学部品メーカー、精密加工事業者
販売中
Pandao

レンズ仕様から製造工程、コスト、リスクを見積もるソフトと設計・製造性評価サービス。 出典

光学設計者、光学技術者、製造・購買部門
実証
ライトフィールドカメラを用いたAI自動欠陥検出技術

三次元多視点のライトフィールド撮影とAI判定を組み合わせる素形材向け検査システム。 出典

素形材・製造業。NEDO資料は医療・バイオ分野への展開も想定。

これまでの歩み 新しい順

2025-04
助成
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社・慶應義塾ほか「1stRound 第12回支援先に採択。活動資金は各社最大1,000万円と発表されているが、同社への実交付額は未確認。」 出典
2025-04
提携
Enable株式会社:2025年のOPIEで共同ブースを出展。顧客・共同開発の詳細は未公表。 出典
2025-04
提携
慶應義塾:第12回1stRoundの採択支援先として大学公式発表に掲載。 出典
2025-02
受賞
XTC Japan「XTC Japan 2025ファイナリスト」 出典
2024-08
助成
NEDO SBIR助成。2,000万円。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 出典
2023-11
助成
小笠原敏晶記念財団 研究開発助成。1,000万円。公益財団法人小笠原敏晶記念財団 出典
2023-09
助成
三菱UFJ技術育成財団 研究開発助成。300万円。公益財団法人三菱UFJ技術育成財団 出典
2022-10
助成
NEDO Entrepreneurs Program Type-A(2022年度)。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 出典

提携先・顧客

提携
Zeeko Ltd. 会社紹介で光学部品製造装置分野の主要パートナーとして言及。 出典
提携
Enable株式会社 2025年のOPIEで共同ブースを出展。顧客・共同開発の詳細は未公表。 出典
提携
慶應義塾 第12回1stRoundの採択支援先として大学公式発表に掲載。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで社名を検索し、確認できた特許ファミリーは1件。JP優先出願とPCT公開を確認。網羅性を保証する件数ではない。
主な分野ライトフィールド制御、マイクロレンズアレイ、自由曲面光学
海外出願True
WO2025258319A1/Light field control system and microlens array(優先日:2024-06-14、日本優先出願 JP2024096591) ANAX Optics株式会社(Google Patents表記:Anax Optics Inc) / PCT出願公開、審査中(Google Patents表示) 出典

会社の規模

従業員4名(2024-10時点) 出典
資本金1,200万円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトanax.jp/ja/home-jp

大学との関係

大学との関係
京都大学 会社公式サイトは、京都大学で生まれた技術をもとに立ち上げたスピンオフと説明している。大学からのライセンスや出資は確認できなかった。 出典
大学との関係
慶應義塾大学 会社公式サイトは慶應義塾大学の支援を受けていると説明。慶應義塾大学の発表では、ANAX Opticsが大学関連チームとして起業支援プログラム「1stRound」に採択された。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:14件
法人番号:5160001024044
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