5個のアミノ酸からなるペプチドを化粧品原料に活用

大阪大学由来の機能性ペプチドを研究開発し、化粧品原料や医薬品候補、医療機器へ応用する技術。公開情報で商用化を確認できる主力は美容成分OSK9/AAP。

株式会社ファンペップヘルスケア 大阪大学発 / 大阪府 茨木市 / 2016年設立
研究発の技術 機能性ペプチド ショートペプチド 化粧品原料 抗体誘導ペプチド 医療機器 ファインバブル
実用化の段階
研究実証販売
OSK9配合化粧品が2024年8月に発売され、アルビオンのアンフィネス全7品目に採用されている。
3製品
3提携・顧客
2特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

化粧品分野では肌のハリや真皮組織に関わる機能性成分を提供し、医薬品分野では標的に対する抗体を体内で誘導する治療ワクチンの実用化を目指す。

どう動くか

OSK9/AAPは5個のアミノ酸からなる短いペプチド。会社発表によると、皮膚の線維芽細胞に働きかけてSDF-1の生成を促し、線維芽細胞の増殖やコラーゲン・ヒアルロン酸の生成を促進する。別の研究開発領域では、AJP001を基盤に標的タンパク質の一部に対する免疫反応を誘導するペプチドワクチンを開発している。

できるようになること

OSK9配合化粧品は販売中で、機能性ペプチドをスキンケア製品に活用している。会社は、生体用洗浄器について医療・介護現場の洗浄や口腔ケア等への利用を期待すると説明している。

技術の出自:大阪大学大学院医学系研究科の研究成果。親会社ファンペップは大阪大学発ベンチャーとして説明されている。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 化粧品・スキンケア
  • 医薬品候補・抗体誘導ペプチドワクチン
  • 医療・介護現場の生体洗浄
  • 口腔ケア

優位性の主張

会社の主張
OSK9/AAPは5アミノ酸の短いペプチドで、線維芽細胞内のSDF-1生成を通じ、コラーゲン・ヒアルロン酸生成や線維芽細胞増殖を促すと会社が説明している。 出典
会社の主張
親会社はAJP001を抗体誘導ペプチドの創薬基盤技術として展開している。これはファンペップグループの説明であり、子会社単独の臨床開発実績を示すものではない。 出典
第三者の評価
第1回ヘルスケアベンチャー大賞で「機能性ショートペプチドによる化粧品材料の開発」が大賞を受賞した。 出典

製品・サービス

販売中
機能性ショートペプチド OSK9/AAP(化粧品原料)

5アミノ酸からなる美容成分。アルビオンのスキンケア「アンフィネス」全7品目に配合。 出典

化粧品メーカー
研究段階
AJP001関連機能性ペプチド

大阪大学由来の知的財産を基盤とする機能性ペプチド。医薬品等への応用・実用化を研究開発中。 出典

製薬企業等
試験導入
ミラブルボディウォッシャー

サイエンスのファインバブル技術を用いた電動式生体用洗浄器。一般医療機器として届出済み。 出典

医療機関・介護施設等

これまでの歩み 新しい順

2024-10
共同開発
株式会社サイエンス:ファインバブル技術を用いた生体用洗浄器を共同開発。 出典
2024-10
規制・認証
ミラブルボディウォッシャー(届出番号 26B2X10045000001、一般医療機器・クラスI)(製造販売の届出完了。販売開始は確認できず。) 出典
2024-08
顧客
株式会社アルビオン:OSK9配合成分をスキンケア「アンフィネス」全7品目に採用。 出典
2016-05
提携
国立大学法人大阪大学:機能性ペプチド等の知的財産について独占的実施権の許諾を受けている。 出典

提携先・顧客

顧客
株式会社アルビオン OSK9配合成分をスキンケア「アンフィネス」全7品目に採用。 出典
共同開発
株式会社サイエンス ファインバブル技術を用いた生体用洗浄器を共同開発。 出典
提携
国立大学法人大阪大学 機能性ペプチド等の知的財産について独占的実施権の許諾を受けている。 出典

特許

2 件 出典
親会社の2023年度有価証券報告書に記載された、子会社が実施権許諾を受ける大阪大学名義の関連ペプチド特許2件を確認。Google Patentsでは子会社名義の直接出願を特定できず、網羅件数ではない。
主な分野抗老化作用を有する機能性ペプチド、新規ペプチドおよび用途
海外出願True
PCT/JP2014/058786「抗老化作用を有するペプチドおよびその利用」 大阪大学 / 日本・米国・欧州の主要国で特許成立と親会社資料に記載。ファンペップヘルスケアは大阪大学から実施権許諾を受けている。 出典
PCT/JP2015/077139「新規ペプチドおよびその用途」 大阪大学 / 日本・米国・欧州の主要国で特許成立と親会社資料に記載。ファンペップヘルスケアは大阪大学から実施権許諾を受けている。 出典

会社の規模

資本金955万円(2025-12-31時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-12-31—-272万円4,759万円4,790万円 出典
2024-12-31—100万円5,031万円5,074万円 出典
2023-12-31—-312万円—4,952万円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

ライセンス
大阪大学 抗体誘導ペプチド等に関する知的財産権の独占的実施権の許諾を受けている。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

事業会社(CVCを含む) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:9件
法人番号:5120901036893
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