心理学と文章データから、書き手や読み手の感情を推定

心理学と自然言語処理を組み合わせ、文章の書き手の心理・感情や、読み手が文章から受ける感情を推定する深層学習型センチメント分析技術。

株式会社京都テキストラボ 京都大学・早稲田大学発 / 京都府 京都市左京区 / 2020年設立
研究発の技術 自然言語処理 センチメント分析 深層学習 心理学 感情推定 感情予測
実用化の段階
研究実証販売
Text_Assistは2023年1月に販売開始と公表され、2025年2月には新聞社向けアプリの導入も公表されている。
5製品
2提携・顧客
0特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

従来の単語中心の肯定・否定分析では捉えにくい、文章全体の心理・感情や、文章が読み手に与える感情的な影響を分析する。

どう動くか

心理学の知見を用いて感情に関する学習データを設計し、人が文章を読んで判断したデータで日本語の大規模言語モデルを調整、独自の深層学習モデルを構築する。単語の肯定・否定だけでなく、文章全体を複数の感情指標で評価し、読み手が抱く感情も予測する。京都府の紹介によると、7指標の一部は喜び、恐怖、驚き、信頼、曖昧、意図、経済への期待。

できるようになること

企業・自治体が発信文や顧客の声を感情面から分析し、文章の改善やコミュニケーションに活用できる。京都iCAPは、企業・個人間の新しいコミュニケーション創出やメンタルヘルス改善への貢献を期待すると説明している。

技術の出自:京都大学大学院教育学研究科の感情認識・表現、心理学分野と、京都大学大学院情報学研究科・早稲田大学基幹理工学部情報通信学科の自然言語処理分野。京都大学GAPファンド「多言語センチメント分析による金融予測システムの開発とリリース」。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 企業・自治体の広報文や告知文の感情分析
  • 個人のSNS投稿前の文章確認
  • 顧客対応・社内文書などのテキスト分析
  • 記事・文書の見出し生成と効果分析
  • ニュースやSNSのセンチメント分析を用いた金融予測
  • 電子カルテのオーダリング情報・要約の自動生成

優位性の主張

会社の主張
心理学的に設計した学習データを使い、一般的な肯定・否定分類にとどまらず、書き手の心理・感情や読み手が抱く感情を推定・予測できると説明している。 出典
大学の発表
心理学と情報学を融合し、ニュースやSNSのテキストに基づいて金融指標を従来にない高い精度で予測することに成功したと説明している。性能値や評価条件は同資料に記載なし。 出典

製品・サービス

販売中
Text_Assist(Text Assist)

文章を入力すると、読み手が抱く感情を7指標で予測するウェブアプリ。 出典

自治体、企業、個人の文章作成者
販売中
オーダーメイドモデル開発

顧客の業務領域や保有テキストに合わせたセンチメント分析モデルを開発する。 出典

社内文書や顧客対応テキストを分析したい企業
試験導入
見出し生成+

本文から見出しを生成し、その見出しの魅力を分析する開発中のアプリ。 出典

記事・文書の作成者、メディア事業者
研究段階
金融取引の未来予測サービス

ニュース等のテキスト分析を利用した金融指標・市場変動の予測サービス。 出典

金融機関・金融関連事業者等。提供先は確認できず。
研究段階
電子カルテ向け情報生成システム

電子カルテのオーダリング情報や要約を自動生成するシステムの開発。 出典

医療機関

これまでの歩み 新しい順

2025-02
顧客
沖縄タイムス社:京都新聞社と共同開発した見出し判定アプリを導入。 出典
2022-04
資金調達
3,000万円。京都大学イノベーションキャピタル株式会社(KYOTO-iCAP2号ファンド) 出典
2021-07
助成
次世代地域産業推進事業 出典
2021-07
助成
京都府・京都産業21「令和3年度 次世代地域産業推進事業補助金採択(テキスト情報のセンチメント分析による心理・感情の予測システムの開発)」 出典
2020-03
助成
京都大学GAPファンド採択(会社設立前の研究プロジェクト) 出典
2020-03
助成
京都大学「京都大学GAPファンド採択(2019年度)」 出典

提携先・顧客

共同開発
京都新聞社 ウェブ配信記事の見出しの魅力を判定するアプリを共同開発。 出典
顧客
沖縄タイムス社 京都新聞社と共同開発した見出し判定アプリを導入。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金2,600万円(2024-06-25時点) 出典
大学との関係教職員等ベンチャー
公式サイトkyoto-textlab.com

大学との関係

大学との関係
京都大学 京都大学の起業活動支援プログラム(GAPファンド)で取り組まれた研究を基盤として設立されたと京都iCAPが紹介。京都大学発ベンチャーとして説明されている。 出典
共同研究
早稲田大学 同社の取締役が早稲田大学教授で、自然言語処理の研究成果を事業に応用している。京都iCAPは、同社の起点となった研究チームとその研究成果について説明している。 出典
大学との関係
京都大学 同社公式サイトの記録に京都大学GAPファンド採択の掲載がある。採択記録の年月日は2020年3月31日。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:10件
法人番号:5120901042958
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