約23.7万電極でヒト細胞の電気活動を測り、薬効や毒性を評価

ヒトiPS細胞由来の神経・心筋細胞などに薬剤を加え、微小電極アレイ(MEA)で電気活動を測定し、薬効・毒性・作用機序を評価する技術。

株式会社VitroVo 宮城県 仙台市 / 2023年設立
研究発の技術 MEA 高密度CMOS-MEA iPS細胞 電気生理学 創薬支援 化合物評価
実用化の段階
研究実証販売
会社は2024年3月から業務を開始したと公表し、大学・市の資料でも受託実績が確認できる一方、高密度CMOS-MEA装置は2025年6月時点で試験提供段階。
2製品
4提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

動物と人の反応差や、動物実験にかかる時間・費用により、創薬候補の薬効・毒性を早期に予測しにくい課題に取り組む。

どう動くか

培養細胞を電極付きチップ上で計測し、細胞外電位の波形を得ます。高密度CMOS-MEAでは、チップ上に約23.7万個の電極を集積して活動を高解像度で記録し、解析ソフトやAIで電気活動、画像、遺伝子発現などを評価します。VitroVoは受託試験や解析支援を提供し、装置の試験提供にも参画しています。

できるようになること

会社や共同開発各社は、ヒト細胞の電気活動を詳しく評価することで、創薬候補のリスク・薬効評価の効率化や実験動物への依存低減につながる可能性を示している。

技術の出自:東北工業大学 工学部の電気生理学・MEA計測およびiPS細胞由来神経細胞の化合物評価研究。東北工業大学発ベンチャーとして設立。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 神経疾患・精神疾患の創薬研究
  • 心筋・神経細胞を用いた化合物の薬効・毒性評価
  • 候補化合物の作用機序予測・スクリーニング
  • 脳オルガノイド・急性脳スライス・MPSを用いた研究
  • 実験動物を用いる評価の補完

優位性の主張

会社の主張
100種類以上のヒトiPS神経細胞の培養経験と、1,000化合物以上の評価経験を基に、細胞選定から試験法を提案すると説明している。 出典
第三者の評価
約23.7万電極の高密度CMOS-MEAと、化合物評価向けに最適化した解析アルゴリズムを組み合わせ、従来より高密度・高精細に細胞活動を計測できると共同発表している。 出典
会社の主張
MEA波形のAI解析により、化合物の効果・毒性・作用機序を予測し、脳オルガノイドやアストロサイトの低周波成分解析も強みとしている。 出典

製品・サービス

販売中
神経・心臓 in vitro 化合物評価受託サービス

iPS細胞由来神経・心筋、脳オルガノイド等を用い、MEAなどで化合物の薬効・毒性を評価する受託試験。 出典

製薬会社、化学メーカー、創薬企業、研究機関
試験導入
約23.7万電極 高密度CMOS-MEA試験提供・受託評価

Sony・SCREENと開発した高密度MEAシステムの試験提供。VitroVoは細胞培養・解析支援と受託試験を担う。 出典

医薬品開発企業、研究機関

これまでの歩み 新しい順

2026-07
助成
令和8年度 Go-Tech事業採択 出典
2026-01
助成
中小企業庁「令和8年度 成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)採択」 出典
2026-01
提携
宮城県産業振興機構:令和8年度Go-Tech事業でプロジェクト管理機関を担当。 出典
2025-06
共同開発
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社:SCREEN、東北工業大学と高密度CMOS-MEAシステムを共同開発し、試験提供を開始。 出典
2025-05
海外顧客
米国・欧州:海外販路拡大の支援を受け、海外展示会で複数企業との商談を獲得し、契約手続きに進んだと支援事業者が報告。契約成立や顧客名は確認できない。 出典
2025-03
海外提携
Axcelead Drug Discovery Partnersとの協業を開始。海外を含む新規顧客へのサービス提供機会の拡大を目指す。 出典
2024-06
採択
仙台市「TGA~DeepTech~2024 採択」 出典
2024-05
共同開発
東北工業大学:研究成果を基に設立された大学発ベンチャー。MEA研究と高密度システム開発で協力。 出典

提携先・顧客

共同開発
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 SCREEN、東北工業大学と高密度CMOS-MEAシステムを共同開発し、試験提供を開始。 出典
共同開発
株式会社SCREENホールディングス Sony、東北工業大学と高密度MEAシステムを開発。装置提供と試験提供に関与。 出典
共同開発
東北工業大学 研究成果を基に設立された大学発ベンチャー。MEA研究と高密度システム開発で協力。 出典
提携
宮城県産業振興機構 令和8年度Go-Tech事業でプロジェクト管理機関を担当。 出典

特許

1 件 出典
会社の技術ページに掲載された知財を起点にGoogle Patentsで確認した1特許ファミリー。会社名義特許の網羅的検索結果ではない。
主な分野神経細胞活動データの画像認識・機械学習、化合物の薬効・毒性等の特性予測
海外出願True
JP6567153B1「対象化合物の特性の予測を行うための方法、コンピュータシステム、プログラム」 学校法人東北工業大学 / 日本登録(Google Patents表示はActive)。同一家族のUS登録、EP係属、WO出願あり。WOはCeased表示。 出典

会社の規模

従業員9名 出典
資本金700万円 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトvitrovo.co.jp

大学との関係

大学の認定
東北工業大学 大学教員の研究成果を基に設立され、同大学第1号の大学発ベンチャーとして認定された。公式会社概要には、同大学キャンパス内に実験室があると記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:12件
法人番号:4370001050788
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