OCRと生成AIで、病院の医療文書の作成や共有を支援する
医療機関向けのクラウド業務システムとAI。紹介状・FAXの共有をデジタル化し、生成AIやOCRで医療文書の作成、要約、検索などを支援する。
株式会社Albatrus 東京大学発 / 三重県 津市 / 2024年設立
技術を使った製品・サービス 医療DX 生成AI AIエージェント OCR 自然言語処理 医療情報検索
実用化の段階
研究実証販売
紹介状クラウド、Smart FAX、メディラクAI、Apollo AIについて正式提供開始の発表があり、永井病院の導入・共同開発事例も公開されている。
5製品
3提携・顧客
0特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
紹介状の郵送・手渡しやFAX、医療文書作成、院内情報検索にかかる職員の時間と事務負担を減らし、医療機関間の情報連携を円滑にする。
どう動くか
紹介状クラウドではPDFをアップロードし、AIによる宛先候補の提示、医師の電子署名を経て、連携先へ安全に共有する。Smart FAXは受信文書をクラウドに保存し、OCRで文字起こし・要約・分類する。生成AI製品は閉域網やクラウド環境で院内データを扱い、文書の下書きや情報検索を支援する。メドシルAIは医学書を参照元に回答し、根拠を表示すると会社が説明している。個別の基盤モデルや独自アルゴリズムの詳細は公表資料で確認できない。
できるようになること
会社は、紙や郵送に伴う作業・費用を抑え、職員が地域連携や患者対応に注力できることを目指すと説明している。AI製品では文書作成や情報検索を支援し、医療現場の業務効率化を図る。
技術の出自:東京大学。同社は「東京大学発」と紹介しているが、特定の学部・研究分野・研究プロジェクトから技術移転したことは確認できない。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 病院から地域の診療所への紹介状・返書共有
- 病院と地域医療機関の地域連携業務
- 病院のFAX受送信、文書保管、仕分け、転記
- 紹介状、看護サマリ、退院サマリなどの医療文書作成支援
- 院内記録・マニュアルの検索、音声文字起こし、OCR
- 医学書を根拠とする医療従事者向け情報検索
優位性の主張
会社の主張
紹介状PDFの宛先をAIが提案し、アップロードから電子署名、送信までをクラウド上で行えると説明している。郵送・手渡し作業の負担を最大75%削減するとの主張は、会社発表の条件に基づく値。 出典
会社の主張
紹介状の印刷・封入・投函が1通約4分から送信約1分になり、作業時間を最大75%削減すると発表。郵送費の目安150円に対し送信費用120円/通とも説明している。 出典
会社の主張
Smart FAXの実証実験で、永井病院(199床)において年間約2,200時間、約330万円の削減と月約6,000枚の紙削減を確認したと発表。 出典
会社の主張
メディラクAIについて、100〜400床の中小病院を主対象とし、閉域網とAWSを使って電子カルテネットワークから利用でき、入力データをAI学習に使わない設計と説明している。 出典
会社の主張
メドシルAIは南江堂の医学書を参照し、回答に書籍上の根拠を紐づける検索・回答生成AIだと会社が説明している。 出典
第三者の評価
「Medcloud 紹介状クラウド」が病院DXアワード2026の優秀賞に選出された。 出典
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
医療法人永井病院 Smart FAX、紹介状クラウド等を病院との共同開発・実証で展開。 出典
提携
セイコーソリューションズ株式会社 電子同意サービスを紹介状クラウドに採用し、電子署名・タイムスタンプ機能を提供。 出典
共同開発
株式会社南江堂 南江堂の医学書を参照データとして、メドシルAIを開発・提供。 出典
特許
公開情報では確認できていない。
会社の規模
大学との関係
大学との関係
東京大学 会社は自社を「東京大学発」のスタートアップと紹介している。大学による認定、施設入居、ライセンス、共同研究、出資などの具体的な制度上の関係は確認できなかった。 出典