温泉水をまねた試験で、配管に付く鉱物への対策を評価する
温泉・地熱水で生じるスケールの付着を評価・分析し、抑制技術や材料の開発を支援する試験・解析技術。
湯海株式会社 東京海洋大学発 / 東京都 中央区銀座1丁目 / 2024年設立
専門サービス・地域の事業 温泉スケール 地熱 スケール付着評価 微細構造解析 材料評価 熱交換器
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトで試験・分析・助言を提供し、スケール付着試験機と熱交換器等を販売すると案内している。顧客名や販売実績の公表は確認できない。
5製品
1提携・顧客
1特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
スケールによる温泉・地熱配管の閉塞や熱交換効率の低下は、清掃・保守の負担や地熱発電の稼働・発電量低下につながります。現地と同様の条件を実験室で再現しにくく、抑制技術の評価に時間がかかることも課題です。
どう動くか
地上に出た温泉・地熱水は温度や圧力が変わり、溶けていた鉱物が析出して配管などに付着します。東京海洋大学の研究では、現地で採取したスケールの結晶・分子構造を調べ、実験室で現地に近いスケールを模擬して材料や添加材の抑制効果を評価します。小浜温泉では、主成分とは異なるケイ酸塩が材料表面に初期付着することを確認したと大学が報告しています。
できるようになること
実験室で現地に近いスケールを模擬して材料・添加材を評価できれば、対策技術の検討を速められると大学は説明しています。配管閉塞や熱交換低下の抑制は、温泉設備の保守負担軽減や地熱発電の安定操業に寄与する可能性があります。
技術の出自:東京海洋大学 学術研究院 海洋電子機械工学部門の機械材料・地熱スケール研究。研究プロジェクト名は公開情報で確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 温泉配管のスケール付着・閉塞対策
- 地熱発電設備の配管・熱交換器のスケール対策
- 材料・添加材のスケール抑制効果評価
- 析出スケール・温泉成分の分析
- 温泉熱の利用助言
優位性の主張
大学の発表
大学は、実験室で現地のスケールを模擬する装置を「世界初」と紹介し、現地スケールに近い構造を再現して研究開発の速度を高めることを目指すと説明している。比較条件・性能値は公表ページに記載されていない。 出典
大学の発表
東京海洋大学の研究では、小浜温泉のスケールで、一般に主成分とされる炭酸カルシウムではなく、材料表面に最初に付着する鉱物相がシリケートであることを明らかにしたとしている。
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
会社名および英語名でウェブ検索・Google Patents検索を行った範囲では特定可能な公報を確認できず。大学研究室ページには現地スケール模擬装置の特許出願中との記載があるが、番号等がなく件数を確定できない。
主な分野地熱・温泉スケール模擬、スケール付着評価
現地スケール模擬装置(研究室ページに特許出願中との記載。出願番号・正式名称は未確認) 出願中との研究室記載。出願人・番号・法的状態は確認できず
会社の規模
大学との関係
大学の認定
東京海洋大学 東京海洋大学発ベンチャーとして認定され、称号記が授与された。 出典