多孔質カーボン電極を印刷し、インジウムを使わない太陽電池を目指す
多孔質カーボン電極を用い、インジウムフリーの基板上にスクリーン印刷で製造するペロブスカイト太陽電池。水素燃料電池用触媒や導電性カーボンペーストも開発する。
株式会社先端化学研究所 兵庫県立大学発 / 兵庫県 神戸市中央区
研究発の技術 ペロブスカイト太陽電池 多孔質カーボン電極 スクリーン印刷 インジウムフリー 導電性カーボンペースト 水素燃料電池
実用化の段階
研究実証販売
30cm角の試作セルを公表し、モジュール化に向けた研究開発と公的プログラムでの試作・実証支援が進行中。
4製品
2提携・顧客
0特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
ペロブスカイト太陽電池の耐久性、ITO基板によるコストやインジウム調達の課題を抑え、低価格で長く使える太陽電池の実用化を目指す。
どう動くか
会社の説明では、FTOガラス基板に機能材料をスクリーン印刷し、多孔質カーボンを電極として用いる。真空スパッタ工程を使わない大気中プロセスで、材料ロスと製造コストを抑える狙いがある。高温・高湿度試験で耐久性を確認したとしているが、保証条件や試験データの詳細は公表資料で確認できなかった。
できるようになること
会社は、低コスト化と耐久性向上により、太陽光を基幹電源として使うことを目指す。薄く軽い太陽電池の特性と合わせ、従来設置しにくかった場所への導入可能性も示している。
技術の出自:兵庫県立大学発ベンチャー。大学の研究シーズを活用したと公表されている。大学内インキュベーションセンターに研究所を置く。学部・研究プロジェクト名の公表は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5
使われる場面
- 太陽光発電
- 建物・設備など従来型太陽電池を設置しにくい場所への発電設備導入
- 太陽電池・電子部品・モーター向け導電材料
- 水素燃料電池・水素製造
優位性の主張
会社の主張
多孔質カーボン電極とインジウムフリーのFTO基板を使い、真空工程なしの大気中スクリーン印刷で製造できると主張。 出典
会社の主張
高温・高湿度試験で耐久性を確認し、20年保証が可能な技術を確立したと説明。試験条件や保証条件は公表資料で確認できず。 出典
会社の主張
インジウムフリーガラス基板の30cm角セルを作製し、モジュールパネルの開発を継続していると公表。 出典
会社の主張
導電性カーボンペーストについて、シート抵抗10Ω/sq以下の製品を開発したと説明。 出典
会社の主張
水素燃料電池用触媒について、一般的な白金カーボンと比べ約10倍の耐久性を得たと会社資料で主張。測定条件は同資料に詳述されていない。 出典
製品・サービス
試験導入
多層多孔質カーボン電極型ペロブスカイト太陽電池
インジウムフリー基板と多孔質カーボン電極を用い、スクリーン印刷で製造する太陽電池。30cm角試作を公表。 出典
太陽電池メーカー、発電事業者、太陽光導入を検討する企業・自治体
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
提携
兵庫県 HYOGO Monozukuri Frontierに採択。試作開発・実証等の支援対象。
提携
株式会社日本政策金融公庫 ソーシャルビジネス支援資金による融資を実行。 出典
特許
公開情報では確認できていない。
主な分野ペロブスカイト太陽電池の高効率化(申請中との公表のみ)
会社の規模
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトsenkaken.co.jp