細い流路で反応を制御し、有機合成の条件探しを自動化する
フローケミストリー向けの自動合成装置と周辺機器。微細流路に反応液を流しながら有機合成するための送液・温度・圧力制御や実験自動化を提供する。
株式会社DFC 京都大学発 / 京都府 宇治市 / 2014年設立
技術を使った製品・サービス フローケミストリー マイクロリアクター 有機合成 自動合成 ラボオートメーション 精密温度制御
実用化の段階
研究実証販売
会社沿革にOptimFlow(2019年)、AltaFlow(2022年)、CYCROSS(2023年)などの販売開始が記載され、現在も製品案内と見積窓口が公開されている。
5製品
3提携・顧客
4特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来の容器内反応では扱いにくい温度・圧力・送液条件の精密な制御や、反応条件探索の自動化を支援する。
どう動くか
複数の試薬を細い流路へ送り、混合・反応させる。DFCの説明では、流路は容器反応より表面積が大きく熱交換が速いため温度を調整しやすく、拡散距離が短いため混合が速い。流速を変えることで反応器内の滞留時間も調整できる。OptimFlowは少量多検体の合成を自動化し、AltaFlowは流速や滞留時間などを設定してプロセス条件を検討する。
できるようになること
会社は創薬研究向けの少量多検体合成やプロセス条件検討を支援する装置を販売している。旭製作所との提携では、研究開発から商用生産までを視野にフロー合成ソリューションと国内販売・サポート体制を拡充するとしている。
技術の出自:会社による製品開発。中核技術の大学・研究室由来は確認できず。京都大学との関連では、2015年に非常用水素発生装置の共同開発に着手し、2017年に「固体水素源の実用化研究」が京都大学インキュベーションプログラムに採択された記録がある。 出典1 出典2 出典3
使われる場面
- 創薬研究・医薬品シード探索
- 有機合成の反応条件探索
- 医薬品・ファインケミカルのプロセス開発
- ペプチド合成研究
- 光化学反応・電解反応
- フロー合成の生産適用
優位性の主張
会社の主張
OptimizerFlowは少量多検体を最大100実験まで自動合成でき、創薬研究のシード探索向けと説明している。 出典
会社の主張
AltaFlowは流速または滞留時間を指定でき、試薬切替、流速変更、リアクタ温度調整などの条件検討を自動化する。測定機器との接続にも対応するとしている。 出典
大学の発表
フローケミストリー向けに、超低温・高温の精密温度制御、低流速での圧力制御、特殊試薬の安定送液などに対応する装置を開発している。 出典
第三者の評価
主力装置OptimFlowは医薬品メーカー4社との約2年間の共同研究を経て製品化されたと、京都グリーンケミカル・ネットワークの紹介資料が記載している。 出典
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
主な分野フロー式光反応装置・光透過性流路、合成物の収集制御、外気を避けた原料吸引、反応条件の測定・合成物区間との対応付け
JP6453928B2 光透過性流路ユニット及び光反応装置(出願 JP2017045877A) 株式会社Dfc / 登録・Active(Google Patents表示) 出典
JP7509408B2 合成物収集制御装置および合成物収集制御プログラム(出願 JP2020120987A) 株式会社Dfc / 登録(公開特許情報で確認) 出典
JP7685128B2 原料収容ケース及びそれを用いた原料吸引装置(出願 JP2020127799A) 株式会社Dfc / 登録・Active(Google Patents表示) 出典
特開2026-005159 反応環境特定装置および反応環境特定プログラム(出願 特願2024-103439) 株式会社DFC / 公開公報・審査状況は確認できず 出典
会社の規模
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
株式会社旭製作所
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。